「考具―考えるための道具、持っていますか?(加藤昌治)」の名言をまとめていきます。
考具
序章
アイデアマン&ウーマンになるかどうかは後天的なものだ。
置かれた環境よりも、自分の意識の方が大事なんだ。
第1章
ビジネス上、実行可能な企画は「何を」「どうする」という2つの要素に大別されます。言い換えると「WHAT」と「HOW」との違いになります。
今、目の前にある課題に対して、あなた自身はどうしたいのか?
これが全てのアイデア・企画の出発点です。
これはいいぞ、と判断できるアイデアに実現性を持たせると「企画」になります。企画とは、予算と準備と時間さえあれば、実施できる目処が立つ計画のことだ。
いきなり企画は生まれない、ことを確認してください。有象無象のアイデアの残骸を乗り越えて、初めて企画が誕生するのです。
第2章
アイデアを考えることに慣れていない場合、既存の要素を探す範囲が狭くなってしまうことが多いのです。クルマならクルマ周りのことだけで考えようとしてしまうパターンです。
実際に自分自身が”演じている”ことは強いです。やってみると分かること、が実はたくさんあるんです。
第3章
ちょっとだけ違うのも、一つの立派なアイデアです。
展開するときは拡げて拡げて拡げるのが大事。ちょっとの違いを大切にしてやってください。
アイデアが面白いかどうかは組み合わせの妙が問われることになります。
しかし、組み合わせの方法よりは、組み合わせる要素をどれだけ多彩に引き出せるのか、の方が重要なのかも知れません。
第4章
たいてい一度は折り合えなくて壁にぶつかります。はみ出ます。新しい企画は予定調和の中からは生まれません。
できるだけ細かく細かく、丁寧に想像してみてください。自分のやりたいことをどれだけ明確にできるか。企画が成功するかどうかの判断基準にもなると思います。
第6章
アイデアのヒントは至るところにあります。
わたしたちが発見できるかどうか、が大事なんです。ヒントたちを探しているか、見つけようとして問いかけているか、がポイントになってきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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