ソードオラトリア8巻(大森藤ノ)より言葉と名言の紹介

ソードオラトリア8巻(大森藤ノ)

 ダンまち外伝になり、剣姫アイズ・ヴァレンシュタインの物語。

 

 前の戦いで闇派閥(イヴィルス)に、いいように翻弄されたロキ・ファミリア。

 

 再戦に向けて仲間の結束が必要だが、ベート・ローガはある一言から、仲間の信頼を
失ってしまう。

 

 そのため一時的にホームを離れた時、ベートの元にレナと名乗るアマゾネスの少女が
接近してきた...

 

 

→「ソード・オラトリア1巻」へ

これから

 

 負けは潔く認めよう。問題は、これからどう雪辱を晴らすか、だ。
 死者を悼む時間は終わった。

  前回の戦いで戦死者を出してしまったことに対して、ロキ・ファミリア団長のフィンが
 語ったこと。

 

  悼む時間は必要だが、いつまでも立ち止まっている訳には行かない。

 

  下の者なら、悼み続けるのも良いのかもしれない。

 

  しかし上に立つ者には、冷酷なぐらいの割り切りも必要になる。

 

怒り

 

 人は怒りが許容範囲を超えた時、その人物をないものとして扱う。
 一切の無視を行い存在の否定を行う。

  「好意の反対は無関心」と言われている。

 

  「嫌い」と言っているうちは、嫌いという興味を持っているからだ。

 

  その点から考えて「いじめ」で利用する無視とは、これと同じことを強制的に行うこと。

 

  これほど残酷なこともない...

 

武器

 

 ですが、やります。...こんな武器、あってはいけない。

  治療が不可能な「呪い」を宿した武器の解毒薬を、唯一作れる可能性を持っている
 ディアンケヒト・ファミリアのアミッドが話したこと。

 

  「存在していい武器が有るか?」と問われたら、返事にためらってしまう。

 

  しかし自分の身を守る必要もあるため、武器自体の否定は難しい。

 

  しかしそれでも「限度」と言うものがある。

 

  それだけは、否定しないといけない。

 

強者

 

 弱者をいたぶる雑魚になど成り下がってはならない。
 強者の傲慢など許さない。そんな暇があれば「牙」を磨く。

  ベート・ローガが考えている、強者の条件になる。

 

  弱肉強食の世の中だが、だからこそ強者には自制が求められる。

 

  そして強者は、弱くなることを許されない。

 

 

 なんで謝るんだよ、「勇者(ブレイバー)」
 あんた達のせいじゃないだろ、ガキでもわかる。
 悪いのは、こんなことしでかしやがった連中だ。

  ロキ・ファミリアの動きにより、多くのアマゾネスが闇派閥(イヴィルス)の襲撃を受けた。

 

  そのためフィンが謝った時、アマゾネスのアイシャが語ったこと。

 

  確かに当たり前のことである。

 

  最初の原因がどうであれ、実行犯が悪いに決っている。

 

  しかしこの理屈は、意外と理解出来ない人が多い...

 

ベート・ローガ

 

 もう、僕達が何を言っても止まらないよ、彼は。

  ある事件により傷つき、そして怒り狂っているベート・ローガ。

 

  そんなベートに対して、フィンが考えていること。

 

  これは、諦めの言葉ではない。

 

  この状況を理解し、最善を尽くす考え方になる。

 

  暴走しようとする人がいれば、普通は止めようとする。

 

  しかし止まらないことが多い。

 

  それなら止めずに作戦の一部とするのも、立派な戦略となる。

 

結果

 

 無くなった後でも、同じことが言えんのかよ!
 傷をこさえるより、死ぬ方がマシだってか!
 くたばっちまった後じゃあ───何もかも遅ぇだろうが!!

  ベートが弱者に対して暴言を吐いている本音になる。

 

  優しくして送り出し、弱いため死ぬことがある。

 

  それなら厳しくして、弱い者は戦いに行かせないという考え方。

 

  発想は間違えていない。

 

  しかし弱者にも尊厳が有る。

 

  自分が弱者だった時、言われても平気かどうかを考えなければいけない。

 

弱者

 

 何故弱い。何故そこまで弱い。どうして弱いままでいられる。どうして、
強く在ろうとしない。
 この「弱肉強食」の世界で、何故弱いまま笑っていられる。
 こんな残酷な摂理の中で、なんで───。

  ベートが弱者に対して考えていること。

 

  常に強くありたいと考えているベート。

 

  弱い者が弱いまま、自分を許しているのが理解出来ないし、何より許せない。

 

  これは強者の心を持っている者の、傲慢なのだろうか?

 

苛立ち

 

 いちいち絡むんやなくて、無関心になれば楽なのになぁ。

  ベートの行動に対して、ファミリアの仲間に神ロキが語ったこと。

 

  「弱い者がどうなろうと、自分には関係がない」

 

  このように考えることが出来れば、わざわざ弱者に暴言を吐く必要はない。

 

  好かれることはないが、嫌われることもない。

 

  しかしベートは、わざわざ暴言を吐く。

 

  無関心ではいられない...

 

感想

 

  今回はベート・ローガの回になる。

 

  今まで語られることの無かった、ベートの過去が明らかになる。

 

  そして「なぜ仲間に暴言を吐き続けるのか?」、の理由も判明する。

 

  ベート・ローガを好きになってしまう一冊です。

 

 

 

 

→「ソードオラトリア9巻」へ

 

 

 

 

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