「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン(蝸牛くも)」の名言・台詞をまとめていきます。
1巻
序章
「骰子(サイコロ)は、無慈悲なれど平等である」(王太子)
たとえ勝利したとしても、はたして世界は救われるのか──……。
──いや。神さえも骰子の出目は操れぬ。神ならぬ身ならば尚の事。(王太子)
「……そうですね。次はないかもしれませんもの」(女司祭、後の剣の乙女)
何人が生き残るかはわからない。この戦いでどれほどの傷を負うかわからない。地上で戦っている者も、誰も彼も、死んでしまうかもしれない。
──だけど。きっと必ず、世界は救われるだろう。(女司祭)
第2章
──ご婦人になる義務以前に、ご婦人になれる余裕とかが欲しいなぁ……。(受付嬢)
「義務っていうのはね、正義の努めっていうんだよ」(同僚)
己の意志で世に出ることを決めた若者の最初の一歩を、どうして嘲笑うことができようか。(老爺、工房の親方)
「ゴブリンだ」
「俺はゴブリンを退治しに行く」(彼、後のゴブリンスレイヤー)
第3章
「使いこなせ。装備しろ。やりてぇ事があんのに、手段を選んで何もしねぇんじゃ……生きてても、意味ねえぞ」(圃人の老爺)
ゴブリンを殺すなんていう事は、なんてこともない。一匹。まだ一匹。たった一匹。だが殺せた。(彼)
考えるのを止めてはいけない。(彼)
──やるべき事は単純だ。ホブゴブリンの死体を越え、飛びつき、組み伏せ、剣を振りかぶり、喉を狙って振り下ろす。それだけだ。(彼)
念のためだ。呪文が使えようが使えまいが関係ない。使わせない。(彼)
殺せば、殺されることはない。(彼)
一匹ずつ、一匹ずつ、その喉に短剣を突き刺し、抉り、息の根を止める。死んでいるならそれで良い。致命傷ならトドメを刺す。不意討ち狙いなら殺す。(彼)
「いなくなったら、やだからね!」(牛飼娘)
勝ったとも、負けたとも思わなかった。人を助けたのだとも思わなかった。ただ巣穴一つを潰したのだと、それだけを思う。(彼)
初めから何もかも上手く行くわけがない。だが、次は上手くやる。その次は、より上手く。(彼)
巣穴一つ二つで、終わりではない。終わるわけがない。これは始まりだ。ただ自分は一歩目を踏み出しただけだ。
──ゴブリンどもは、皆殺しだ。(彼)
第4章
「自己責任、とまでは言わないけど、上手く行く行かないは冒険者の領分でしょ?」(同僚)
「ゴブリンか?」
「ゴブリンなら俺が行こう」(彼)
「信頼と信用。お仕事ですから、お金を払うのでちゃんとやってください」(受付嬢)
「待ってるから! 待ってるから、ちゃんと、今度は」(牛飼娘)
第5章
誰かがやらねばならない事であった。中堅者はもとより、初心者でさえ引き受けないなら、誰が依頼人を助けるというのか。(受付嬢)
「ゴブリンの相手は、俺が一人でやる」(彼)
「残り一人。良くある、こと。……でしょ?」(魔女)
いつまでもいつまでも、ずーっと騒いでなんかいられないのだ。
ましてや、似たような事件は世の中にいっぱいあるのだから。(牛飼娘)
第6章
十中八九、ゴブリンどもが来るのは背後の山からだろうと思った。だがそれはそれとして周辺への警戒を疎かにして良い理由はない。(彼)
「業腹だが、今夜までは奴らの自由にさせる。だが、明日の夜はそうはいかん」
こんな風に簡単にはいくまい。──人の心は、複雑なようで単純で、やっぱり複雑だ。(牛飼娘)
──とりあえず目の前の事だけやれ。先の事、気にしてる余裕なんざねえだろうが。(圃人)
第7章
──やれるかどうかではない。やるのだ。それが現実。さもなくば死ぬ。現実とはそれだ。(彼)
自分がいなければ等と思うのは思い上がりも良い所だ。村が一つ滅んでも世界は回る。人が一人死んでも世界は回る。骰子は振られる。
第9章
「そりゃあ、時と場合によって、言う事は変わるものだよ」(同僚)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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