「心に折り合いをつけてうまいことやる習慣(中村恒子)」の名言をまとめていきます。
心に折り合いをつけてうまいことやる習慣
はじめに
じゃあ、そんなときにどうしたらええんでしょうか?
それは、現実と自分の気持との間でどう折り合いをつけていくか、ということやないかと思います。
結局、最後は自分。自分がどう生きるか、どうしたいか、ということだけなんです。
第1章
「お金のために働く」でええやない。
「生きがい」とか「己の成長」なんていうのは、自分をちゃんと食べさせられるようになったあとに、余裕があったらボチボチゆっくり考えていけばええと思います。人生は長いんです。
「自分はこんな仕事をすべき人間ではない」なんて、たいそうに考えるからおかしなことになってしまうんです。
時間が余ると、人間ろくなことを考えませんのや。
誰のせいにもしないで、自分で決めたことならば、そのあと何が起こってもなんとか対処していけるもんなんです。
第2章
あきらめるというのは、自分の生き方をハッキリさせてやることでもあるんではないでしょうか。
情っていうのは、一見いいもののように見えますけど、それは見方を変えると他人さんへの執着であって、こちらの身勝手さの証でもあるんですわ。
何かをしてくれることはあたりまえでないと考えて生活できると、ちょっとしたことにも感謝できるようになりますわ。
第3章
仲よくする人は、好き嫌いで選べばいい。損得勘定で付き合うと、いいようにされるか、孤独に悩むか、どっちかになる。
人の意見に耳を傾けることは大事なんやけど、それは、人に振り回されることとはまったく別の話です。
第5章
中途半端でええんですよ。そもそも、完ぺきなんていうものは世の中にはないもんです。
人生に辛抱はつきもの。できるだけ避けたいけど、己だけの問題ではないので、どうなるかわかりません。
そう考えたら、「辛抱しない方法」ではなくて、「同じ辛抱でも、いかにラクにできるか」を考えるのがおすすめです。
一人で死のうが、病院で死のうが、人間らしく穏やかに死ねたらそれで十分やと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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