「論理的思考力を鍛える33の思考実験(北村良子)」の名言まとめました

「論理的思考力を鍛える33の思考実験(北村良子)」より名言をまとめていきます。

論理的思考力を鍛える33の思考実験

多数派

あなたの意見は多数派に属さないかもしれません。
もしそうなったとしても、多数派が正解というわけではありませんのでご安心ください。

何かを選択する時、ほとんどが多数派と少数派に分かれる。
テストなら正解がある。しかし多数派とは、多くの人が選択しただけ。
それが正解とは限らないのだが、多数派の人は譲らないことが多い。

主観性

5人を選択するか、1人を選択するかという問題だけではなく、あなたがどう思うかという主観性が、判断の重要な位置を占めるようになるのです。

これは、「トロッコ問題」に書かれている言葉になります。
5人と1人のどちらを被害者にするか?
5人と1人のどちらを助けるべきか?
5人を助けるために、関係ない1人を犠牲にしてもいいのか?
同じ5人と1人でも、書き方を変えるだけで判断基準が変わります。
数だけでは無い点が興味深い。

くじ

人々はくじに自分や大切な人が当たってしまうかもしれないという恐怖を日々感じなければいけないということになります。
これが幸福と言えるのでしょうか。

実際の本文から「くじ」の箇所を少し変更しています。
くじは誰もが平等です。もし大多数を助けるために、1人を犠牲にする必要がある。
それをくじで決めるのが正しいのか?という問題からの抜粋になる。
1人の犠牲で大勢が助かるなら、賛成と考える人は多いだろう。
しかし、そのくじに自分や大切な人が入っていても賛成ですか?
立場によって賛成に迷う問題になる。

好奇心

パラドックスやジレンマの思考実験は、脳に好奇心を持たせ、悩ませる深い思考で刺激してくれます。

どちらも答えがない問題についてです。「鶏と卵」みたいなものですね。
このような答えではなく、考えること自体を目的にした問題は楽しく頭を使えるので、若いうちにどんどんしてほしい。

結果と過程

この2つの意見の大きな差は、結果重視か過程重視かということでしょう。

これは、どちらが正しいかではない。
書いているように、その人が「どちらを重視しているか?」だけ。
ここで問題です。
勉強しなかったけど、テストの点数が高い人。
勉強したけど、テストの点数が低い人。
あなたはどちらを評価しますか?

数字

数字というのはこれほど簡単に脳を騙すものなのです。

実験に限らず、数字は多くの場所で使われている。
3割の人しか知らないこと。9割が決まってしまうこと。
タイトルやキャッチフレーズによく使われる。
人は騙されているのか、騙されがっているのか?

不自然

人は自然現象に不自然なまでのデタラメを求めているようです。

人は規則的に並んでいると、何かの意図を感じてしまう。
例えば、表裏の実験。
表が10回続けば、インチキを疑う。
もしくは、次こそ「裏」と考えてしまう。
確率的には何も変わらないのに、人の思考は流される。
また下がっていると上がると考え、上がっていると下がると考える。
これにより多くの投資家は、退場することになる。

法則

人はある法則があるとき、それに当てはまるものを探すのは比較的得意ですが、逆に当てはまらない例を考え、注意深くそれを思考することは得意ではないようです。

正解を見つけることは出来ても、間違いを見つけることは難しい。
なぜなら、正解は一つしかない。しかし、ハズレは複数ある。
ハズレを見つけるためには、全ての情報を入手する必要がある。

愚か

人は時に愚かな選択をします。

こうした方がいいのは分かっていても、こちらを選んでしまう。
人は必ずしも論理的な生き物ではない。
もちろん、だからこそ面白い。

コンピューター

コンピューターが有能すぎる為、人々はコンピューターに頼るようになり、思考が弱くなるでしょう。

未来のAIが異常に発達した世界を、イメージしています。
単純に、考えないと考える力が弱くなる。
何もこれはコンピューターに限らない。
多くの時代、人々は絶対者を作り上げ、自分が考えなくていい世界を望んでいる。
その結果、自分たちが支配されてしまう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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