「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい」の名言まとめました

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい(山崎元,大橋弘祐)」より名言をまとめていきます。

投資は怖いですか?
多くの人が、「得をしたい」より「絶対に損をしたくない」と考えている。
そんな投資初心者と投資のプロの会話で分かりやすく投資を解説。
投資初心者の人におすすめの一冊です。

正しい知識の大切さ

それは、知らないから。
携帯電話の料金プランを見直せば携帯代も得するじゃない。
それと同じことで、世の中には知ってるだけで得することってたくさんあるの。
だから金融の正しい知識をつけることは大切なことなの。

投資や株取引と聞くだけで嫌悪感を示す人がいる。
お金のことを考えるのは悪いこと、という発想が植え付けられている。
それでいながら、それを知らないために多くの損失を出していることも事実。
投資をすることが正しいとは言えない。しかし知識を持つことは必要です。

シンプルな方法

大丈夫。大丈夫。
君みたいな素人は、最低限のポイントだけ学んで「ほぼベスト」といえる方法をとればいい。
そうすれば銀行より得な「プラス5%くらいの利回り」を目指せる。
それなら、やるべきことはものすごくシンプルだし、実はプロがやっている運用と大きく変わらない。
君みたいな楽して何とかしようとしている素人にも問題なくできるよ。

本書の基本思想となる。
「楽して、安全に稼げる」とあるが、安全は確率の問題であり100%安全では無い。
またあくまで、長期間でのトータルの話をしているので、ある一定期間の含み損が発生することは初めに覚悟しておく必要がある。
これは個人的な意見だが、「大丈夫」という言葉があまり好きではない。
なぜなら、「大丈夫」と人に聞けば「大丈夫」と答える人がほとんど。
言葉を変えて、「安全ですか」と聞けば「100%安全なんて無い」と答える人がほとんどだ。
「大丈夫」というのは何が大丈夫なのか。

銀行

銀行には何一つ買うべきものはないから、銀行の窓口では金融商品を買ってはいけないと覚えておいたほうがいい。

銀行に限らず相手が勧める物は、自分が買いたいものではなくて相手が売りたいものになる傾向がある。
そのため知識のない状態で、相手の勧めるものを購入するのは好ましくない。
またこれは、友人や知人のお勧め金融商品も同じ。
電気製品などと違い、金融商品は時期や状況によって変化する。
相手が善意で勧めていても、それを購入するのはお金の貸し借りぐらい危険こと。

投資

投資ってやってみるまでは海のものとも山のものともわからないじゃない。
だからなんとなく怖いイメージがある。
でも、やってみれば、どんなふうに増えるかわかるし、案外面倒ではないこともわかる。
一回体験してみるといいよ。それでもし自分にあわないと思えばやめればいいし。

投資はギャンブルと異なり、必ずしも悪いと考える必要はない。
そのような発想だと、せっかくのチャンスを逃すことになる。
「分からないからしない」ではなく、「分からないから一回する」のが正しい考え方になる。
しかし絶対に守らないといけないのが、「少額で行うこと」
また勝っても負けても、勝敗にこだわらないこと。
勝ったために、すぐ大金をかけてはいけない。
また負けたからといって、すぐにやめてしまうようではもったいない。
一回やってみて自分にあっているかだけを確認し、今後を考えるのが一番になる。

増えたお金

お金っていうのは、しかるべき運用をすれば、少しずつ増えていく。
でも、増えた分をおろしてしまうと、原本が増えていかない。
だから大切なことは運用で増えた分を、おろさないでそのままにしておくってこと。

投資による利益は、額ではなく率で表されることが多い。
例えば10万円儲けたではなく、10%増えたという感じ。
そのため元本が大きいほど、利益が大きくなる。
しかし元本が大きくなると、下落した時のマイナスも大きくなる。
その点は、事前の心構えが必要。

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外貨預金

だから、きみはとにかく外貨預金はやらないと覚えておくといい。

外貨預金は利率が高いため勧めていることが多いが、ここでは止めるように言っている。
まず覚えておかないといけないのが、「なぜ金利が高いのか?」ということ。
もちろん相手の国が、預金してくれる人の生活を考えて上げているわけではない。
上げないと資金が集まらないという現実があるため。
そこから考えると、「金利が高い国は元本の価値が下がる可能性が高い」
また通貨を円に戻す時にも手数料がかかるので、実質的な利率は低くなる。

デイトレード

あのね、これは投資じゃなくてトレーディングって言って、素人には向かない特殊なゲームなの。
車の免許しか持ってないのに戦闘機に乗って空中戦をやるようなものだね。

多くの人がデイトレも投資と言っているが、ここではゲームとバッサリ切り捨てている。
個人的にも、この考え方に賛成。
ただの上か下かを選ぶだけのギャンブルなのに、投資なんて聞こえが良すぎる。
結局、多くの人が損失だけを出してやめていくことになる。

実際の投資先

君の場合、実際にやるのは、さっき説明した個人向け国債と、これから説明する投資信託だけ。
それ以外のFXもREITも金も先物もやらないと覚えておけばいい。
そうすれば理解しなきゃいけないことも減るし、ものすごく損することもなくなる。

国債はいいとして、投資信託は何でもいいわけではない。
むしろほとんどの投資信託は、手数料が高いだけなので止めた方がいい。
細かいことを書くと大変なので、ここでは省略する。

人からお金を集めること

ノーベル賞受賞者でもダメだったんだもん。
投資で当て続けることなんて誰もできないってこと。
でも、よく考えてみなよ。
もし自分で当てられる事に確信を持てる人がいたら、わざわざ他人から集めずに、自分のお金で運用すると思わない?

ノーベル賞を取るほどの人が集まって始めた投資会社も、倒産した過去を持つ。
そのことから、投資で勝ち続けることは誰にもできないと言っている。
結果として勝ち続ける人はいる。
しかしそれは結果であって、宝くじで1等を当てるような偶然と同じ。
また誰かから投資話を聞いたら、ほぼ100%危険と考えて間違いない。

将来の株価

株価は将来を含めて値段が決まっている。
日本は人口が減少することも、経済が低成長なことも、みんな知っていて、その悪いイメージはすでに株価に反映されている。
もちろん、もっと悪くなることもあるけど、予想通りなら株価はそれなりに上がるし、将来、この悲観論が訂正されれば予想以上に株価は上がる。
「低成長だから、株価は下がる」というのは誤り。

これは今までの状況から考えれば正しいが、個人的にはあくまで希望であると考えている。
投資信託は、「大きな目で見れば右肩上がり」というのが前提でないと成り立たない。
ただお金を銀行に預けていても、インフレで価値が下がるのだから、将来に期待して投資するぐらいのスタンスが気楽でよい。

お金が必要な時

君が事業を起こそうとしていて、お金が必要になったとする。
株価が下がっているから、とかそういう理由でチャンスを逃してはもったいないでしょう。
過去の判断が間違っていたとしても、大切なのは未来だけだから。

これは投資ではなく、自分について話している。
投資は利益を出すことを目的にしている。
そしてそれは、自分の未来をより良くするために行っている。
逆に言えば、これからの自分に投資が必要になった場合、金融商品などより自分にかけなさいとなる。
投資は一時的に損をする可能性が高い。その覚悟は、事前に持っておくことが必要です。

投資商品の買い方

投資信託は一気に買ったほうがいい。

現在使用できる全額で、投資することを勧めている。
また分割購入を勧めるのは三流だとも言っている。
個人的には反対です。
現在の環境を考慮せず、全額購入なんて無責任とすら言える。
投資を始めようと考えている人が多数出ている環境は、加熱気味なことが多い。
短期間に20~30%下落することなんていくらでもある。
自分で判断して全額購入する分には何も言えない。
しかし初心者は、リスクを考慮して分割購入を勧めるべきだと考えている。

投資において大切なこと

いずれにしても大切なのは、見通しをつけること。
これくらいの貯金、運用をすれば、だいたいこれくらいになる。
というイメージをもっておくといい。

悪い意味で「取らぬ狸の皮算用」という言葉があるが、私はいい意味で必要と考えている。
本来投資は儲けることが目的ではなく、あくまでその儲けた分で何をするかが大切になる。
具体的に目標と達成後の目的を明確にすることは、自分の投資スタイルを考える上で絶対に必要なことになる。

大切なこと

「お金を運用する上で一番大切なことを教えてください」
「ちゃんと働くことだね」

おそらく多くの人が期待する答えとは真逆では?
多くの人が投資により一攫千金を期待し、一生遊んで暮らす的な考えを持っている。
しかし本来投資とは儲けた分も再投資するため、数十年も儲けた分を使わないのが基本的な原則となる。
むしろ定期的に、仕事の余剰金を追加していかないといけない。
もし現状の仕事で余裕資金がないのなら、投資など考えている場合ではないことになる。

信じること

お金に限らず、人生で大切な物事を考える際に大事なのは、物事を「程度の問題」として理解することです。
何かを「信じよう」としてはいけません。現実の世間では「信じる者は救われない」のです。
信じることは危険です。

少し極端だが、あくまで信じて良いと判断できた時だけ、信じて良いと考えたい。
しかし多くの場合、勧められるもので結果が良くなることは少ない。
まず断る方法から、覚えたほうがよいかもしれない。

感想

この本は本当に、投資について簡単に分かるように書いている。
投資のことを知らない作者、それに答える先生と言う図式で
全て会話形式で進んでいき、使われている言葉も噛み砕いている。
ある程度投資をしている人には物足りない面も多いだろう。
しかしこれから投資を始めようとしている人には、非常に分かりやすい。
「投資で大儲けをする」という感じではなく、「投資とはどんなもんだろう?」と興味を持っている人におすすめになる一冊です。

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難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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