「父が娘に語る、わかりやすい経済の話(ヤニス・バルファキス)」の名言まとめました

「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話(ヤニス・バルファキス)」より名言をまとめていきます。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話

当たり前

人は誰でも、自分に都合のいいことを、当たり前で正しいと思ってしまうものだ。

ここで言ってるのは、金持ちに取っての都合のいいことの解釈。
確かにその通りだが、これは金持ちだけに限らない。
例えば、貧乏な人は補助が当たり前と考えるが、決して当たり前ではない。
人は自分の都合のいいことは、決して手放そうとはしないもの。

有償と無償

おカネを払うと言われたら、人助けの喜びや冒険のワクワク感がなくなってしまう。
ちょっとばかりおカネをもらっても、失われたワクワク感の埋め合わせにはならない。

人助けや献血などを例に出して結論づけている。
確かにそういう一面もあるが、都合よく利用もされている。
日本人の仕事に対する姿勢はどうだろうか?
まず仕事自体の楽しさを追求する感じであり、おカネの話を卑しいとすら感じる。
おカネの話ばかりでは卑しいが、それが必要なのも事実である。

借金

借金が生産プロセスに欠かせない潤滑油になったのだ。

何か大きな物を生み出すには、大量の資金がいる。
資産家でも無ければ、最初は借金から始まるのは間違いない。
そして借金は返さないといけないので、利益を求めないといけない。
普通の考え方だが、働くのを強制されていると言えなくもない。
自宅のローンを組んでる人も、何十年も払い続けないといけない義務が生じている。
間違ってはいないが、絶対的に正しいかといえば疑問がある。

安定と不安定

国家が安定をもたらすことに成功すればするほど、借金を生み出しやすい安全な環境が生まれ、銀行はますます活発にカネを貸し出すようになる。
そしてまたそれが不安定さを引き起こす。

成功しやすいと思えば、借金してでも実行しようとする。
銀行も成功しやすいと考えれば、どんどん貸して行くだろう。
日本でもそれが起こり、そして現状が存在する。
誰でもが実感できることになる。

全員の意思

全員が完全に心をひとつにして鹿を仕留められると信じられたら、完全に心をひとつにして鹿を仕留められる。
反対に、もしそう信じられなかったら、仕留められない。

鹿というのは「大物」の例えと考えて欲しい。
協力して大物を狙った方が、個人で考えても利益が出る。
そのため全員の意思が統一できるかと言えば、そうならないのも現実である。
誰か一人でもサボりたいと考えれば、真面目にしている人はバカバカしくなる。
サボりたい一人を除いても、また同じような人は出てくる。
人というのは難しい。

起業家と労働者

起業家は、交換価値のあるものを生産するために仕方なく労働力やおカネを借りているのであって、もし借りなくていいのなら、飛び上がって喜ぶだろう。

厳しい言葉ですけど、おそらく現実ですね。
もし自分が経営者なら、必要な人以外は雇いたく無いと思うのが自然である。
しかし労働者側になると、「経営者は労働者のことを考えるべき」的な発想になる。
労働者は経営者に大切と思わせて初めて、優遇してもらえる。
不要と思われれば、対応が悪くなるのは当たり前。
きつい言い方になるが、能力を上げるか、場所を変えないと搾取されるだけになる。

機械と人間

どうも機械はわれわれのために奴隷のように働いているわけではないようだ。
人間はむしろ機械を維持するために必死に働いているように見える。

家電なら、人間のために機械が動いている。
しかし産業機械はどうだろうか?
機械を止めないために「24時間3交代制」などは、まさに機械が主になっている。
機械が無ければわざわざ夜間に働かず、その人数を日中に働かせるだろう。
効率を求めるためには、仕方がないのかもしれない。
しかし純粋に人として考えると、少しおかしいようにも感じる。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

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