「男と女のアドラー心理学」の名言まとめました

「男と女のアドラー心理学(岩井俊憲)」より名言をまとめていきます。

以前は好き合っていたカップルや夫婦が、お互いのすれ違いにより別れを選んでいく。
別れの数だけ理由はある。
しかしその多くは、男と女の考え方を理解していないことに起因する。
お互いを理解したいと考えている人に、おすすめの一冊です。

結婚の理由

結婚は、互いの幸福、子どもたちの幸福、社会の幸福のための2人のパートナーシップであるべきである。

平等という適切な基礎があって初めて、愛は正しい道を取り、結婚を成功へと導く。

結婚する場合、男は「幸せにします」、女は「幸せになります」とよく言う。
逆に、男が「幸せになります」、女が「幸せにします」とは言わない。
これは言い方を変えれば、男は「幸せにする代わりに家事を要求」、女は「幸せにしてもらう代わりに家事をする」となる。
明らかに対等ではありません。主従関係とすら言える。
昔は女性の我慢により成り立っていたが、現代では難しい。

多重作業

複数の作業を同時並行してできる女性は、男性も同じようにできるだろうと思い込んでしまいがちです。

女性は同時に複数の作業を行う「ながら作業」が普通にできる。
逆に男は苦手であり、また嫌っている傾向が見られる。
もちろん個人差はあるが、多数派なのは間違いない。
男が集中している時に話しかけると、普段やさしい人でも不機嫌になる。
これは本人的にどうしようもない。生まれ持った性格として認めて欲しいもの。

女子校、男子校

女子校や男子校のように、幼いころから同性のなかでしか過ごしていない環境にいると、自分と似た感覚、自分と似た考えのなかでしか物事が捉えられない。

ここらか考えると、お互いが理解できない最大の理由は「知らない」ことに原因がある。
まず、知るところから初めたい。
もちろん、知ったところで許せないことはありますが。

原因と解決

原因を探っても解決にはつながらない。

アドラー心理学の考え方です。
何か問題が起こった時、人は「なぜ」と原因を探ります。
しかしアドラー心理学では、いくら原因が分かっても解決は出来ないと考えている。
例えば、男が浮気をしたとする。
「なぜ浮気をしたのか?」と考えたところで、解決出来ない。
必要なのは「今、どういう行動を取ればいいのか?」だけになる。
もちろん、結果として別れることになるかもしれない。
しかし過去に囚われなければ、未来のために許すという選択もある。
全てにおいて大切なのは、「これから」となる。

親子が姉妹?

近頃は、まるで姉妹のような「仲良し親子」がいるそうですが、ものすごく不自然な関係だと思います。

なぜ親子の関係を、姉妹まで引き下げないと行けないのか、男には理解が難しい。
実際、父親と息子で「兄弟みたい」という関係を、私は見たことがない。
本書内では「共依存」の関係と書かれている。
またこれは、「お互いに都合のいい関係」だと考えている。
母親は、自分が若く見られたり、娘に反抗されなくて楽になる。
娘は母親にうるさく言われなくて助かる。
しかし本来通過すべきことをしないと、歪が生じることがある。
何か間違っている。

気が利く人

「気が利くことこそ素晴らしい」といった価値観にとらわれるのでなく、実際の「言葉の通い合い」を大事にしてほしいものです。

気が利くことや気づきは大切です。
しかし、おせっかいと感じることが多いのも事実。
また言葉では聞いてくれるが、「いらない」とは言えない空気があり、言ってしまったら怒り出すこともある。
本書には「女子力」として、サラダの取り分けなどが例として取り上げられている。
相手にもよるのだが、落ち着かない気分になる。本人はしたくてしているのだろうか?
それとも...

別の生き物?

男と女は別の生き物。ともに暮らす夫婦とはいえ、もともとは全然違う人種なのです。
時差もあれば、言語も違う、そもそも文化が違う。

そもそも、「相手が分かってくれている」と考えることが間違いみたいですね。
著者も「すべての結婚は、国際結婚である」と書いている。
「分からないのは仕方がない」と割り切りたいものです。

嫉妬

嫉妬は他の人をけなし、非難などをするのに役立つだろう。
しかし、すべては他の人から自由を奪い、呪縛、拘束するための手段である。

「嫉妬」、嫌な言葉です。するのも、されるのも嫌なもの。
少なくともマイナスの感情であり、ものごとが良くなることは無い。
嫉妬をすることで相手を非難することができる。
またわざと嫉妬をさせることにより、相手より優位に立つことに利用する人もいる。
プラスならともかく、マイナスの駆け引きは嫌いです。

釣った魚?

結婚しているからこそ、独身時代より充実した、2人の関係を育まなくてはいけない。

「釣った魚に餌はやらない」という言葉がある。
結婚してしまうと安心し、気遣いを忘れがち。
しかし本来は、唯一のパートナーに気を使うのは常識です。
気遣いは出来ていますか?

信頼の順序

自身が先に、自身がより多く、尊敬・信頼することから、相互尊敬・相互信頼が成り立つ。

言っていることは最もだが、「どちらから?」という疑問が出る。
もちろん自分からなのだが、必ずどちらかが先になる。
信頼するから信頼されるのか、信頼されるから信頼するのか?
両方正しいけど、「信頼すると利用される」という現実もたまにある。
ここにも、駆け引きが必要?

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恋愛と結婚

人は恋愛に波乱を求め、結婚に安定を求める。

なかなかの名言です。
この通り受け取ると、「最高の恋人は最高の相方にはならない」となる。
なかなか上手くいかないですね。

感想

本書には具体的な例や対応策が書かれているが、ここでは取り上げていない。
取り上げると、かなりの長文になるため、趣旨が違うと判断した。
内容についてだが、正直特別なことは書いていない。
この手の本を読む人なら、どこかで知っていることが多いはず。
しかし、「知っている」と「出来ている」は全然違う。
改めて思い出し、実行の気持ちが湧いてくるでしょう。
男女の関係を改めて考えてたい人に、おすすめの一冊です。

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男と女のアドラー心理学

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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