「鈍感な世界に生きる敏感な人たち(イルセ・サン)」の名言をまとめていきます。
鈍感な世界に生きる敏感な人たち
はじめに
敏感な人の多くは、自己評価が低いのです。
自分のことを「量」ではなく「質」で評価するようにしましょう。HSPは行動の質が高いので、ほかの人と同じようにたくさんのことができなくてもいいのです。
(HSPとはHighly Sensitive Person「とても敏感な人」のこと)
第1章
私も、あまりにたくさんの情報が入ってきて、頭の容量を超えてしまうように感じることが多々あります。
知らない人といると、30分か1時間でもうキャパシティー・オーバーになってしまうのです。
HSPは物事を軽く受け止めるのが得意ではありません。環境が適切なものでなければ、心に余裕がなくなり、さらに苦しむことになります。
HSPの気質の難点は常に不安を抱えてしまうところです。
あなたはすべての世界に対し、責任をとることはできません。
HSPが必ずしも細やかで、誠実で、共感力があるわけではない、ということです。
本来は誠実なのですが、私たちは刺激を受けすぎると、心に余裕がなくなって配慮を欠き、一緒にいづらい人になってしまいます。
第2章
自分に高い基準を設けてしまうたいていの要因は、自尊心が低いことにあります。
高い基準は、自尊心の低さを補うために設けたもので、愛される価値が自分にあると信じる気持ちが弱ければ弱いほど、それを取り返すための戦略をとるのです。
努力し続けるのをやめて、ありのままの自分でいられることが許された経験をすれば、自尊心を取り戻せます。
愛される価値のある人間になるためにさまざまな努力をしているとしたら、やるべきなのは、”努力するのをやめること”です。
羞恥心は、自分に根本的な欠陥があるという感情であり、それはなかなか口に出せないものです。
恥じていることを恥じることが多く、羞恥心を抱いていることを言わない傾向があります。
疲れというのは悲しみが形を変えたものである。
願いには人生が集約されています。
第3章
自分にできることは限られているという事実を受け入れたとき、度合いは人それぞれ違いますが、怒りが悲しみに変わります。
ほかの大半の人と同じように、タフでエネルギーに満ちあふれた人間になろうとするのはやめて、その代わりにとても敏感で感受性の強い自分を受け入れ、繊細な自分にぴったり合った人生設計をするのです。
第4章
相手が置かれている状況を理解せずに批判する人たちは、それがどれほど悪いことなのか、自分ではわかっていないことが多いのです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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