「残酷すぎる成功法則」の名言まとめました

「残酷すぎる成功法則(エリック・バーカー)」より名言をまとめていきます。

世の中には、ありとあらゆる「成功の法則」がある。
しかしそれは、成功に対する真実なのだろうか?
今までの常識を問い直す、新しい成功法則の一冊。

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普遍的な成功法則

ここに「普遍的な成功法則」が書かれているわけではない。
もしそんなものがあるとしたら、世界じゅうのひとが「成功」しているはずだ。

まったく、その通りですね。世の中には成功法則に関する物が溢れている。
そして新たに出続けている。
「なぜ異なる成功法則が出続けているのか?」
その結論は書いているように、万人にとっての成功法則など存在しないから。
一体、成功法則とは何なのですかね?

学ぶこと

純粋に学ぶことが好きな学生は学校で苦労する。

一見、矛盾しているように感じるでしょうか?
「学ぶことが好き」とはどのようなことでしょうか?
それは、自分が好きなことや知りたいことを学ぶことです。
決して学校で習う科目ではありません。ましてテストのためなどでもありません。
純粋に知りたいから学ぶ、分からないから学ぶのが正しい考え方です。
学校の科目は、その学びたいことが分からない人のために可能性を広げているに過ぎない。
全てが平均以上より、一つが突出している方が、本来はすごいのです。

ルール

ルールに従う生き方は、成功を生まない。

少し厳しい意見だが、現実的な事実である。
ルールとはすでに決められていること。間違いではないが、革新的なことは生まない。
ルールに従うとは、「周りと同じ」と同意語である。
もちろん、何を持って成功と言うかは別問題ですけどね。

良い悪い

私たちは、とかくものごとに「良い」「悪い」のレッテルを貼る。
実際には、それらはたんに「異なる」だけなのに。

行いには「良いこと」「悪いこと」「皆がやっていること」の三つがある。

それぞれが聞くべきであり、また面白い考え方です。
大勢の中で一人だけが違う行動を取り、大勢の人にとっては迷惑に感じた。
これって、多くの人にとっては悪い行動になる。しかしこれは「絶対悪」ではない。
あくまで相対的に「悪」と考える人が多いだけ。
また車の運転で考えてみる。
全体の流れに合わせて走っているが、制限速度は超えている。
これってルールで考えると、悪いことであり間違っている。
しかしこれを悪いと考える人は少ない。
逆に制限速度を守り、周りのペースを乱すことが悪と考えられる。
人というは、まったく自分勝手である。

ゼロサム

実社会での関係のほとんどはゼロ・サムではない。
誰かが勝つからといって、あなたが負けるとは限らない。

勝ち負けに持ちこめば、どちらの側も実質的な敗者になる。

スポーツや競技のように、明確に勝ち負けが分かれるものはある。
しかし人生はもちろん、経済的なことにおいて明確な勝ち負けは生まれない。
多くが勝つこともあれば、多くが負けることもある。
例えば、競合店が隣に出来たとする。
一見、客の奪い合いが起こりそうだが、実際には客自体のキャパが増えることにより、お互いの利益が上がる場合がある。
秋葉原などが一番分かりやすい環境だろう。
相手を落とすことは、自分も落ちることを理解したい。

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職場環境

不正やごまかしの横行する悪い職場環境はあなたを悪い人間にし、不幸にする。

残念ながら人間は弱いものであり、流されやすいものである。
不正が常態化している場所では、正しいことがバカにされる。
その結果、周りに合わせていくと、正しいことが分からなくなる。
よくある話だが、結局誰が悪いのだろうか?

アピール

どんなに身を粉にして働いても、上司の目に届かなければ報われない。
マーケティングなしで売れるすぐれた商品があるだろうか?

日本人的な感覚では、抵抗がある人がいるかもしれない。
どうしても、「努力すれば報われる」「いい商品は売れる」と考えてしまう。
しかし本当にそうだろうか?
確かにアピールばかりしている人に共感は出来ない。
しかしアピールもせずに分かってもらえると考えるのは、あまりにも自分勝手では?
こちらから連絡もせずに、連絡してもらえると考えるのはおかしくないか?
別に「ゴマをすれ」とは言わない。
しかし適切な報告や連絡も出来ていないのなら、報われなくて当たり前である。

諦めること

正しく諦めることにも、あなたを大成功に導いてくれる可能性がある。

日本ではとにかく「継続」を重んじる。「この道何十年」とかいう言葉が大好きである。
また続けてきたことを止めるのは、「もったいない」と考えてしまう。
確かに、「後少し」の頑張りが足りなかったために、成功しないこともあるだろう。
しかしいくら「後少し」を続けても、どうしようもないことがある。
過去は仕方ないが、未来を捨てる必要はない。
時には見切りをつけて、再スタートことが未来を開いていく。

楽観主義

良いゲームは、プレーヤーが勝てるデザインになっている。
デザイナーたちは、勝てないゲームをつくらない。

「正当な楽観主義」は、困難なことを面白くしてくれる。

クリアーが難しいゲームがある。何度もゲームオーバーになる。
しかしプレーヤーは、「そのうちクリアー出来る」と考える。
少なくとも、「クリアー出来る方法がある」と考える。
このようにクリアー前提の楽観主義のために、ゲームは面白く感じる。
それに比べれば仕事など、ほとんどが成功している。
また、「終わらない仕事はない」と言われている。
本来はゲームよりよっぽど楽勝のはず。

目標

職場にもたしかに目標がある。だがそれはあなたの目標だろうか?

これについては意見が別れるかもしれない。
「仕事だから目標が違うのは仕方がない」と考える人も多いだろう。
しかし信じていない目標で頑張ることが出来るだろうか?
また目標を「ノルマ」と言い換えると、単なる無理に挑戦していないだろうか?
職場の目標とは別の、自分の目標を見つけたい。
それがレベルの低いものであっても構わない。
ゲームの序盤と同じ、自分のレベルに合わせた目標を考えたい。
その目標を積み重ねていった先に、ボスキャラを倒す力が生まれる。

一つのこと

一日に一つのことしかできなかったら、あなたは何をするだろうか?

やりたいことが多すぎて、結局何も出来ないことがある。
どれも捨てることが出来なくて、無駄なものばかりが増えていく。
しかし何らかの制約により、一つのことしか出来ないとしたら何がしたいだろうか?
その一つが分かるなら、自然にあなたの行動は変わっていく。

仕事

仕事は、あなたのゲームだということを忘れてはならない。
ほかの誰かがあなたの仕事や人生を面白くしてくれるのを待っていてはいけない。

なかなか厳しいですね。自分の今の現状に対して不満を言っている人は多い。
しかし責任を周りのせいにし、自分自身で改善の努力をしている人は少ない。
それでは何も変わらない。

自力

自力でできるかぎりのことをやっている姿は、あなたの賢さと才覚、また、決して人の時間を無駄にしないであろう人間性を示している。

これは教えてもらう姿勢について書いている。
会社員時代に次のように言う人がいた。「自分で考えるより、聞いたほうが早い」
決して間違ってはいない。
自分で一日考えても分からないことでも、誰かに聞けばすぐ分かることがある。
組織としては効率的。しかし何でも聞くことが正しいのだろうか?
個人的に、自分で考えていない状態で質問されるのはイライラする。

説明

説明するという行為の多くは、ベールに隠された支配欲である。
あなたは相手に教えようとしているのではなく、勝利しようとしている。

これは言うまでもなく、聞きに来た人に説明する時ではない。
相手の話や行動に対して、間違いを指摘し説明や説得するときの話である。
自分は正しいことを知っている。相手は間違ったことをしている。
そのため私が説明している。このような流れになる。
しかし聞いてもいないことを説明されるほど、腹の立つことはない。
しかもそのほとんどが、上から目線だ。一体、何様だと考えてしまう。
しかも言っている方は、「こんなに親切に話しているのに」と考えている。
勘弁してほしいですね。

努力

何ごとかを成すには、ばかみたいに夢中になって努力する必要がある。

日本人が好きそうな言葉ですね。実際、成功者の全ては努力している。
ただ気を付けたいことがある。努力と時間はイコールでは無いことだ。
例えば、「10時間勉強した」ことに意味はない。
大切なのは、「10時間で何を得た」かである。
仕事でも、「毎日終電」や「徹夜続き」などに意味はない。
大切なのは、それにより何をしたかだけ。
努力は必要だが、あくまで結果を得るための努力でありたい。

給与

給与は仕事の満足度を高めない。

これは忘れがちになりますが、当然でもありますね。
給与が高いから辞めたくはない。
しかし決して楽しいわけでも、やりがいがあるわけでもない。
このように考えている人は多いだろう。
これが長時間労働の結果の場合、一番身動きが取れない。

エネルギー

本当に管理すべきは時間ではなく、エネルギーなのだ。

休暇や休息に対する考え方になる。
連休を取れば楽になるわけではなく、8時間寝れば疲れが取れる訳ではない。
あくまで結果としてのエネルギー状態が大切と語っている。
それは人によって差があるだろう。
10時間働いても平気な人もいれば、6時間で限界の人もいる。
自分のエネルギー状態を改めて見直したい。

計画

計画───これこそあなたが必要とするものだ。

日々の計画ではなく、人生の計画である。もちろん予定ではない。
明確な目的と、それを可能にするために細かい目標についてである。
多くの人が「お金持ちになりたい」など、希望は持っている。
しかし明確な計画を持っている人は少ない。

感想

非常に興味深い内容でした。
しかも難しいことを書いているのに非常に分かりやすく、そして面白い。
特に多くの自己啓発本を読んでいる人にとって、納得できることが多いはず。
しかしこれは成功本では無く、解説書。
今までの常識を問い直す、新しい成功法則の一冊です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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