「うまくはやく書ける文章術」の名言まとめました

「うまくはやく書ける文章術(山口拓朗)」より名言をまとめていきます。

文章を上手く書けない。何を書けばいいのか分からない。
「うまく」「はやく」書くためには、知識と技術が必要です。
書く前の準備に、重点を置いている点が特徴の一冊。

うまい文章

「うまい文章」とは、「目的を達成できる文章」だと定義します。

文章にもいろいろある。
きれいな文章、分かりやすい文章、理論的な文章、美しい文章など。
しかし文章には必ず目的がある。ラブレター、販売目的、プレゼンなど。
全ては、相手と交際すること、物を売ること、案を採用してもらうこと、など、目的を達成出来ることが「うまい文章」となる。
改めて、「相手の気持ちを動かせているか?」を考えたい。

文章作成とは

そう、文章作成は、「サービス業」なのです。

文章に必要なのは、「読む人に貢献すること」になる。
物ではなく、読み手に必要な情報を提供する。
そう考えると、まさに「サービス業」ですね。

情報収集するために

アンテナが張られると、必要な情報に気づく「目」ができます。

アンテナとは、「特定の情報が欲しいという気持ち」。
もし「スマホが欲しい」と考えてたら、ネットで調べたり、周りに聞いたり、誰かが使っているものを見たりする。
もし欲しいと考えていなければ、見えていても気にしないもの。
そのように、「情報が欲しい」という気持ちが、情報収集につながる。
「情報が見つからない!」と言っている人、どんな情報が欲しいか
真剣に考えていますか?

情報とは

情報とは「ある」ものではなく「生み出す」ものです。

情報の考え方になります。いつも情報を持っている人がいる。
その人だけ、特別な情報源を持っているのでしょうか?
もちろん、交友関係が広いなどはあるかもしれない。それだけでしょうか?
同じものを見ても、人それぞれ捉え方が違います。
新しいものばかりが情報ではありません。
見ている物、知っている物でも視点を変えることで、新たな情報を見つけてみませんか?

情報の集め方

現場での一次情報は、むやみやたらに拾えばいいというものではありません。
あらかじめ文章の目的やテーマが決まっているときは、優先順位の高い情報から拾っていきます。

情報収集に使える時間は無限ではない。
また情報は集めたけど、「結局何が知りたかったの?」では意味がない。
情報は必要なものだけあれば十分です。
何の情報を集めて、何を表現したいのか具体的に考えましょう。

スポンサーリンク

質問について

話を聞く作業は、常に「仮説→検証」のくり返しです。

よく「どうしましょう?」とか「どうですか?」と、広いくくりで質問する人がいる。
それでも答えると、「そうではない!」と相手を非難するような時がある。
自分の無知を隠す、卑怯な質問と言えます。
質問とは、確認作業です。「私は何も知らないので教えてください」は質問ではない。

情報の関連性

情報というのは、それ単体ではなく、大小さまざまな「その他の情報」とつながることで価値が変化する。

結局のところ、情報の価値は「あるか、ないか」ではなく、「生み出せるか、生み出せないか」にかかっているのです。

本書内では「大所と局所」について書いていますが、少し別のことを考えてみる。
例えば、「飛行機」というワードがあるとする。
これだけでは大きすぎて、捉えどころがありません。
ここに、「景色」というワードを追加してみます。
「飛行機から見える景色」や「飛行機が映った景色」などいろいろなワードができます。
「興味は作り出す」という気持ちを持ちたい。

書く前の準備

読者ターゲットを明確にする。
読者ターゲットのニーズを把握する。
文章の目的を明確にする。
読者の反応を決める。
メッセージをひとつにしぼる。
文章の切り口を工夫する。
文章のレベルを決める。
文章のテイストを決める。

本書内に書かれている、8つの書く前の準備項目です。
内容説明は、本サイトの趣旨と異なりますので省略します。
このサイトは個人的な忘備録と思想の記録を公開しているだけなので、8つの項目をあまり意識していない。
少しは考えたほうがいいかな?

ネットにアップしても

自分が書いた文章が、大勢の人に「読んでもらえる」と思ったら大間違いです。
情報が氾濫するこの時代に、不特定多数に向けて文章を書いたところで、ほとんど読んでもらえません。

ブログを書いている大部分の人が実感しているでしょう。
ただトップブロガーでも、最初から多数の読者がいたわけではない。
「継続は力なり」を信じて、内容を充実させましょう。
(自分への応援メッセージ...)

読者の反応

文章を読む人の反応を具体的に決めることで、目的の達成率が飛躍的に高まります。

「予測」ではなく、「決める」と書かれている。この違いは何でしょう?
「予測」とは、書いた文章に対して読者がどの様に感じるかを考えること。
「決める」とは、読者がある反応を示す文章を考えること。
どちらが結果を残せるかは明白です。

フォーマットの活用

型を使って文章を書けるようになると、「どういう流れで書こうかな?」とムダに頭を悩ます必要がなくなります。

型やフォーマットは堅苦しいイメージやオリジナリティが無い等、マイナスイメージがある。
しかし、料理のレシピはどうでしょうか?
あらゆる名料理人も、最初は決められたレシピを利用している。
その結果、アレンジなどによりオリジナリティが生まれていく。
文章が書けないと嘆く前に、まず過去のフォーマットを参考にしてみましょう。

目次の作成

目次を作らずに「長文」を書くのは、地図をもたずに旅に出るようなものです。

これから書こうとしている文章の流れや要点を、事前にまとめる必要性が書かれている。
最近ネットで見るニュースなどは、経験の浅い人が書いているのか、支離滅裂なことが多い。
個別には理解できる。しかし全体を通して読むと、何が言いたいのか分からない。
長文になると、途中で読む気をなくすものがほとんどだ。
知識の羅列ではなく、ストーリーに沿った文章を書きたい。

心が動くこと

私たちの心が動くのは、書き手自身のなかから湧き上がってきた「自分の言葉」で書かれた文章に出逢ったときです。

「納得、説得」という言葉がある。自分で納得していることは、相手を説得しやすい。
コピペの文章に重みはない。
たとえ人から聞いたことや本で読んだことでも、自分の言葉に変換して表現することが大切。
また「出会う」ではなく「出逢う」と書いているところに、著者の想いを感じる。

断言した言葉

断言した言葉には、読者の心を揺さぶる強さと鋭さがあるのです。

「...だ」「...です」と「...と思う」「...と考えます」の違いになる。
確かに、断言している言葉には重みがある。
しかし、このサイトでは断言しない表現をよく使っている。
理由は、私の意見の発表ではないからです。
このサイトは「自分を含む読者への問いかけ」です。
答えは一つではなく、複数あります。思考における方向性の参考になれば幸いです。

文章の書き方

情熱で書いて、冷静で直す。

説明をそのまま転記しますと、「書くときは情熱的に一気に書き上げて、書き上げたあとで冷静になって読み返す」
これが意外と難しい。自分のことには客観的になれないもの。
出来れば他人に読んでもらうのが一番ですね。

接続詞の弊害

手当たり次第に接続詞を使うと、ゴツゴツした堅苦しい文章になりがち。
なくても意味が通じる場合や、なくすことでリズムが滑らかになる場合は、思い切って削りましょう。

「しかし」「また」「ところで」などのこと。
しかし、使うと文章が書きやすいですよね。
と、わざと前文では「しかし」を入れてみた。
無いとどうなるでしょう?
「使うと文章が書きやすいですよね」
これでも十分意味が通じるし、シンプルです。
いきなり無くすのは難しい。
まずいつも通り書いてみて、無くせるかを判断するのがいいですね。

長い文章

文章は長く書けばいいというものではありません。
むしろ、短い文章で、どれだけ的確に伝えられるかが勝負です。

「ブログを見てもらうには最低でも毎日1500文字以上書きましょう」と良く聞きます。
しかし書かれているように、内容が無ければ意味がない。
文字数よりも、内容に力を入れましょう。

ダラダラした文章

ダラダラした文章は、読む人にとって迷惑なもの。
冷静で直すときには、「一文一義」を意識して引き締まった文章を目指します。

「何々で、何々として、何々だった場合...」と何行にも渡って、文章が続く場合がある。
間違いでは無いが、内容が入りにくいのも事実。
「何々。何々です。何々だ。」と「一文一義」で区切ると、分かりやすくなる。
この視点を持って本やブログを見るのも面白い?

語尾について

たかが語尾、されど語尾。「遊び方も重要」と心得ておきましょう。

「...です」や「...だ」など語尾の使い方で、大きく印象が変わってくる。
語尾には性格が出る。
性格を変えるのは難しいけど、文章では遊んでみるのも面白い?

黒っぽい文章

「黒っぽい文章」は嫌われる。

「黒っぽい文章」とは、改行もなく空白もない文章のこと。
文字ばかりで、白い部分が少ないですからね。昔の文学小説と現代の軽い小説。
どちらに価値があるかは別として、どちらが読みやすいかは明白です。

感想

文章を書くことについて、本当に丁寧に、そして明確に書かれている。
具体例も多く、すぐ実践にも使える。
ただ困ったのは、自分の未熟さを認識したこと。
もちろん、今後につながるので良かったんですが。
文章が書けない人、レベルアップを目指している人には間違いなくおすすめです。

アマゾンリンク
「うまく」「はやく」書ける文章術

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク