「銀河英雄伝説7~10巻」オリビエ・ポプランの名言・台詞をまとめていきます。
銀河英雄伝説 全15巻セット (文庫)
7巻 怒濤篇
第二章 すべての旗に背いて
「ユリアン、お前さんは何でもよくできるがな、注意しろよ、戦略戦術はヤン・ウェンリーにおよばず、白兵戦技はワルター・フォン・シェーンコップにおよばず、空戦技術はオリビエ・ポプランにおよばず、なんてことになったら、器用貧乏ということばの生きた見本になってしまうからな」
「だからな、ユリアン、せめて色事ぐらいはおれを上まわるよう努力しろや」
第四章 解放・革命・謀略その他
「全人類の数が400億人、そのうち半数が女。うち半数が年齢制限にひっかかり、さらにまた半数が容姿で落第するとしても、50億人は恋愛の対象になりますからな」
「一秒でも惜しんでいられません」
「性格の良い女はアッテンボロー提督にまかせますよ。おれは性格が悪いほうの半分を引きうけてあげますからね」
第五章 蕩児たちの帰宅
「イゼルローン要塞は逃げやしないが、新年の乾杯はいましかできないからな」
「平和になったら──退屈きわまるが、おれは善良な青少年相手に人生相談室でも開くとしようかと思ってる。人徳あらたかなせいか、おれは年少者に信用があるんでね」
「おれに言わせれば、問題はカリンが不幸なことじゃない。自分は不幸だとカリンが思いこんでいることさ」
「いつものことさ、やるしかない」
「不愉快だな、どうも」
「何がって、地球といいここといい、床に足をつけて闘うことに慣らされてしまった。こんなに不愉快なことがまたとあるか」
第八章 前途遼遠
「ビュコック元帥は同盟軍なんぞにはもったいないみごとな爺さんだった。過去形を使わなきゃならないのが残念だがね」
「悼むのは自然かつ当然としても、そろそろ、真の慰霊法を考えるべきさ」
「帝国軍と戦って勝つ」
「ノウハウはわれらが元帥どのが考えるさ。それしか特長がないんだからな」
「シェーンコップ中将、すこしまじめに言いますと、あの娘は自分自身で感情をもてあましているし、それを的確に表現する術も知らんのです」
「年長者のがわが、出口へさそってやるべきだと、おれは思いますね。出すぎたことを言って申しわけありませんが」
「それはまあ、娘が父親の罪をせおうこともなかろうしね」
「……まあ、何にせよ、カリン、不幸を商品にするのは、うちの艦隊の気風にあわないし、お前さんにも似あわんぜ。たとえ気にいらない奴でもいつまでも生きているわけはなし……」
「イワン・コーネフの野郎なんか、おれを裏ぎりやがった。殺されても死なない奴だと思いこませておいてな」
「順当にいけば、シェーンコップの不良中年は、お前さんより20年早くくたばる。墓石と仲なおりしたって意味があるまい」
8巻 乱離篇
第二章 春の嵐
「(発狂しないのは)全員、最初から発狂していたようなものだからである」
「辛くなる? 冗談じゃない、それじゃまるで普段が甘いみたいじゃないか」
第三章 常勝と不敗と
「世の中を甘く見ることさ」
「見栄をはるのは、けっこうなことだ。最初は大きすぎる服でも、成長すれば身体にあうようになる。勇気も同じことだ」
「……と、人生相談係のポプラン氏は無責任にのたもうた。しょせん他人の人生である」
「よし、行け、カリン、教えたことの62.4パーセントばかり実行すれば、お前さんは生き残れる」
第五章 魔術師、還らず
「ベッドがほしい、女つきでなくていい」
「ブルームハルトは護衛役、スールはビュコック爺さんの代理人として選ばれたのさ。パトリチェフ中将? あれは引きたて役、それ以外に何があるというんだ」
第九章 八月の新政府
「ひがんではいけませんな、アッテンボロー提督。女に関しては1の下は0。コンマいくつなんてのはないんですから」
9巻 回天篇
第一章 辺境にて
「だまってろ! 青二才! 何だっておれがヤン・ウェンリー以外のやつの命令をきかなくちゃならない? おれには自分に命令を与える相手を、自分で選ぶ権利があるはずだ」
「それが民主主義ってものじゃないか、ええ?」
「さて、この際、あんたのほうはわずかな想像力をはたらかせればいいのさ」
「あんたより年齢がずっと若くて、ずっと重い責任を負わされた相手を、口ぎたなくののしるような人間が、周囲の目に美しく見えるかどうか」
第五章 ウルヴァシー事件
「旧い世代からの無理解は、若い変革者の背負う宿命だ。ともに起って、彼らを過去の追憶のなかへ追いやってしまおうぜ、諸君」
第七章 剣に生き……
「死ぬのがこわくて生きていられるか」
第八章 剣に斃れ
「贅沢は言わない、ちょっと花火見物をしたい。はでになったらそれでもいいけどな」
10巻 落日篇
第二章 動乱への誘い
「時きたるというわけだ。果物にも、戦いにも、女にも、熟れごろがあるものさ」
「宇宙の恥さらし。平和と統一の敵。血迷った叛逆者。首に縄をかけて白刃の上でダンスしている血まみれのピエロ。明日の死を考えもしない楽天主義の純粋培養物……」
「おれには自虐趣味はありませんが」
「ええ、あなたたちの悪口ですよ」
第五章 昏迷の惑星
「危険から逃げた、見さかいもなく不美人に手を出した、と言われたのでは、オリビエ・ポプラン一生の名おれだ。おれはついていくからな」
「ジグソー・パズルを完成させるにしても、片がもともと不足しているのさ」
第七章 深紅の星路
「冗談の一言は、血の一滴」
第八章 美姫は血を欲す
「フライング・ボールの反則王を甘く見るなよ、マネキン野郎が……」
第九章 黄金獅子旗に光なし
「おれはうっかり死ぬこともできなくなってしまったぜ。地獄へ行ったらワルター・フォン・シェーンコップがでかい面で魔女どもを侍らせているかと思うと、行く気になれやせん」
「オリビエ・ポプラン、宇宙暦771年15月36日生まれ、801年6月1日、美女たちの涙の湖で溺死、享年29歳。ちゃんと自分で墓碑銘まで撰したのに、死文になってしまって残念ですよ」
「まさか。留守番は子供のころからきらいでね」
第十章 夢、見果てたり
「おれはもう、ヤン・ウェンリーの下で服従心と忍耐心を費いはたした。これから先、死ぬまで、誰にも頭を下げる気はないし、誰の家につながれるのも、ごめんこうむりたいね」
「こんな場所でこんなことをするなんて、つい50日前には想像もしなかった。生きてると退屈しないでいいな」
「いいか、早死するんじゃないぞ。何十年かたって、おたがいに老人になったら再会しよう。そして、おれたちをおいてきぼりにして死んじまった奴らの悪口を言いあおうぜ」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
銀河英雄伝説 全15巻セット (文庫)
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