「マンガ自営業の老後」の名言まとめました

「マンガ自営業の老後(上田惣子)」より名言をまとめていきます。

フリーのイラストレーターが病気をキッカケに、老後に対する不安が芽生えた。
そして自分には、老後に対する知識が不足していることを知る。
全くの素人が一から覚えたような知識を、マンガ形式で解説している。
同じく老後知識ゼロの人に、おすすめの一冊です。

つらいこと

お金がないのもつらいけど、必要とされなくなったのはもっとつらい。

自営業にとって、今まで関わったものがなくなった時、必要としてくてた人から声が掛からなくなった時には大きな絶望感が襲ってくる。
自分の全てが否定された気持ちになる。
こうならない努力は、常にしないといけないですね。

同じこと

仕事のないフリーランスなど無職と同じ。

請負のフリーランスとしては聞きたくない言葉だろう。
これに追加言葉は見つからない。

老人の支出

「でもさー。老人って実際そんなにお金使わないんじゃないの?」
「想像力の欠如!!息してるだけでお金はかかるっつーの!!」

著者の甘い認識を、若い金銭感覚の高い人が叱っている。
若者と老人の支出の差は、遊びの費用の差だけであり基本は同じ。
むしろ情報に弱く、また遠くにいけないことから、高いものを買ってしまう傾向にある。
「息してるだけでお金はかかるっつーの」は名言です。

過去の自分

いま苦しい老後を送ってる人って、まさか自分がこんな生活になるとは思ってなかったはずです。
お金のことをちゃんと考えることは、未来の自分を助けることでもあるんですよ。

まさに、その通り。多くの人が、老後の不安は老後に考えればいいと思っている。
しかし最低限の算段は、していたほうがいいですね。

不安なこと

「不安」っていくらお金が足りないのか具体的にわかると消えるらしいですよ。
「生涯収支」を出してみましょう!

確かに漠然とした不安はあっても、具体的なことを知らない場合が多い。
実際に作ってみると、いかに自分が自分のことを知らないのかが分かるもの。
ただ本書内で作っている生涯収支は、あまりにも世間から離れている。

スポンサーリンク

自分バブル

ボクね収入の絶頂期、「自分バブル」に気づかなかったの。
ずーっとこのまま仕事が続くと思ってた。
でもいつのまにかお金が入らなくなってたのね。
そこではじめて「自分バブル」が終わったことにきづいたの。

多くの人、特に自営業やフリーランスなら見に覚えがあるでしょう。
自分バブルの時に将来を見据えて、「安定した何か」を考える必要がある。
しかしそれが出来れば苦労しない。
このような失敗は、むしろ若い時にしておくことが好ましい。

遊ぶこと

(遊びが)仕事してたときはあんなに楽しかったのに、なんだかとってもつまらん。
やっぱり仕事の合間に遊ぶから楽しかったのか。

仕事をしている時は休日が待ち遠しくて出かけるのに、いざ会社を辞めると何故か出歩く元気がなくなるもの
お金の問題もあるが、「いつでもできる」という気持ちが足を鈍らせる。
有名な観光地でも、近くの人は意外と行かないのと同じ。
やはりいつまでたっても、何らかの作業はしておきたいもの。

仕事を休むこと

そうか...そりゃそうだ。
わかってたじゃんこの仕事って、1年も休んだらカンタンに忘れられる仕事なんだってば。
だからいままで、どんなに忙しくても断らずに受けてきたんじゃん。
なんでこんな当たり前のこと忘れてたんだ私!!

自営業者の辛いところです。
依頼する側として実力はもちろんだが、それと同じぐらい融通の聞く人に依頼したくなる。
分かっているけど自分に目線がいくと、忘れがちになるので注意が必要。

年金を使う時期

年金とは使えるうちに使っちゃうのよ。
たまに60歳過ぎて貯めてる人いるけど愚の骨頂だね。
楽しみのために使っちゃいなさい!

年金の先生の言葉だが、個人的には同意しかねる。
たしかに、「動けるうちに使う」という考えは正しい。
しかし少しの貯金がないばかりに、選択肢が限られる場合がある。
お金とは楽しむためと言うより、自由を得るためという考えを持っている。
お金がなくなるほど、惨めなことはない。

信用

自営業ってホントに信用ないのね。

会社員時代には簡単に作れるクレジットカードも、自営業だと分からない。
賃貸の契約すら、自営業だと難しい時もある。
そんなに会社員も安定していないですけどね。

現実

老後はね、やっぱりお金ですよお金。地獄の沙汰も金しだいって言うでしょ?

現実にはそうでしょうから、やっぱり早いときから考えないといけない。

今やるべきこと

目の前の仕事をしながら次の仕事につながる営業をしなくてはいけないのだ。
いま稼ぐことに必死になって営業しなかったら、そのうち仕事はなくなる。
どんなにいい仕事も同じ人脈やクライアントから発生するひとつのプロジェクトは3年が最長ですよ。

今の仕事を手を抜かずに、全力ですることはもちろん必要。
しかしその努力が、未来につながる保障はない。
特に受け仕事を中心とするフリーランスは、常に次のことを考えておかないと今後の安定は望めない。

ステップアップ

ステップアップの基本は日銭を追わずに価値を追うことです。
将来の憂いを失くすのは一段上のことをしないと!

分かっていはいるけど、なかなか出来ないことの一つ。
どうしても「日銭の魅力」と「こんな事をしていても将来役に立つのか?」という不安が残ってしまう。
自分を自制しないといけないですね。

危険なこと

担当者と仲よくして仕事をもらうのは危険。

人によっては、「これこそ必要」と言うかもしれない。
しかし言い方を変えると、その人に嫌われると仕事が無くなる。
またひとりの人に好かれるために、他の人の対応がおろそかになることもある。
嫌われるのは問題だが人間関係ベースの仕事は、安定しないことを常に意識する必要がある。

大切なこと

大切なのは「いま何ができるか」なんです。
未来の自分に何を渡せるか考えるのもいいですね。

意外と過去を振り返ったり未来を想像するだけで、今を疎かにしていることが多い。
昨日の事はやり直せないし、明日のことは明日しか出来ない。
とりあえず、いま出来ることに集中したいですね。

感想

老後知識ゼロからマンガで解説しているため、非常に分かりやすい。
しかし内容的に、少しズレを感じるのも事実。特に著者の年収が高すぎる。
また夫の収入も合わせると、大企業の役職を超えるイメージ。
自営業でも、かなり上位になる点は考慮したい所。
ただ内容が分かりやすいのは事実。
老後知識ゼロの人に、おすすめの一冊です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
アマゾンリンク
マンガ 自営業の老後

→インデックス

スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク