「エッセンシャル思考」の名言まとめました

「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする(グレッグ・マキューン)」より名言をまとめていきます。

人はいろいろなものに目移りし、そして何も出来ていない。
本当に大切なことに集中するための解説書。

時間の無駄

誘われたからという理由だけで参加するのは、時間の無駄ですから。

断れない人が、断ることが出来るようになってから話した言葉。
日本では「断らない」というのが、成長するためには必要という思想がある。
間違ってはいないが、都合よく解釈され「なんでも断らない」になっている。
断らないのは必要なことであって、必要で無いことは断らないと時間なんて絶対に足りない。

チャンス

世の中には、ありとあらゆる仕事やチャンスが転がっている。
その多くは悪くないものだし、かなり魅力的な話も少なくない。
だが、本当に重要なことはめったいない。

これは「自分にとって」と考えると分かりやすい。
成功者の話や儲け話などは、それこそ星の数ほどある。
しかし自分に当てはまることはほとんど無いし、人から誘われたらなおさらだろう。
「隣の芝生は青く見える」とは、よく言ったものである。

選択

自分で選べない人は、他人の言いなりになるしかないのだ。

頼みごとを断れない人、人に流される人には耳の痛い言葉だろう。
選べないとはどういうことだろうか?
選べないとは、自分の考えを持たない人と捉えている。
自分の考えを持たないから、選ぶことも決めることも出来ない。
断れないのは、断れない性格では無いのです。

ストレス

「できる」せいで「やらなくては」が増えていくストレスを抱えていないだろうか。

いろいろな能力があるため、多種のことを出来てしまう人。
スピードが早いために、多くのことを出来てしまう人。
それは能力としていいことなのだが、多くの場合は都合よく利用されてしまう。
これは自分で調整しないと、誰もしてくれない。

スポンサーリンク

皮肉

皮肉なことに、みんなのために一生懸命働いたボクサーの努力は、むしろ独裁者による搾取を助長しただけだった。

ボクサーとは、童話に出てくる頑張ったが報われなかった馬のこと。
これを読むと、どうしてもブラック企業を考えてしまう。
ブラック企業は、もちろん企業が悪い。しかしそれを承知で働く社員がいるもの事実。
全員が「ノー」といえばブラック企業は無くなる。
しかし生活のためとして受けてしまう人がいるため、どうしても周りが引きずられる。
抜け駆けするように安売りする人が悪いのか、それとも社会が悪いのか?

トレードオフ

戦略的ポジションは、別のポジションとのトレードオフなしには維持できない。

トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできない。

「トレードオフ」とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態のこと。
本書の中では格安航空会社の例が載っている。
通常の航空会社が儲けている格安航空会社の真似をして、大失敗している。
通常料金と格安料金を両立出来なかったからだ。
家電でも服飾でも、同じような話は多い。
方向転換ならともかく、両立は難しい。

イエスとノー

絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである。

ある経営者の言葉として紹介されている。
日本には「よさそう」とう言葉がある。
何かをする時に、「した方がいい」なら良い。
しかし、「した方がよさそう」ならどうだろうか?
絶対的なイエスではなく、相対的なイエスとなる。
「よさそう」程度で始めてしまうと、時間など際限なく掛かってしまう。

目的の明確化

目的が明確でなければ、人を動かすことはできない。
目的もわからない仕事では、やる気がでないからだ。

日本の会社員は、「会社のことを考えている」というイメージがある。
しかし個人的に、会社員で会社のことを考えている人は、ほとんどいないと予想する。
考えているのは、会社における自分のこと。
会社や仕事の最終的な目的など、なおさら考えていない。
衰退企業は、意外とこの当たりに問題があるかもしれない。

スポンサーリンク

心理的バイアス

さまざまな心理的バイアスにとらわれず、きっぱりと「やめる」スキルを身につければ、人生はもっとシンプルになるはずだ。

続けていることは、今までの努力が無駄になるとして止めることが難しい。
持っている物を捨てるのは難しい。
「必要になるかも?」という気持ちが働き、明らかに使っていなくても捨てられない。
これを「性格」ではなく「スキル」と考えることに意味がある。

例外

「一度でも例外を許したら、その後は例外だらけになってしまいます」

「今回だけ」とか「一生のお願い」とかは、繰り返し使われる。
その多くを「仕方がない」で受けてしまう。
感覚的には理解できるし、自分も何度も受けたことがある。
しかし頼む方と頼まれる方のほとんどが、一方通行なのはなぜだろう?

見積もり

見積もりが甘すぎる傾向があることはみんな認めるのだが、それでも目の前の仕事を見積もる段になると甘すぎる見積もりをしてしまう。

多くの人が経験しているだろう。
私自身も、何度これで失敗したか分からない。
ただこの問題の難しいのは、相手も甘い見積もりをすること。
こちらがいくら正当な要求をしても、相手の考えが甘いためどうしても通らない。
その結果、厳しい納期で受けてしまい仕事が間に合わない。
なぜ日本人は、最初から厳しい納期で仕事を始めるのだろう?

モチベーション

人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚である。

確かに前に進んでいると、効果が現れているためやる気も出てくる。
しかし逆にいえば、停滞しているとモチベーションが下がるということだ。
仕事のほとんどは停滞であり、モチベーションが保てる訳が無い。
またブログなのも続けることが出来ないのは、結果がなかなか出ないから。
少しでも右肩上がりなら、やる気も出るのですけどね。

雇用

現実のコストを考えると、間違った人材を雇うよりは人が足りないほうがずっとましだ。

忙しいのに人を雇わない経営者に対しては、非難したくなるだろう。
しかし無駄に人を雇ってしまうと、経営自体に問題が出てくる可能性があるのも事実だ。
またこの言葉には、労働者側に対するメッセージもある。
あなたは「正しい人材」であり、「間違った人材」になっていないだろうか?
もし「間違った人材」なら雇われなくて当然となる。
選択できる立場になるには、まず「正しい人材」になることから始めないといけない。

感想

内容的には非常にシンプルである。
ひたすら「必要なことをするために、無駄なことはするな」と訴えている。
その例が、これでもかと紹介されている。
非常に分かりやすい内容であり、また自分に当てはまることも多いだろう。
多くに手を出してしまい時間が足りない人には、おすすめの一冊です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

アマゾンリンク
エッセンシャル思考

→インデックス

スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク