「100人の村で84人に新商品を売る方法(森本尚樹)」の名言をまとめていきます。
100人の村で84人に新商品を売る方法
1章
すべての商品はお客さまの問題解決のために存在する。
個々の戦略にはただひとつの答えなどない。
喜んでくれない人に無理に商品を売り込むことほど非効率なことはない。売り込む人にも精神的な苦痛を強いることになる。
私もお客さまに「どのような商品を作れば購入していただけますか?」と聞くことは大反対だ。それを考えるのはお客さまの仕事ではなく、私たちの仕事だからだ。
「御社はお客さまのために存在している」とはいったが、断じて「御社はすべての人のために存在している」とはいっていない。
理不尽な要求を突きつけてばかりいる横柄な人までを、「お客さま」と呼ぶべきではない。
人が商品を購入する最後のスイッチは信頼関係である。
2章
大手企業が世の中のすべてのお客さまの問題解決を行えているわけではない。
その商品やサービスに不満を持っているお客さまは必ず存在する。
ライバルのいいところをマネすれば、それはライバルに追従することに他ならず、その時点であなたは差別化ポイントを失い、ライバルを超えることは困難になる。
お客様が求めているのは高機能な商品では決してない。問題を解決できる方法だ。
本当の強みとは何か? 強みが発見できない時には、反対に弱みに注目するといい。
定価をライバルよりも安く設定してしまうと、「別に特別なことをしなくても、商品が売れるのではないか?」という錯覚に陥ってしまう。
「安い商品だけが大好きな顧客」に、商品を売ることは、本当にあなたが、人生をかけてまで、どうしてもやらなくてはならないことなのか。
3章
ライバルたちがあたりまえだと思っていることを捨ててこそ、戦わずして勝てるヒット商品を創出することができるのだ。
すべてのお客さまをターゲットとしないことから始まる。
最後まで読んで頂きありがとうございました。