「銀河英雄伝説3巻(田中芳樹)」の名言・台詞まとめ

「銀河英雄伝説3巻(田中芳樹)」の名言・台詞をまとめていきます。

3巻 雌伏篇

→銀河英雄伝説1巻

第一章 初陣

「抵抗できない部下をなぐるような男が、軍人として賞賛に値するというなら、軍人とは人類の恥部そのものだな。そんな軍人は必要ない。すくなくとも、私にはね」(ヤン・ウェンリー)

 

「一度も死んだことのない奴が、死についてえらそうに語るのを信用するのかい?」(ヤン)

 

「増援なさるのであれば、緊急に、しかも最大限の兵力をもってなさるがよろしいと小官は考えます」
「……それによって敵に反撃不可能な一撃を加え、味方を収容して、すみやかに撤収するのです」(ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ)

 

「ユリシーズの武運にあやかりたいものだな。みんな、かっこうが悪くてもいい、生き残れよ!」(ダスティ・アッテンボロー)

 

第二章 はばたく禿鷹(ガイエ)

「体制に対する民衆の信頼をえるには、ふたつのものがあればよい。公平な裁判と、同じく公平な税制度。ただそれだけだ」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)

 

「いいか、ミッターマイヤー、よく聞け。お前は結婚なんかしたがな、女という生物は男を裏切るために生を享けたんだぞ」(オスカー・フォン・ロイエンタール)

 

「滅びるべき男だったのだ。ことさら、おれが滅ぼしたのではない」(ラインハルト)

 

「ビッテンフェルトはたしかに強い。おれと奴が戦場で相まみえるとしたら、戦いが始まったとき、優勢なのは奴だろう。だが、戦いが終わったとき、立っているのはおれさ」(ロイエンタール)

 

簒奪が世襲より悪いなどと、誰が定めたのか。(ラインハルト)

 
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第三章 細い一本の糸

「お前さんの保護者は昨日のことはよく知っている。明日のこともよく見える。ところが、そういう人間はえてして今日の食事のことはよく知らない。わかるな?」(アレックス・キャゼルヌ)

 

「ローエングラム公にしてもオーベルシュタインにしても、全知全能というわけではありません。乗じる隙はありますし、なければつくることもできるでしょう」(アドリアン・ルビンスキー)

 

「権力にしろ機能にしろ、集中すればするほど、小さな部分を制することによって全体を支配することができますからな」(ルビンスキー)

 

「同盟の権力者たちは、同盟それ自体を内部から崩壊させる腐食剤として使えます。およそ、国内が強固であるのに、外敵の攻撃のみで滅亡した国家というものはありませんからな」(ルビンスキー)

 

「まったくだ。狂信的な教条主義者というやつは冬眠からさめたばかりの熊よりあつかいにくい」(ルビンスキー)

 

「人間の心理と行動はチェスの駒よりはるかに複雑だ。それを自分の思いどおりにするには、より単純化させればよい」

「相手をある状況に追いこみ、行動の自由をうばい、選択肢をすくなくするのだ」(ルビンスキー)

 

第四章 失われたもの

武力とは政治的・外交的敗北をつぐなう最後の手段であり、発動しないところにこそ価値があるのだ。(ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ、通称:ヒルダ)

 

「国家、組織、団体──どう言ってもよいのですけど、人間の集団が結束するのに、どうしても必要なものがあります」

「敵ですわ」(ヒルダ)

 

「心配ない、フロイライン。私も幼児殺害者になるのはいやだ。皇帝は殺さぬ」

「あなたが言ったように、私には敵が必要だ。そして私としては、敵より寛大で、なるべく正しくありたいと思っているのだから……」(ラインハルト)

 

「たとえ、戦術上の新理論を発見したからといって、出兵を主張するなど、本末転倒もはなはだしい。主君に無名の師をすすめるなど、臣下として恥ずべきことではないか」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)

 

「自由惑星同盟はいずれ滅ぼさねばならないが、今度の出兵は無益で無用のものだ。いたずらに兵を動かし、武力に驕るのは、国家として健康なありようじゃない」(ミッターマイヤー)

 

「昔からよく言う──虎の児と猫を見誤るなかれ、とな。あれは多分、虎のほうだろう。皇帝の寵妃の弟だからといって、わざと負けてやる義理は敵にはないからな」(ロイエンタール)

 

「巨大な象を一頭殺すのと、一万匹のねずみを殺しつくすのと、どちらが困難か。後者に決まっている。集団戦の意義も知らぬ低能に、何ができるものか」(ロイエンタール)

 

「失うべからざるものを失った後、人は変わらざるをえんのだろうよ」(ロイエンタール)

第五章 査問会

「(マシュンゴなら)首都に残っている柔弱な連中なら、片手で一個小隊はかたづけるでしょうよ」
「私なら一個中隊ですな」(ワルター・フォン・シェーンコップ)

 

何十年かに一度出るかどうかという偉人に変革をゆだねること自体、民主政治の原則に反する。

英雄や偉人が存在する必要をなくすための制度が民主共和制であるのだが、いつ理想は現実に対して勝者となれるのだろうか。(ヤン)

 

「それが非難に値するということであれば、甘んじてお受けしますが、それにはより完成度の高い代案を示していただかないことには、私自身はともかく、生命がけで戦った部下たちが納得しないでしょう」(ヤン)

 

「あれは私には珍しく見識のある発言だったと思います」

「国家が細胞分裂して個人になるのではなく、主体的な意志を持った個人が集まって国家を構成するものである以上、どちらが主でどちらが従であるか、民主社会にとっては自明の理でしょう」(ヤン)

 

「そうでしょうか。人間は国家がなくても生きられますが、人間なくして国家は存立しえません」(ヤン)

 

「無用な誤解とは、どういうものか、具体的に教えていただけませんか」
何か証拠があっての深刻な疑惑ならともかく、無用の誤解などという正体不明のものに対して備える必要を、小官は感じません」(ヤン)

 

第六章 武器なき戦い

「二派! ふむ、二派にはちがいない。圧倒的多数派と少数派とを、同列に並べてよいものならな。むろん、わしは少数派さ。自慢にもならんことだがね」(アレクサンドル・ビュコック)

 

「わしらは仲間というわけだ。世代はちがってもな」(ビュコック)

 

「すばらしいご意見です。戦争で生命を落としたり肉親を失ったりしたことのない人であれば、信じたくなるかもしれませんね」

「まして、戦争を利用して、他人の犠牲の上に自らの利益をきずこうとする人々にとっては、魅力的な考えでしょう」

「ありもしない祖国愛をあると見せかけて他人をあざむくような人々にとってもね」(ヤン)

 

「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか」

「それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです」

「宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか」(ヤン)

 

「わかりました。イゼルローンにもどりましょう。あそこには私の部下や友人がいますから」(ヤン)

 

「人間とは変わるものだ。私は、500年前、ルドルフ大帝が最初から専制者となる野望を抱いていたのかどうか、疑っている」

「権力を手に入れるまでの彼は、いささか独善的であっても理想と信念に燃える改革志向者、それ以上ではなかったかもしれない。それが権力を得て一変した」

「全面的な自己肯定から自己神格化へのハイウェイを暴走したのだ」(ジョアン・レベロ)

 

「何にしても、わが同盟政府には、両手をしばっておいて戦いを強いる癖がおありだから、困ったものですよ」(ヤン)

第七章 要塞対要塞

「敵もどうして、打つ策が早い!」
「白兵戦の用意をしろ。大至急だ。おれが直接、指揮をとる」

「すこし運動してくるだけです、すぐもどりますよ」(シェーンコップ)

 

「一秒ごとにヤン提督はイゼルローンへ近づいている。その分、吾々も勝利へと近づいているのだ」(フョードル・パトリチェフ)

 

「ウイスキー、ウォッカ、ラム、アップルジャック、シェリー、コニャック、各中隊そろっているな」

「いいか、柄にもないことを考えるな。国を守ろうなんて、よけいなことを考えるな! 片思いの、きれいなあの娘のことだけを考えろ。生きてあの娘の笑顔を見たいと願え」

「そうすりゃ嫉み深い神さまにはきらわれても、気のいい悪魔が守ってくれる。わかったか!」(オリビエ・ポプラン)

 

「コーヒーを一杯たのむ。砂糖はスプーンに半分、ミルクはいらない。すこし薄めにな。生涯最後のコーヒーかもしれんのだ、うまいやつを頼むぞ」(シェーンコップ)

 

「コーヒーの味に注文をつける余裕があるうちは、まだ大丈夫だな」(キャゼルヌ)
「まあね、女とコーヒーについては、死んでも妥協したくありませんでね」(シェーンコップ)

 

まったく、それにしてもヤン・ウェンリーという男は、いればいたで、いなければいないで、どれほど帝国軍を悩ませることだろう。

「魔術師ヤン」とはよく言ったものだ……(ナイトハルト・ミュラー)

 

第八章 帰還

何百年かにひとり出現するかどうか、という英雄や偉人の権力を制限する不利益より、凡庸な人間に強大すぎる権力を持たせないようにする利益のほうがまさる。

それが民主主義の原則である。(ヤン)

 

「誤解するな、オーベルシュタイン。私は宇宙を盗みたいのではない。奪いたいのだ」(ラインハルト)

 

「戦争を登山にたとえるなら……登るべき山をさだめるのが政治だ。どのようなルートを使って登るかをさだめ、準備をするのが戦略だ」

「そして、与えられたルートを効率よく登るのが戦術の仕事だ……」(ユースフ・トパロウル)

 

「気づいたな……だが、遅かった」(ヤン)

 

「わが軍は敗れたが、司令部は健在である。司令部は卿ら将兵の全員を、生きて故郷へ帰すことを約束する。誇りと秩序を守り、整然として帰途につこうではないか……」(ミュラー)

 

「そうか、ケンプは死んだか」
勝因のない勝利はあっても、敗因のない敗北はない。
敗れるべくしてケンプは敗れたのだ。同情の余地はない。(ロイエンタール)

 
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第九章 決意と野心

「これが名将の戦いぶりというものだ。明確に目的を持ち、それを達成したら執着せずに離脱する。ああでなくてはな」(ヤン)

 

「奪ったにせよ、きずいたにせよ、最初の者は称賛を受ける資格がある。それは当然だ」

「……だが、自分の実力や努力によることなく、単に相続によって権力や富や名誉を手に入れた者が、何を主張する権利を持っているというのだ?」

「奴らには、実力ある者に対して慈悲を乞う道が許されるだけだ。おとなしく歴史の波に消えていくことこそ、唯一の選択だ」

「血統による王朝などという存在自体がおぞましいと私は思う。権力は一代かぎりのもので、それは譲られるべきものではない、奪われるものだ」(ラインハルト)

 

「私の跡を継ぐのは、私と同じか、それ以上の能力を持つ人間だ。そして、それは、何も私が死んだ後とはかぎらない……」(ラインハルト)

 

「……私を背後から刺し殺して、それですべてが手にはいると思う人間は、実行してみればいいんだ」
「ただし、失敗したらどんな結果がもたらされるか、その点には充分な想像力をはたらかせてもらおう」(ラインハルト)

 

「本心だったさ、あのときはな。だが、おれは生まれたときから正しい判断と選択のみをかさねて今日にいたったわけではない」

「いまはそうではないが、いつかその選択を後悔するようなときがくるかもしれない」(ロイエンタール)

 

「ローエングラム公は一代の英雄だ。おれたちはあのかたの手足になって動き、それ相応の恩賞をいただけばいい。おれはそう思っているがね」(ミッターマイヤー)

 

「ふん、またしても、おれとしたことが……」(ロイエンタール)

 

あたらしい時代とは、あたらしい不和をもたらす時代ということなのであろうか。(ミッターマイヤー)

 

「なあ、ユリアン。あんまり柄にない話をしたくはないんだが、お前が軍人になるというのなら、忘れてほしくないことがある。軍隊は暴力機関であり、暴力には二種類あるってことだ」

「支配し、抑圧するための暴力と、解放の手段としての暴力だ。国家の軍隊というやつは……本質的に、前者の組織なんだ。残念なことだが、歴史がそれを証明している」(ヤン)

 

「ルドルフ大帝を剣によって倒すことはできなかった。だが、吾々は彼の人類社会に対する罪業を知っている。それはペンの力だ」

「ペンは何百年も前の独裁者や何千年も昔の暴君を告発することができる。剣をたずさえて歴史の流れを遡行することはできないが、ペンならそれができるんだ」(ヤン)

 

「人類の歴史がこれからも続くとすれば、過去というやつは無限に積みかさねられてゆく」

「歴史とは過去の記録というだけでなく、文明が現在まで継続しているという証明でもあるんだ。現在の文明は、過去の歴史の集積の上に立っている」

「……だから私は歴史家になりたかったんだ。それが最初のボタンをかけまちがえたばかりに、このありさまだものなあ」(ヤン)

 

「まあ、なかなか思いどおりにはいかないものさ。自分の人生も他人の人生も……」(ヤン)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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