「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」の名言まとめました

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)(ハンス・ロスリング)」より名言をまとめていきます。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

イントロダクション

剣飲みの芸はインドで生まれた。一見不可能なことが可能になり得ることや、常識にとらわれない発想の大切さを、古来から人類に教えてくれた。

 

このクイズには多くの人が間違える。どれほど優秀な人でもだ。

 

優秀な人たちでさえ、世界のことを何も知らないようだ。

 

ほとんどの人が、世界は実際よりも怖く、暴力的で、残酷だと考えているようだ。

 

世界は戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず、どんどん物騒になっている。

金持ちはより一層金持ちになり、貧乏人はより一層貧乏になり、貧困は増え続ける一方だ。何もしなければ天然資源ももうすぐ尽きてしまう。
(本書ではこれを先入観として一蹴している)

 

間違った思い込みをやめ、事実に基づく世界の見方ができれば、チンパンジーに勝てるようになるだろう。
(思い込みによる勘違いで、適当に選ぶより間違ってしまう人が多くなる)

第1章

「いちおう言っておくけど、乳幼児死亡率が上がった国はない。世界は基本的によくなっているからね」

 

分断なんかない。現在、世界の人口の75%は中所得の国に住んでいる。貧しくも豊かでもないが、それなりの暮らしを営んでいる。

 

この本を読んでいるあなたは、レベル4の暮らしをしているに違いない。
(本書では生活レベルを1~4に分けており、4は最高ランクを意味している)

 

わたしたちは極端な話に興味を持ちやすいし、極端な話のほうが記憶に残りやすい。

 

あなたの国のいわゆる「貧困」は「極度の貧困」ではなく、「相対的貧困」だ。たとえばアメリカだと、レベル3の暮らしをしていても貧困層と呼ばれる。

 

第2章

世界についての暗い話はニュースになりやすいが、明るい話はニュースになりにくい。

メディアはよく、暗いニュースの合間に「心の温まるいい話」を織り交ぜるが、それはわたしが言う「明るい話」とは違う。

 

長いあいだ、人類は生き延びるのに必死だったが、必死にならなくてもいい時代がついにやって来た。

 

過去の悲劇について学べば、世界は昔よりオープンになったことや必要な人に援助が届きやすくなったことにも気づくはずだ。

 

暮らしが良くなるにつれ、悪事や災いに対する監視の目も厳しくなった。昔に比べれば大きな進歩だ。

しかし監視の目が厳しくなったことで、悪いニュースがより目につくようになり、皮肉なことに「世界は全然進歩していない」と思う人が増えてしまった。

 

「世界はどんどん悪くなっている」という人は、どういう考え方をしているのだろう。わたしが思うに、そういう人たちは実はあまり深く考えておらず、なんとなく感じているだけだ。

 

「なにひとつとして世界は良くなっていない」と考える人は、次第に「何をやっても無駄だ」と考えるようになり、世界を良くする施策に対しても否定的になってしまう。

第3章

昔の人は、自然と調和しながら生きていたのではない。自然と調和しながら死んでいったのだ。世界は残酷だった。

 

人口増を止める確実な方法はひとつしかない。極度の貧困を無くし、教育と避妊具を広めることだ。

 

世界はとても不公平だが、どんな暮らしをしている人も、所得が倍になると暮らしが変わる。

 

第4章

メディアはこのことを十分理解している。だから、関心フィルターを通り抜ける見込みがなさそうな情報は、はなから流そうとすらしない。
(99人の幸せではなく、1人の不幸がメディアから発信される)

 

めったに起きないことのほうが、頻繁に起こることよりもニュースになりやすいからだ。こうしてわたしたちの頭の中は、めったに起きないことの情報で埋めつくされていく。
(車と飛行機事故の扱いを考えると分かりやすい)

 

現在、「世界は危険だ」という主旨のニュースは、昔より効果的に配信されるようになった。一方で、現在の世界は、人類史上類を見ないほど平和で安全だ。

 

わたしたちがやるべきことは、見出しの陰に隠れている事実に目を向けることだ。

そうすれば、恐怖本能がいかにして、「世界は怖い」という印象を人々に植え付けるかがわかるだろう。

 

大災害がまさに起きている最中に、「世の中は良くなっている」と言うのは場違いだ。とてつもなく大きな苦しみの中にいる被害者や、被害者の家族の気持ちを踏みにじるだけだ。

 

危機を脱するまで、事実や全体像について語るのは控えたほうがいい。だが、状況が落ち着いたら、わたしたちは再び「事実に基づく世界の見方」に沿って行動しないといけない。

 

このような比較は、いま苦しんでいる人々にとってはもちろんなんの慰めにもならない。

しかし人類にとって、戦争の犠牲者が10年ごとに減り続けているという事実は、喜ばしいことであるはずだ。

 

「恐怖」と「危険」はまったく違う。恐ろしいと思うことは、リスクがあるように「見える」だけだ。一方、危険なことには確実にリスクがある。

第5章

残酷なものだが、極度の貧困の中では、命の勘定は避けて通れない。

 

メディアや慈善団体は、常日頃から、何かで苦しんでいる人を紹介している。

そして彼らは自分たちの主張を強調するために、途方もなく大きく見える数字を、それぞれの事例に添えようとする。

 

レベル1やレベル2の医療環境を改善したいのであれば、いきなり立派な病院を建てる必要はない。

そんなおカネがあったら、真っ先に初等教育・看護師教育・予防接種を充実させるべきだ。

 

何かの重大さを勘違いしないために最も大切なのは、ひとつの数字だけに注目しないことだ。数字をひとりぼっちにするのは絶対にダメ。

ひとつの数字が、それ単体で意味を持つことなどないのだから。

 

「人の命を計算するなんて、恥ずかしいことだ」と言う人もいる。しかしわたしは、人の命を計算しないことのほうが、よっぽど恥ずかしいと思う。

 

できるだけ、量ではなく割合を計算しよう。その後で、数字が重要かどうか判断すればいい。

 

第6章

人間はいつも、何も考えずに物事をパターン化し、それをすべてに当てはめてしまうものだ。しかも無意識にやってしまう。偏見があるかどうかや、意識が高いかどうかは関係ない。

 

「君の国は安全になりすぎて、外国に出ると自分の身も守れなくなってしまうってことか」

 

第8章

ひとつの解にやみくもに賛成したり、どんなときでもかならず反対したりしていると、自分の見方に合わない情報から目を背けることになる。それでは現実を理解できない。

 

頭がいいからと言って、世界の事実を知っているわけではない。
その道のプロは、その道のことしか知らない。

 

数字がなければ、世界は理解できない。でも、数字だけでは世界はわからない。

 

政府がなければ国は運営できないけれど、政府がすべての問題を解決できるわけではない。

いつも民間に任せたほうがいいわけでもなければ、いつも公的機関に任せるほうがいいわけでもない。

 

第9章

わたしたちは犯人捜し本能のせいで、個人なり集団なりが実際より影響力があると勘違いしてしまう。誰かを責めたいという本能から、事実に基づいて本当の世界を見ることができなくなってしまう。

 

もし本当に世界を変えたいのなら、肝に銘じておこう。犯人捜し本能は役に立たないと。

 

一つひとつの報道は正しくても、ジャーナリストがどの話題を選ぶかによって、全体像が違って見えることもある。メディアは中立的ではないし、中立的でありえない。

わたしたちも中立性を期待すべきではない。

 

どんなことがあっても、ひとりの人やひとつのグループだけを責めないようにしよう。なぜなら、犯人を見つけたとたん、考えるのをやめてしまうからだ。

 

第11章

事実に基づいて世界を見れば、世の中もそれほど悪くないと思えてくる。これからも世界を良くし続けるためにわたしたちに何ができるかも、そこから見えてくるはずだ。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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FACTFULNESS(ファクトフルネス)

 

→悲しみの上に、人は輝く(青山俊董)
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