「株で富を築くバフェットの法則」の名言まとめました

「株で富を築くバフェットの法則(ロバート・G・ハグストローム)」より名言をまとめていきます。

投資の神様と言われるウォーレン・バフェットの法則を分かりやすく解説。
数々の不況にも負けず、確実に利益を上げてきた手法とは?
長期投資家を目指す人、必読の一冊。

市場との比較

経験的に考えても、あれこれ努力したところで、市場よりよい成績を上げる投資家はほとんどいない。

日本における市場とは日経平均と考えれば分かりやすい。
例えば日経平均が2倍になったとしても、不思議なことに多くの投資家は資産を2倍にすることが出来ない。
必要以上の売り買いや駆け引きが無駄な努力となっている。
しかしバフェットは、市場以上の成績を常に残している。
一体何が違うのだろうか?

必要なこと

バフェットの判断は非常に速い。結論を出すのに何週間もかけることはない。
さまざまなデータを提供する多数のアナリストも彼には不要だ。
必要なのは、真に重要なデータのみで、彼はそれを見極めるのがとてもうまい。

大量のデータを集めることで安心する人がいるが、それを全否定している。
情報とは必要なものだけあればよく、他は雑音になる。
ただ雑音と思われている情報の中に、真実が隠されている可能性もあるため、見極めも大切な情報解析となる。

問題の原因

自分が知らないことから問題が生まれる。正しく知っていることからトラブルは生まれない。

本書で紹介されているマーク・トウェインの言葉です。
株を購入しているIT企業について、販売しているソフトやサービスは知っていても、どのような経営方針なのか知っている人は少ない。
表面だけを見て投資することをバフェットは諌めている。

バフェットの考え方

バフェットはチャレンジを恐れない。
一時的な流行に左右されず、だからといって、自分の考え方に固執することもない。

知らない企業には投資しない方針だが、知らないからといって投資しないわけではない。
(知らなければ知ればいいだけ)
流行りのゲーム企業の株を買い、下落している時でも以前の夢を捨てきれない投資家がなんと多いことだろうか?

比較

最悪なのは、自分の成績を他人と見比べてしまうことだ。
他人がやっているからというだけの理由で同じ行動に走り、さらにリスクを背負い込んでしまうのだ。

他人と比較することは、自分を見失う原因になる。
例えば、自分が10%の利益を出した時、周りが20%の利益を出せば焦りを覚える。
逆に周りが20%の損失を出している時、自分が10%の損失なら喜んでしまう。
利益よりも優越感を優先しているようで、まったく意味がない。
また周りと同じ行動を取っている時点で、「過熱感」を感じる。
もっとも注意すべきことだろう。

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出発点

自分が理解できる事業を行っている企業の中から、長期的な将来性があり、誠実で高い能力を持つ経営者がいて、株価が魅力的な企業を探すのが出発点になる。

バフェットが投資を始める前に行うこと。
バフェットは長期投資家として成功しているが、多くの人が長期投資を勘違いしている。
それは、「長く持っていれば長期投資」ではないということ。
利益のでる企業の株を、長く保有するのが長期投資です。
将来に対する期待感も低く、マイナスを垂れ流している企業の株を保有して、株価が上がってくれることを祈るのは、ただの「塩漬け」という。

他と異なる行動

逆が正しいと勘違いしている投資家が多いのは不幸なことである。
多くの投資家は、大きく変化している産業に属する企業や、事業再構築中の企業に惹きつけられる。

逆張り投資家にとっては、耳の痛い話かもしれない。
確かに株価が下がっている後、上がることはよくあること。
しかしそれは理由もなく下がった場合であり、理由があれば下がったままの可能性も高い。
現状でも倒産がささやかれるような企業に注目が集まる。
バフェットから見れば、ギャンブル以外の何物でもない。

投資先の選択

チャーリーと私は事業の難問を解決する方法を学んでいない。
私たちが学んだのは、そのような企業に手を出さないことだ。
私たちが成功してきたのは、2メートルのハードルを飛び越える能力があったからではなく、簡単に跨げる30センチのハードルを見つけることに集中したからだ。

ここに書かれているチャーリーとは、バフェットの盟友であるチャーリー・マンガーのこと。
成功談でよく聞くのは、誰もが失敗する方法や銘柄で特別な利益を上げたもの。
しかしそれは特別だから成功談として語られるのであって、もう一度することは困難。
そんようなギャンブルは、自分たちには不要だとバフェットは考えている。

優良企業

非常に優れた少数の企業とは、社会で必要とされ、望まれる存在であり、代わりになるものを簡単には見つけられず、政府の規制がない分野にいる企業のことだと言う。

分かりやすいように原文を少し編集しています。
バフェットの考える優良企業の条件です。
非常に当たり前のことだが、合致する企業が少ないのもまた事実。

借入金

本当に必要になってから借りるよりも、先を見越して借り入れたほうがよいと考えている。

資金不足を補うために借り入れを行うと、相手も警戒してなかなか思うように借りることが出来ない。
逆に余裕のある時に借り入れを行うと、相手も安心してよい条件を提示できる。
なかなか難しいことだが、覚えておくべき考え方になる。

確率の高いゲーム

確率の高いゲームで最も危険なことは、賭けすぎることだ。

当たり前のことだが、勝率が高いゲームは利益率も低い。
そのため、負けた時のことを無視した高額を賭ける人がいる。
買っても負けてもそのような人を認めたくはない。
ただ本当の意味の投資では、それが正しい場合もあるので難しい所。

賢い投資家

賢い投資家は機会が与えられたときに大きく賭けます。
勝つ確率が高いときに大きく賭け、それ以外のときは賭けません。

多くの人が投資を決めた場合、銘柄を選んですぐ購入してしまう。
しかし個人の事情など市場はまったく考慮していない。
投資をするタイミングは、あくまで市場や状況と相談すべきとなる。

分散投資

ほとんど内容も知らず、とくに確信を持つ理由もない企業に投資をし、投資を広く分散させることでリスクを限定できると考えるのは誤りだ。
人の知識と経験には明らかに限界があり、個人として完璧に理解したと思える企業は2,3社を超えることはまずない。

本書に書かれている経済学者として有名なケインズの言葉です。
分散投資自体を否定しているわけではない。
とりあえず何十社にも分散しているだけでは、リスク管理にはならないと言っている。
また現代の情報化社会を考えると、2,3社はおおげさですが、少ないのは事実。
知らない50社より、理解や目の届く5社の方が本当の意味でのリスク管理になる。

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近視眼

ファンドマネージャーや機関投資家、あらゆる個人投資家も含め、この業界全体が株価に近視眼的になっている。
どこかの株価が上がると、何かよいことが起こっていると考え、下がれば、悪い出来事を想定し、それに沿った行動を取る。

本来は企業の状態によって株価が決まる。
しかし現在は、株価によって企業の状況を知るという逆転が起こっている。
株価にはバイアスがかかることがある。流行だけに流されると、全てを失う危険がある。

ファンドマネージャー

今や、ファンドマネージャーには、短期的な実績を上げるという強いプレッシャーがかかっている。

ファンドマネージャーは企業の社員であり、大勢の資金を扱っているという関係から、少なくとも毎月の実績が必要になる。
株価が下落傾向だからと言って、資産を減らす月が続くと評価に影響が出る。
そしてそれを挽回しようと無理をすると、プロですら失敗の可能性がアップする。
個人投資家はプロには勝てない。
しかし唯一、期間を自由に調整出来る点だけは優位性を持つ。

自信過剰

自信を持つのは悪いことではない。しかし、自信過剰となると、話は別だ。
とくにお金が絡むと、事態は深刻になる。

多くの人は、初めは慎重に投資を行う。
しかしビキナーズラックなどで利益を上げると勘違いする。
その結果、想像を超えるマイナスを迎えることになる。

投資家が苦しむこと

投資家を苦しめる2つの要素は、損失回避と頻繁な評価なのである。

投資をしている人で、損を出したい人はいない。
しかし投資をしていれば、損失を出している時期は必ず発生する。
また損失を出している時、頻繁に確認してしまうのも人情である。
損失を出しているだけも苦しいのに、頻繁な確認により自分の評価を下げ続けてしまう。
厳しい時期に強気になることがプラスへの近道だが、なかなか行動には移せないですよね。

忍耐

投機に忍耐は似合わない。投資家であるバフェットは、忍耐で生きている。

投機やギャンブルの勝ち負けはすぐに確認できる。
しかし長期投資は、「まず負けるところから始まる」と考えている。
そのため、負けを認めることが出来る忍耐が必要になる。

バフェットの運用

ほかの人たちが不安を感じているときには大胆に、一方、ほかの人たちが欲張ってきたら、慎重に振る舞った。

多くの人がこの考え方を理解し、また実行したいと考えている。
しかし多くの人は実行出来ない。なぜなら期間が分からないから。
上り調子には利益を出したいし、下がり調子では損失を出さない行動が好ましい。
しかし切り替わりのタイミングは誰にも分からない。
利益も損失も、その一瞬で奪われてマイナスになるのはいつものこと。
分かっていても出来ないのが人情ですけどね。

事業と株価

バフェットは投資を行うときに事業を見ている。
大部分の投資家が見ているのは株価だけである。

大切なのは現在の事業と将来性であって、現在の株価ではないということ。
長期で考えれば株価がついてくるという単純な考え方になる。

成功と資金力

20年以上にわたって、私はウォーレン・バフェットと彼の比類ない成功について本を書き、公演をしてきた。
その間にしばしば耳にしたコメントは、要するに、こういうことだった。
「バフェットのように大金持ちだったら、私も株式でたくさん儲けられるよ」
これは、私には理解できない考え方だ。

私の周りでも、「世間は金持ちが儲かるように出来ている」という人がいる。
もっともらしい考え方だが、私は貧乏人がこの言葉を使った段階で、その人の評価を下げることにしている。
大切なのは金持ちであることではない。金持ちになるための方法だと考えている。
しかもその人達は、宝くじやギャンブルで夢を見るともよく言っている。
人の考えは自由だが、複利を理解してない残念な人たちになる。

多くの投資家たち

間違った場所で法則性を探す投資家が多すぎる。短期的な株価の変動を示し、予測を可能にするパターンがきっとあるはずだと信じている人がいる。
それは間違いだ。株価の将来を示すパターンなど存在しない。

チャートの動きで今後の株価を予測する人がいる。本もたくさん見かける。
しかし似ているパターンは数あれど、今回に当てはまるかは分かるはずがない。
あくまで可能性の世界となる。
しかし、なぜそれが行われているのか? 理由は明白です。
それは簡単だから。事業に関係なくチャートで分かるなら、それほど簡単な事はない。
人は簡単な法則に心ひかれていく。

バフェットの失敗

バフェットも失敗は十分にしている。今後も多少は間違うだろう。
しかし、投資での成功は、絶対に間違わないということではない。
悪いことよりも、よいことを多く行うことが成功につながるのだ。

投資において勝率というのは意味がない。
例えば9勝1敗でもマイナスのことはよくあること。
勝ちの利益が薄く、負けが膨大なことが多い。
そのため負けを薄くするため、損切りを実行する。
しかし多くの人が、損切りを続けてジリ貧となっていく。
本当に投資というのは難しい。

感想

バフェットの本は何冊か読んでいるため、特別目新しさを感じたわけではなかったが、いろいろと思い出すことはあった。
多くの人がいろいろな方法を試しているが、結果としてバフェットより結果を残している人はいない。
その1点において、投資をしている人はバフェットについて、一通り知っておくことは必ずプラスになる
長期投資家を目指すなら、価値ある一冊です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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