「ある犬のおはなし(Kaisei)」の言葉まとめました

「ある犬のおはなし(Kaisei)」の言葉をまとめていきます。

ある犬のおはなし

この声は、あなたへ届きますか。

 

いま、日本では、年間3万8千匹以上もの犬や猫の命が人の手によって失われています。

 

いま、この国で、起きていることを知ってください。

 

「かわいいね、この子にする」
そう言ってあなたはぼくを抱きしめてくれました。

そうしてぼくはあなたの家族になりました。

 

あなたとの時間はとても楽しくて、ぼくはあなたのことが大好きです。
あなたと過ごしたすべての時間が、ぼくのたからものです。

 

でもいつからかな。
あなたはいつも忙しそうで、ぼくとの時間はだんだんへっていきました。

 

「おいで」
あなたの声です。ぼくはうれしくて、おもわずかけあしであなたのもとへ走りました。

 

ここは来たことのないところ。
あなたは知らないおじさんに、ぼくのリードを渡しました。おるすばんかな……

 

でも、あなたはいつもと少しちがいました。何も言わずにぼくの顔を見て、少し悲しそうな顔をしていました。
大丈夫だよ。ぼくはいい子にまってるから。

 

ぼくは毎日ここにすわってまちました。
あなたが来たら1番に見つけられるように、入口がよく見えるこの場所にすわってまちました。

 

「そこに入りなさい」。おじさんは言いました。
ぼくが中に入ると、扉はしめられてしまいました。

 

ぼくたちは立っていることができなくて、次々に倒れていきました。
だんだん薄れていく意識のなかで、おじさんの声が聞こえました。

 

「ごめんよ、たすけてあげられなくて……ごめんよ」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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