キングダム1巻(原泰久)より言葉と名言の紹介

キングダム1巻(原泰久)

 時は紀元前、中国の春秋戦国時代末期。

 

 西の大国である秦に二人の戦争孤児がいた。

 

 名前は信と漂。

 

 その二人は大将軍になるという夢を見て、日々訓練を重ねていた。

 

 そんな時、漂だけにある有力大臣から士官の話が持ち上がる。

 

 しかしそれには、国の叛乱に伴う陰謀が絡んでおり...

 

 圧倒的スケールの戦国絵巻第1弾。

 

野望

 

 俺達は孤児です。二人とも戦争で親兄弟を亡くした。
 当然親から残された財などなく...あるとすれば、この頑丈な体だけ。
 だけどそれで十分! 剣さえ振れる体があれば俺も信も十分なのです!
 戦いで全てを奪われた分、俺達も戦いで奪い取る!!

  有力な士族に偶然であった時、漂が語ったこと。

 

  孤児になり下僕として生活しているが、希望を捨てていない。

 

  状況を恨むのは簡単だ。

 

  しかし、希望と努力は続けていきたい。

 

別れ

 

 信! しばしの別れってやつさ! とっとと追いついて来いよ!
 二人の行き着く所は同じだぞ!!

  突然、王宮に士官が決まった漂。

 

  別れとして最後の稽古をしている時、漂が語ったこと。

 

  お互い同じ目標を持って、稽古に励んでいた二人。

 

  立場は変わっても気持ちは変わらない。

 

最後の言葉

 

 なるさ! 信。
 俺達は力も心も等しい。二人は一心同体だ。
 お前が羽ばたけば、俺もそこにいる。
 信...俺を天下に連れて行ってくれ。

  王宮に士官したはずの漂が、傷ついた状態で帰ってきた。

 

  それは、ある伝言を信に伝えるためだった。

 

  その時、漂が最後に語ったこと。

 

  これにより信は二人分の気持ちを抱え、大将軍になる夢を目指していく。

 

当たり前

 

 当たり前だ。お前らチンピラの剣とは違うんだ。
 俺の剣は、俺達の剣は、天下に轟く剣だ!!

  漂の伝言により、ある場所に向かう信。

 

  しかしそこでは、大勢の盗賊が待ち構えていた。

 

  その盗賊たちを相手にしている時、信が心の中で叫んだこと。

 

  大将軍を目指している者が、素人相手に手間どるわけにはいかない。

 

歴史

 

 そして歴史に名を残すのか!?

  子供時代の信と漂。

 

  秦国の躍進を聞いて気持ちが高ぶっている時、信が自分たちの未来について話したこと。

 

  人の一生は短い。

 

  長い歴史の中では、ほんの一瞬に過ぎない。

 

  そしてほとんどの人は、後世の人に忘れられていく。

 

  しかしほんの一部の人だけが、歴史の中に刻まれていく。

 

  子供の夢としては、これ以上はないのかもしれない。

 

 

 ああ、下らねェ!!
 俺たち底辺の人間には、誰が王かなんて興味ないんだよ!!

  王族の争いに巻き込まれて、亡くなった漂。

 

  その漂にそっくりの秦王政に出会い、そして刺客と戦っている時、信が叫んだこと。

 

  状況のためだが、秦王である政に対して物怖じしない信。

 

  この無鉄砲さが、この先の未来を切り開いていく。

 

 

 お前の罪(とが)とお前の子は、関係ない。

  刺客が敗北の後、命乞いをした時に政が語ったこと。

 

  自分を殺しに来た刺客を、許す必要はない。

 

  しかしその冷静な対応は、信にとっては非情なものとして映った。

 

大望

 

 友と二人、身をわきまえぬ大望があります。
 もとより全てを懸ける覚悟です。

  外見の似ている秦王政の身代わりして王宮に入った漂。

 

  その内容を知らされた時、政に対して漂が語ったこと。

 

  大なものを望む者は、大きなリスクを背負うことになる。

 

  それには能力もあるが、覚悟はより大切になる。

 

  しかも全てを懸けるほどの覚悟が必要になる...

 

岐路

 

 信───漂の弔いは、その涙で最後にしておけ。これから先はお前の路だ。
 お前は今、二つの岐路にある。
 里に帰って下僕を続けるか、薄弱の王を援け、共に凶刃の野を行くか。
 お前らのバカげた夢に、どちらが近いかは言うに及ばんな。

  刺客を撃退し、政と共に逃げる信。

 

  そんな信に対して、政が今後のことを語っている。

 

  逃亡中の王など、危険しかない存在である。

 

  しかしそんなことでも無ければ、王に近づくことすら出来ない。

 

  落ち目の人とは、助ける価値がある存在になる。

 

利用

 

 だが、勘違いするなよ。漂のことを忘れるわけじゃない。
 王であるお前に、ひざまずくわけでもない。
 俺と漂の「路」のために、お前を利用するだけだ。

  政から今後について決断を迫られた信。

 

  そして着いていくことを決めた信が語ったこと。

 

  秦王に対して、とてつもなく無礼な言葉である。

 

  しかし出会いの関係や刺客を撃退したことなどより、政も気にしていない。

 

  落ち目の後に返り咲いた時でも、この感覚が続く人が大物である。

 

感想

 

  有名な作品なので、面白さは今さら語るまでもないですね。

 

  中国春秋戦国時代という、壮大な物語。

 

  突然の友との別れから、友にそっくりな秦王との出会い。

 

  そして度重なる試練の連続。

 

  純粋に、これから読んでいくのが楽しみです。

 

 

 

 

→「キングダム2巻」へ

 

 

 

 

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