「超一流の雑談力(安田正)」の名言をまとめていきます。
超一流の雑談力
はじめに
雑談というのは、あらゆる人間関係の入口です。
第1章
特に練習もなく、「出たとこ勝負」でうまく話せるようにはなりません。
「相手の置かれた状況を知りたい」「相手のプライベートを知りたい」など、雑談の中に目的を置くと、その方向に向かって相手のキーワードをうまく拾って会話を広げることができます。
みなさんえてして会話の始めのあいさつを軽んじる傾向があります。
第2章
では、実際にどのような話題をふればよいのでしょうか?
誰にでもあてはまるようなあたりさわりのない話題がいい。
基本的には一つの話題をフックにして、相手の反応を見ながら話題を変えていき、相手がどこに引っかかるのか探っていく。
雑談の話題は、ある程度の気軽さがないとうまく盛り上がりません。決して議論をしてはいけないというのは、一つ大事な鉄則です。
無理に笑い話をせずとも、相手が「それ気になるなぁ、教えてほしいなぁ」と思う話をすれば雑談は盛り上がります。
第3章
「相手の話に価値がある」というリアクションを取る。
相手に敬意を持って真剣に話を聞いていれば、雑なあいづちは自然となくなっていくものです。
「そうですね」はよくないあいづちだと言いましたが、これには何よりも大きな理由として「会話を止めてしまうから」ということがあります。
自分が生活の中でがんばっていること、こだわっていることを褒められれば、誰だって嬉しいわけですね。
意味のある質問をするためには、常に相手を見て話すことが大切です。
「モノそのもの」ではなく「モノを持っている人」に話題をフォーカスできると、そこに込めた思いやストーリーなどが聞けるでしょう。
「ヘタな質問」にはわかりやすい決まりがあります。
その一つが、「なぜですか?」と理由を問うような質問です。
たいていの人は1回目のコミュニケーションでせっかく距離を縮めることに成功しても、2回目でその関係性をリセットして、また初めから関係をつくり直すことが多い。
第4章
いかに人格が素晴らしくとも、能力が高くとも、そのことが見た目にあらわれていなければ、人には伝わらないのです。
出来事を一から十まで正確に伝えようとすると、どうしても話はダラッとなるものです。
第5章
「前回教えてもらったこと」にふれる。
美しく丁寧でも、話す内容はあくまでフレンドリーに。この機微がわかってくると、人としての信頼感も高まっていきます。
第7章
雑談から本題への自然な移行。
その最大のコツは、「あくまでも雑談からヒントを得た体」で行うことです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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超一流の雑談力