「一勝九敗(柳井正)」の名言まとめました

「一勝九敗(柳井正)」の名言をまとめていきます。

一勝九敗

はじめに

「現実」はいつでも非常に厳しい。

独立や経営者と言えば聞こえはいいが、実際にその立場になれば大変。
計画段階では楽しくても、現実を迎えると厳しさしかないのかもしれない。

Ⅰ 家業からの脱皮

会社とは一種のプロジェクト、期限のあるもの、と考えるべきではないだろうか。
収益を上げられない会社は解散すべき、ともいえよう。

日本では会社及び会社員イコール安定と捉えがち。
しかし著者はその点を全否定している。

Ⅱ 挑戦と試行錯誤

経営者と商売人はどう違うのか。商売人は、売ったり買ったりすること自体が好きな人。
経営者とは、しっかりした目標を持ち、計画を立て、その企業を成長させ、収益を上げる人のことだ。

商売人は多くいるが、経営者の素質を持つ人は非常に少ない。
そういう人には圧倒的な高収入を与えるべきと思うのだが、なぜか世間は許さないですね。

われわれの力に見合った立地、それが良い立地ということなのだろう。

販売力も無い会社が一等地に店を出しても、上手く行かないのは間違いない。
世間の一等地と自分たちの一等地は異なってくる。

いずれにせよ、新しい事業は、そもそも失敗することが多いのである。
やってみないと分からないことが多いからだ。

どれだけ綿密な計画を立てても、上手く行かない時は上手く行かない。
新しい事業をする時は、成功と同じぐらい失敗も視野に入れたい。

実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてグズグズしているよりよほどよい。

たとえ失敗しても、そこから得られる経験は分析以上のものがある。
ただ本書内でも書いてるが、会社を潰すような失敗はしてはいけない。

事業を始めるときには、ぼくはいつも最終形を考えるようにしている。
誤解を恐れずに言えば、到達できるかどうかはあまり問題ではないのだ。

高い理想を掲げると理想に潰される可能性はあるが、理想が低いとそもそも意味がない。
高い理想を掲げながら、途中で変更できるような柔軟性を持たせたい。

どんな組織でも「手足」だけの人間は不要だと思う。

多くの経営者がこのように言うが、実際は手足だけを求めている場合は多い。
本当に頭を使ってしまうと、手足としても切られてしまうのは残念です。

企業には成長のステージごとに最適の教育が必要なのだ。

100人の企業と1万人の企業では、求められる人材が異なる場合は多い。
それなのに教育と言えば「新入社員教育」しかしていない企業は多くないだろうか?

社長の言っていることを「すべて」真に受けて実行していたら、会社は間違いなくつぶれる。

全くその通りだが、これは社長自身の資質が大きく影響する。
命令しながらこの言葉を言われたら、言い訳以外の返事は出来ない。

Ⅲ 急成長からの転換

広告は視聴者に到達してこそ広告であり、中途半端なものは埋没し絶対に到達しない。

いい広告とは面白いものでも興味を引くものでも無い。結果の伴う広告である。
意外と視聴者を見ていない広告は多い。

”実践”はただやればいい、というものではない。

現場を知ることは大切だが、計画の才能はあっても現場が向かない人もいる。
現場主義を強要するあまり、そんな人材を失う可能性があることを示唆している。

Ⅳ 働く人のための組織

店長が最終目標なのである。

著者は企業のトップとして、客と直接対応する店長を重く見ている。
結果を出す店長には高収入を約束し、幹部へのステップと考えさせないようにしている。

常に、組織は仕事をするためにあって、組織のための仕事というのはない。

組織は必要だから作るのであって、必要以上でも必要以下でもあってはいけない。
それなのに実際の組織は、責任者の立場で決まることが多いのは残念です。

でもぼくは、実力主義以外で人を評価するということはできないと思っている。

終身雇用制度の時代では、評価は平等に行うのを良しとしていた。
しかし公平を求めるなら、実力主義以外に無いのかもしれない。

Ⅴ 失敗から育てる次の芽

成功するということは、保守的になるということだ。
今のままでいいと思うようになってしまう。

成功してしまうと「なぜ変えないといけない?」と考えてしまう。
しかし上手く行かなくなってからでは、変えることが出来なくなっていて潰れてしまう。

利益が上がらないということは、単純に失敗しているということなのだ。

過去に成功してても、今の利益が上がっていなければ失敗と断定している。
その状況を受けいれ、根本的な対策を行わなければ未来は無いと訴えている。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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