「100円のコーラを1000円で売る方法3(永井孝尚)」の名言まとめました

「100円のコーラを1000円で売る方法3(永井孝尚)」より名言をまとめていきます。

100円のコーラを1000円で売る方法3

日本の市場

よく世界の中で日本市場は特殊だ、という人が多いのですが、私はそうは思いません。
すべての市場は特殊です。
米国も、中国も、インドも、ドイツも、フランスも、どこも特殊な市場です。
日本もそのような特殊な市場のひとつにすぎません。

これも一昔前なら否定できたが、現在では事実として外国製品がたくさん出回っている。
特にアップル製品は圧倒的である。
自分達を特別扱いし事実に目を向けなかったのが、今の凋落につながってる。

日本製品の弱点

日本のユーザーは妥協しません。その要求に対して、企業は個別に答えようとしている。
だから高コスト体質になってしまっているし、日本向けにカスタマイズされすぎてグローバル展開できない。

確かに日本のユーザーの要求は高いかもしれない。
しかし多くのユーザーは、価格と能力を天秤にかける。
それなのにバージョンアップのたび、不必要な機能を追加し価格を上げて、最悪スピードダウンすら発生している。
パソコンなどは一番いい例でしょう。
何年も前から無駄(使わない)にソフトが多く、価格も倍ぐらいしている。
これで勝負しているのは、外から見ていると不思議ですらある。

意思決定

間違ってもいいからすぐに意思決定して、本当に間違えたらすぐに修正すればいいのです。

私にとってはこの考え方は常識だが、未だに人と話すとこの点でうまくいかないことが多い。
まず一つ目に、「間違える」ことの考え方。
あくまで間違える可能性なのだが、多くの人はこれを「間違っても良い」と勘違いする。
テストで常に100点は取れないが、高得点は常に目指す。
人によっては失敗した時、「間違ってもいいんでしょ!」と責任転換することがある。
次に「修正」について。
まず目指すのは、プロジェクトの成功です。
そしてそれを行うための素早い意思決定です。
それなのに修正の度に会議をし、無駄に責任をなすりつけ、結論が出ず、「その修正案はうまくいくのか?」などの駆け引きばかりになる。
個々の成功や失敗など、プロジェクトとして成功すれば関係ない。
しかしそれが分からないんですよね。

宣伝効果

企業が一生懸命、消費者に情報を流しても、そのうち99.996%はスルーされる。

宣伝に対する効果について。
簡単に言えば、ほとんど役に立っていない。
例えば、自分の一日を振り返って下さい。
テレビから、スマホから、駅や電車での広告など全てを含めたら膨大な数になる。
そのほとんどは覚えておらず、また思い出してもほとんど気にしない。
それぐらい全体に対する宣伝効果は薄いのです。
ただし例外がある。「口コミ」です。
友だちとの会話、同僚との会話、何らかでフォローしている人の情報などは興味を持つ。
現状における情報は、「何を」よりも「誰が」の方が大きいのです。

得意技の弊害

私たちは必要以上に得意技にこだわり続けてしまったのよ。
ただし、すでに時代遅れになっている得意技に、ね。

一般的に得意技(得意分野、専門分野)にこだわり、レベルアップすることはいいことだとされている。
なにが悪かったのでしょうか?
例えば、タイヤで考えてみる。
昔、馬車の時代、タイヤは木製でした。
そして多くの人が、「よりよいタイヤ」を作ることに努力した。
しかしそこに、ゴムと空気を外周に取り付ける技術が発明される。
「私達は木製のタイヤが専門だから」と言う人はどうなったでしょうか?
新しい技術、新しい考え方についていけない人は、いかに得意技にこだわっても意味がない。
時代遅れの得意技にこだわるのは弊害となる。

イノベーション

失敗を恐れず、みずからリスクを取って新しいことに取り組まなければ、イノベーション(技術革新)なんて起こせない。

新しいこと、初めてのことはリスクが大きい。しかし成功した時、莫大な利益が生まれる。
日本のメーカーは「知っている」ことは多く、「出来る」ことも多い。
しかし「していない」ことがほとんどでは?
悩んでいるうちに外国メーカーが先行し、二番手以下に甘んじているように感じる。
こういう時、ワンマン社長の決断が有効なのは皮肉かもしれない。

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ソフトとシステム

中国には、経営変革とあわせて会計システムを提案する会社もちゃんとあります。
逆に会計ソフトだけしか提案できない会社は、中国では壊滅状態です。

日本でもソフト(モノ)からシステム(考え方)に、重点をシフトする必要があると考えている。
もちろん、日本の伝統である「ものづくり」は大切です。
しかし、ものづくりには限界がある。
それはモノを作らないと売れないので、数に限界があるから。
しかし考え方は違う。
初めは大変だが、出来上がるとコストをかけずに売ることができる。
IT企業の利益が膨大なのは、その膨大な顧客数にある。
「ではアップルはどうなのか、ものづくりではないのか?」という問いが生まれてくる。
しかしアップルはモノを売っているのではない。
「IT機器を使った快適な生活」という考え方を売っている。
モノを売るのも考え方が大切になる。

ゼロベース思考

私たちに求められているのは、得意な分野にこだわるのではなく、そこからいったん距離をおいて、ゼロベースで見直すことです。
新しいサービスのヒントはむしろ未知の分野の中にある。

改革を目指すものは、革命を起こせない。
2割の効率化を目指すなら、現状の変更で対応できる。
しかし3倍のスピードアップを目指すなら、全てを考え直さないと不可能である。
その結果、2倍しかアップできないとしても大幅な効率化。
これは2割を目指していたら不可能な数字です。
全ては初めの考え方になる。

ビックデータ

いまは技術が進化して、どの企業も膨大なデータを蓄積している。
でも、大半は未処理で、ただデータとしてそこにあるだけ。

今の日本のIT化の現状でしょう。
多くの人が情報の重要さも必要性も理解している。
しかし考え方の初めが間違っているように感じる。
情報は「活用」して初めて意味があり、使わない情報は弊害でしかない。
情報収集で大切なのは、「何を集め、何を集めないか?」を決めること。

起業家と評論家

誤解してもらっては困るわ。私たちは評論家じゃない。
「できるのか?」じゃない、「やる」のよ!

協力を依頼した人に「できるのか?」と問われた時に返したこと。
「やる」と言っても、出来るとは限らない。
しかし責任者が信じていないプロジェクトは成功しない。
もしダメだったら責任を取ればいいだけ。簡単なことです。
しかし評論家は自分では出来もしないのに、なぜあんなに偉そうなのか不思議でならない。

実際は?

心配するな。なんとかなる。

失敗が気になる時、最後の心のよりどころ。
仕事でミスしたり客に責められたりすると、落ち込んだり逃げ出したくなる。
ひどくなると「自分なんて必要ない」とすら考えてしまう。
仕事での失敗は、個人ではなくチームの失敗。
そのため、みんなでフォローすれば大抵のことはなんとかなる。
それで責任を取らされるような会社なら、「辞めてよかった」のでは?

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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