「いい質問が人を動かす(谷原誠)」の名言をまとめていきます。
いい質問が人を動かす
はじめに
人を動かすには、命令してはいけません。質問することです。
第1章
質問者は、気持ちよく答えてもらうためにはなるべく「なぜ」を使わないようにしなければなりません。
相手に質問し、価値ある情報をもらう場合には、相手の立場にたって、相手が答えやすいような質問をしなければなりません。
質問を始める前には、「私は何のために質問するのか?」と自分に質問をし、その答えを明確にしてから質問を開始するようにしましょう。
仮説を立てながら質問をしてゆくことが大切です。
相手に質問しておきながら、相手が答えを言うと、「それは違う」「そんなのナンセンスだ」などと、即座にその答えを否定してしまう人がいます。
このような人は他人に質問をする資格がありません。
第2章
私たちがよき質問者になるには、まずは相手に好意を持たれることが必要となります。
犬に学ぶ、人に好意を持ってもらう最強の方法とは、相手に好意を持つ、という方法です。
相手の気を引くには、あなたが好きなことなど何の意味もありません。相手の興味を引くには、相手を問題にしなければなりません。
やはり、質問をし、情報を提供してもらおうと思ったら、身を乗り出し、きちんと目を見て話しかけるのが礼儀というものでしょう。
第3章
人をその気にさせ、動かすには、「まず感情を動かし、その後理性で正当化できるようにしてあげる」ことが必要ということになります。
人は他人から命令されたことに従いたくありませんが、自分で思いついたことには喜んで従います。
第4章
自己正当化に邪魔をされずに相手の行動を変えるにはコツがあります。相手の自尊心を傷つけないことです。
自分で考え、自分で答えを出したことによって、人は成長するのです。
第5章
人をその気にさせるには、議論の力は必要ない、いえ、むしろ有害だという結論になりそうです。
第6章
考えるというのは、自分に質問するということです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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