「エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)」の名言をまとめていきます。
エッセンシャル思考 PART1
エッセンシャル思考を身につけるためには、これら3つの嘘を捨て、3つの真実に置き換えなくてはならない。
「やらなくては」ではなく「やると決める」
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」
第1章
エッセンシャル思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方だ。
エッセンシャル思考とは、より多くのことをやりとげる技術ではない。正しいことをやりとげる技術だ。
自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。
成功した人は何でもやろうとしすぎて、そもそも何をやっていたかを忘れてしまう。
人生も仕事も、クローゼットと同じだ。必要なものと不要なものを区別できなければ、どうでもいいことで埋めつくされてしまう。
第2章
選ぶ能力は誰にも奪えない。ただ、本人が手放してしまうだけだ。
第3章
努力は大切だ。だが、努力の量が成果に比例するとはかぎらない。がむしゃらにがんばるよりも、「より少なく、しかしより良く」努力したほうがいい。
第4章
何かを選ぶことは、何かを捨てること。この現実を受け入れられない人は、◯◯航空と同じ運命をたどることになる。中途半端に片足ずつ突っ込んで、あれもこれも失うことになるのだ。
トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできない。
PART2 第5章
忙しすぎて考える時間もないなら、それは仕事が多すぎる。シンプルな理屈だ。
仕事が忙しくなればなるほど、考える時間を確保することがより必要になる。
第7章
遊びは本質を探求するのに役立つだけでなく、それ自体がどこまでも本質的である。
第8章
私たちの最大の資産は、自分自身だ。自分への投資を怠り、心と体をないがしろにすると、価値を生み出すための元手がなくなってしまう。
世の中には短時間睡眠で活動できる人もいるが、そういう人はたいてい疲労に慣れきっているだけだ。たっぷり眠って明晰に考えるという感覚を忘れているのである。
第9章
非エッセンシャル思考の人はいつも、消極的な基準でものごとを選んでいる。
最低限の基準を満たしていないチャンスは、もちろん却下。そして、理想の基準を満たしていないチャンスも、やはり却下しよう。
すべて満たしているものだけが、考慮に値するチャンスだ。
PART3 第10章
目的が明確でなければ、人を動かすことはできない。目的もわからない仕事では、やる気が出ないからだ。
本質目標を正しく決めれば、その後の無数の決断が不要になる。
第11章
断るためには、勇気が必要だ。切り捨てる勇気がなければ「より少なく」という言葉は空疎なお題目になってしまう。
「重要なことだけに集中しろ」と言うのはたやすいが、それを本当に実践している人は多くない。
エッセンシャル思考の人は、みんなにいい顔をしようとしない。
時には相手の機嫌を損ねても、きちんと上手にノーを言う。長期的に見れば、好印象よりも敬意のほうが大切だと知っているのだ。
第12章
自分の失敗を認めたとき、初めて失敗は過去のものになる。失敗した事実を否定する人は、けっしてそこから脱け出せない。
やると決めたことをキャンセルするのは、やはりどうしたって気まずいものだ。だが、不本意なことをやりつづけていても、誰のためにもならない。
第14章
仕事の線引きは砂の壁のようなもので、一ヵ所が崩れると、ほかも一気に崩壊してしまうのだ。
PART4 第15章
確実に言えるのは、世の中に確実なことなどないということだけだ。だから、何が起こってもあわてないように、あらかじめ備えておいたほうがいい。
おもしろいことに、見積もりが甘すぎる傾向があることはみんな認めるのだが、それでも目の前の仕事を見積もる段になると甘すぎる見積もりをしてしまう。
第18章
習慣は妨害に打ち克つための最強の武器だ。習慣がなければ、数知れぬ誘惑に勝つことは難しい。
第19章
頭のなかに未来のことが詰まっていると、今この瞬間に集中できない。
第20章
「本当に重要なのは何か?」。それ以外のことは、全部捨てていい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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