「銀河英雄伝説7巻(田中芳樹)」(1/4)の名言・台詞まとめました

「銀河英雄伝説(田中芳樹)」(1/4)の名言・台詞をまとめていきます。

7巻 怒濤篇

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第一章 黄金獅子旗の下に

「人材を集めるのは重要だが、その人物が信頼に値するかどうか、見きわめる責任を吾々はおうているのではないか」(パウル・フォン・オーベルシュタイン)

「陛下のもとにつどう者は、ことごとく卿の審問を受けねばならぬというわけか。けっこうなことだが、審問者自身が公正にして陛下に忠実であることを、誰が確認するのか」(オスカー・フォン・ロイエンタール)

 

「帝国の兵権は、制度としてはともかく、実質は卿ら両名の手中にある。私が公正を欠くと見られるときには、卿らには私を排除する手段があろう」(オーベルシュタイン)

「軍務尚書は何やら誤解しておられる」
「兵権の所在についてだ。われらがローエングラム王朝においては、兵権はすべて皇帝ラインハルト陛下の掌握したもうところ」

「私にしてもミッターマイヤー司令長官にしても、陛下の単なる代理人にすぎぬ」(ロイエンタール)

 

「これは意外なことだ。卿の論法を用いるなら、私が陛下に対して公正であるか否かを、卿が気に病む必要など最初からあるまい」

「私の公正さは、ただ陛下のみが判断なさることではないか」(オーベルシュタイン)

 
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「軍務尚書と舌戦をまじえるのはおれの役だと思っていたが、このところ卿に出番をとられつづけだな」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)

「皮肉を言わんでくれ、ミッターマイヤー、おとなげなかったと自分でもわかっている」(ロイエンタール)

 

「皇帝は自らの生命と生涯によって自らを表現した。彼は詩人であった。言葉を必要としない詩人であったのだ」(エルネスト・メックリンガー)

 

「去年のワインのまずさをなげくより、今年植える葡萄の種について研究しよう。そのほうが効率的だ」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)

 

「予はむしろこの際、ヤン・ウェンリーと同盟政府との間隙を利用し、あの異才を予の麾下にまねきたいと思っている。軍務尚書の考えはどうか」(ラインハルト)

「それもよろしいでしょう。ただ、その上は、ヤン・ウェンリーをして自由惑星同盟の命脈をたたせること、これが条件となるやに思えますが」(オーベルシュタイン)

 

「かりにヤン・ウェンリーが陛下の御前にひざを屈したとして、どのような地位職責をもって彼におむくいになりますか」
「むくいること過小であれば彼が不満でしょうし、過大であれば他者の不安をよびましょう」(オーベルシュタイン)

 

「それにしても、ヤン・ウェンリーひとりを容れることもできない民主政治とは、なんと偏狭なものではないか」(ラインハルト)

 

「陛下、問題は制度よりむしろそれを運用する人間にありましょう。陛下の英才がゴールデンバウム王朝の容れるところとならなかった、つい先日の例をお考えください」(ミッターマイヤー)

 
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「帝国全軍が出撃して、一刀に乱麻をたってやってもよいが、せっかく共和主義者どもが踊り狂っているのだ。いましばらく、奴らが踊り疲れるまで高みの見物を決めこんでもよかろう」(ラインハルト)

 

……どうか、皇帝よ、私に反抗の隙をあたえないでいただきたい。私はあなたを歴史の舵手に選び、あなたを擁立し、あなたの軍旗を誇らかにあおいできた。

そのことを後悔させないでほしい。あなたはつねに私の前をあゆみ、しかも光輝にみちているべきだ。消極や安定などがあなたの光源になりえるのか。

比類なき覇気と行動力こそあなたの真価であるものを……。(ロイエンタール)

 

「次官の職責は尚書につぐものだ。卿の才幹がシルヴァーベルヒをしのぐものであれば、彼ではなく卿を尚書に任じたであろう。卿は恭謙にして自分自身を知る。それでよし」(ラインハルト)

 

「陛下は敵を欲しておられる。戦うために生まれていらした方であるのに、戦いが終わるのがあまりに早すぎた……」(ナイトハルト・ミュラー)

 

「陛下がフェザーンにうつられることはよいが、私はすこし軍制改革が不安だ」

「軍事力は中央集権でよい。軍管区のそれぞれに兵権を与えれば、ひとたび中央の統制力がおとろえたとき、割拠の原因となるではないか」(メックリンガー)

 

「なるほど、意思はあるかもしれんが、能力の欠如は明らかではないか。ヤン・ウェンリーはいまどこにいる? レンネンカンプはどこへ行った?」

「この疑問がすなわち、奴らの限界をしめしていると思うが」(フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト)

 

「いっそヤン・ウェンリーに、反皇帝勢力を糾合統一させてしまえばよい。しかる後にヤンを処断すれば、一撃で火山脈は絶ちきれる」

「熔岩がいくら流れ出ようと、冷えきって無力になるだけではないか」(ビッテンフェルト)

 

「結婚? おれにはまともな家庭など持つ意思もないし、その資格もない。誰よりも卿はそのことを知っているはずではないか」(ロイエンタール)

 

「どんな形であれ、出口をつくることだ。卿は迷路の奥へ奥へとはいりこんでいる。おれにはそうとしか見えぬ」(ミッターマイヤー)

 

「心配するな、ミッターマイヤー。いちおうおれも武門の男だ。滅びるなら剣に滅びる。女に滅んだりはせぬよ」(ロイエンタール)

 

「陛下がこれまで常勝を誇られたゆえんは、歴史を動かしていらしたことにあります。今回にかぎり、御手をつかねて歴史に動かされるのをお待ちになるのですか」(ビッテンフェルト)

 

「ビッテンフェルトの言やよし。予は考えすぎた。大義名分の最大にして至高なるものは、宇宙の統一である」(ラインハルト)

 

「予に居城など必要ない。予のあるところがすなわち銀河帝国の王城だ。当分は戦艦ブリュンヒルトが玉座の置きどころとなろう」(ラインハルト)

 

「さあ、祝杯をあげるために同盟首都まで出かけるとしようか」(ビッテンフェルト)

 
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第二章 すべての旗に背いて

「宇宙はひとつの劇場であり、歴史は作者なき戯曲である」(ヤン・ウェンリー)

 

「最高指導者は文民でなくてはならない。軍人が支配する民主共和制など存在しない。私が指導者なんかになってはいけないんだ」(ヤン)

 

「あなたと皇帝ラインハルトとの差というものを考えたことがありますか、元帥」
「いや、才能の差ではありません、覇気の差です」(ワルター・フォン・シェーンコップ)

 

「皇帝ラインハルトは、運命が彼にことわりなく傍を通過しようとすれば、その襟首を力ずくでつかんで、彼にしたがわせようとします。よかれあしかれ、それが彼の身上です」

「ところがあなたときたら……」(シェーンコップ)

 

「さあてね、両手に贈物をかかえたところにナイフを突き出されたら、よけようがないからね」(ヤン)

 

「まあやめておきましょう。シェーンコップ中将をお義父さんと呼ぶのは、どうもあまり楽しい未来の夢に結びつきませんから」(ダスティ・アッテンボロー)

 

「……しかし、もしキャゼルヌの娘とシェーンコップの娘がユリアンをとりあって争うということになると観物だな。不肖の父親どうし、どうはりあうやら」(ヤン)

「そうね、どちらが勝っても、ヤン家にはすてきな親戚ができることになりますわね」(フレデリカ・グリーンヒル)

 

「ユリアン、お前さんは何でもよくできるがな、注意しろよ、戦略戦術はヤン・ウェンリーにおよばず、白兵戦技はワルター・フォン・シェーンコップにおよばず、空戦技術はオリビエ・ポプランにおよばず、なんてことになったら、器用貧乏ということばの生きた見本になってしまうからな」

「だからな、ユリアン、せめて色事ぐらいはおれを上まわるよう努力しろや」(オリビエ・ポプラン)

 
 
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「私はあいつ(トリューニヒト)のシェークスピア劇風の演説を聞くと、心にジンマシンができるんだよ」(ヤン)
「残念ですね。身体にジンマシンができるなら有給休暇がとれるのに」(ユリアン・ミンツ)

 

「代理の字をとるのは、ヤン・ウェンリーがわが軍に復帰したときにしましょう。彼以外に司令長官をつとめうる者はいません」(チュン・ウー・チェン)

 

「ヤン・ウェンリーと戦えとおっしゃるなら、私は戦います。勝算などありませんけどね」
「第一、兵士たちがあの常勝提督と戦うことを欲するとお思いですか。武器を持ったまま彼の陣営へ走りこむのがおちですよ」(チェン)

 

「私が問題にしているのは兵士たちの心情です。あなたの見解ではありません」(チェン)

 

「一時の利益のためには国家の功労者も売る。直後にはひるがえって、予の代理人を売る。共和政体の矜持とその存在意義はどこへいったのか」

「もはや現時点においての不正義は、このような政体の存続を認めることにある。バーラトの和約の精神はすでに瀆された。これをただすには実力をもってするしかない」(ラインハルト)

 

「わしはヤン提督とちがって、50年以上も同盟政府から給料をもらってきた。いまさら知らぬ顔を決めこむわけにもいかんでな」(アレクサンドル・ビュコック)

 

「ふむ、残念だな。30歳以下の未成年は、今回、同行することはできんよ。これはおとなだけの宴会なのでな」(ビュコック)

 

「いいかね、スール少佐、貴官には重要な任務を与える。おろそかに考えてはいかんよ」

「ヤン・ウェンリー提督のもとへおもむけ、そして伝えてくれ。司令長官の仇を討とうなどと考えてはいかん、貴官には貴官にしかなしえぬ課題があるはずだ、とな」(ビュコック)

 

「いや、こんな伝言を託してもむだになるかもしれんがな。わしとしては50も年下のひよっこに二度も負けるとは思えんしな。あくまでも、万が一、不覚をとった場合のことだ」(ビュコック)

 

「30歳以下の者はつれていかないとおっしゃったそうですね。私は38歳です、同行させていただく資格があると思いますが……」

「あまり先輩面が多いと、若い者はもてあましますよ。ヤン提督にはキャゼルヌひとりで充分でしょう」(チェン)

 

「……皇帝ラインハルトは、貴官やわしを戦争犯罪人として処断しなかった。個人的には恩義すらあるが、あえてそれに背こう」

「こんなだらしない国に、若い者はこだわる必要もないが、わしはもう充分に生きた」(ビュコック)

 

「イゼルローンに帰るか……」(ヤン)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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