「心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方」の名言まとめました

「心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方(阿隅和美)」より名言をまとめていきます。

一生懸命話しても、ダメな時はダメなもの。
同じ内容でも、一方は聴いてもらえて、一方は無視されることもよくあること。
話は相手を主役にすることで、全てが変わってくる。
元NHKのキャスターである著者が、どうすれば相手が興味を持つ話をつくることが出来るか、具体例を多用して説明している。

話のポイント

実は、話の主役を「自分」から「相手」へと視点を180度変えただけなんです。
ただそれだけのことで、相手はあなたの話を聴く気になるのです。

ほとんどの人は「私は」とか「私の」という感じで、自分のことを自分の言葉で話している。
しかし家族や友達とかでなければ、誰もあなたの話を聴きたいとは思わない。
実際セールスマンが売り込みに来た時、聴きたくはないでしょう。
ただここでは、「聴き上手」とは意味が異なる。
あくまで、相手の視点に立った話のつくり方になる。

シンプルなセオリー

聴きたくなる話にはシンプルなセオリーがある。
その方法を使えば、話が苦手な人でも、相手の気持ちをつかむことができる。

多くの人が、話の練習をしたことはないだろう。
せいぜい大切なことを伝える前に、反復するぐらい。
それに対して、プロのスポーツ選手はどうだろうか?
基礎的な練習を行い、自分に合った応用を考えて試合に望んでいる。
このように、あらゆることに基本となるものがある。
その点から、話にもシンプルなセオリーがあると強調している。

主役は自分?

人は誰でも「主役は自分」「自分が世界の中心」だと無意識のうちに考えています。
つまり、自分事でなければ興味が湧かないのです。

大勢の人が集まっていて、周りがいろいろな話をしていても自分の耳には入ってこない。
自分に関係無いため、興味が湧かないから。
しかしその話の中に自分の名前が出てきたら、途端に興味が湧いて、いろいろ聴こえてくる。
テナントの放送でも、自分の名前や住んでいる地域が聴こえてきた瞬間に聴くモードになる。
このように人は、自分のことにしか興味を持たない。
いくらこちらの都合でセールスしても、相手の耳には入らない。

コミュニケーション

コミュニケーションは先手必勝です。
待っていても、相手から近づいてくることはまずありません。

具体的に言えば挨拶になる。
積極的に自分からすればいいのは分かっているが、これがなかなか難しい。
「出来るか出来ないか」ではなくて、「するかしないか」なのですが。

ワンセンテンス

ワンセンテンスが長いと、日本語のつくりからいっても、わかりにくさに拍車がかかります。

簡単に言えば「。」までの長さのこと。日本語は最後に結論が出る。
そのため、「これが」「それで」「こなって」「そうなって」と文章が続くと、何が言いたいのか最後まで分からない。
その間、結論がわからない話を聞かされるのは苦痛となる。
途中で話を挟むと、「そうじゃない!」と怒り出すこともある。
こんな人は多いけど、自分がより多く話すためにわざとしてるんですかね?

話の長さ

長い話をするより、短い話をする方が難しい。

普通の人なら、10分より30分の演説の方が大変と考える。
しかし、演説が得意な人なら逆みたい。
ただ話せばいいと考えてる人と、相手に伝えたいと考えている人の違いですかね?

専門用語

世の中には、「聞いたことはあるけれど、説明できない」言葉で溢れています。

業界の専門用語やアルファベットの略称など。
言っていることは分かっても、意味が理解できないことは多い。
この場合、相手の無知を笑うのではなく、自分の言葉足らずを反省したい。

当たり前のこと

「自分の頭の中の地図」と「相手の頭の中の地図」は違います。
自分にとっては当たり前のことでも、相手にとっては当たり前ではないのです。

主語なしで突然話したり、「いつもの様に」などで依頼することについて。
相手がいつも、自分のことを考えているわけではない。
それなのに、「分かってもらっている」と考えるのは無理というもの。
またこれは、自分の優位性をアピールしたいからとも言える。
こんな意味のないことは、止めたいものです。

あなたの価値

それは一般論であって、競合他社でも言えることですよね。
あなたからこの商品のプレゼンを聞く価値はどこにありますか?

本文から少し固有名詞を変えています。
商品の説明を受けたとしても、同じようなものが他の会社にもあれば同じような説明を受けることができる。
せいぜい、細かさや分かりやすさの差が出るだけでしょう。
当然その場合は、価格競争になってしまう。
多少値段が高くても、「あの人から」とか「あの店で」買う時がある。
それは、「あの人」や「あの店」自体に興味があるからです。
話を聴いてもらえる最大の方法は、商品ではなく自分に興味をもってもらうこと。

緊張について

緊張は、程度の差こそあれ、誰でもするものなのです。

緊張することは、よくないことと考えられている。しかし、本当にそうだろうか?
「重度の緊張で声が出ない」とかは問題だが、緊張すること自体は、ここに書かれているように普通のこと。
緊張することを受け入れたい。

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人間力

「あなたから聴きたい」と思われる存在であることが、相手を引きつける原動力です。
つまり「人間力」を磨いてこそ、話に味や深みが生まれるのです。

「どんな話か」より「誰の話か」のほうが大きいと考えている。
相手から好意や信頼を得られるようになりたい。

感想

話し方について非常に分かりやすく書かれていました。
また話のつくり方として、良い例と悪い例の比較により具体的になっているので、イメージもつかみやすい。
元アナウンサーとして不特定多数の人を相手にしているためか、文章も非常に平明で分かりやすい。
話が苦手な人には間違いなくおすすめです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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