「シャーロック・ホームズの事件簿」の名言まとめました

「シャーロック・ホームズの事件簿(コナン・ドイル)」より名言をまとめていきます。

ホームズシリーズの9目であり、短編集の第5弾になります。
全12作が収められており、タイトルは次になります。

  • 高名の依頼人
  • 白面の兵士
  • マザリンの宝石
  • 三破風館
  • サセックスの吸血鬼
  • ガリデブが三人
  • ソア橋の怪事件
  • 這う男
  • ライオンのたてがみ
  • 覆面の下宿人
  • ショスコム・オールド・プレース
  • 隠居した絵の具屋

ホームズシリーズ最後の作品です。

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高名な依頼人

大問題?

つまらんことを本人だけが大仰に騒ぎたてているのか、それとも、ほんとうに生死にかかわる大問題なのか。

大げさに書かれた手紙を受け取った時、ホームズが語ったこと。
本人にとっては大事でも、他人にとっては些細なことが多い。
まして専門家のホームズから見れば、多くが些細なことだろう。
これを言われると、ちょっとツライ。

ぼくのおひきうけする事件では、謎は一方の側にだけあればじゅうぶんです。
それが両方の側にあっては、事は混乱をきたすだけ。

依頼の代理人は、本当の依頼人の素性を明かさない。
それに対してホームズが、断りのため語ったこと。
報酬だけを考えるなら、、依頼人の素性はこだわらない。
しかしホームズにとって、誰からの依頼かということも肝心な要素。
芸術家気質とも言えるし、貧乏性とも言える。

白面の兵士

相棒

相棒として、こちらの結論やこれからの行動方針、それを先まわりして言いあててしまうような男は、いつの場合も厄介な存在なのだが、反対に、新たな展開があるたびにいちいち驚いてくれたり、先のことはなにひとつ予測できずにまごまごしていたり、そういう男なら、まさしく理想的な協力者になってくれるのである。

今回の話はいつものワトスンが書いているのではなく、ホームズ自身が書いている設定になっている。
そのため、ホームズから見たワトスンの良さ?が書かれている。
誉めているのか、けなしているのか分からない?
ただ相棒として、好ましく感じていることは間違いないですね。

仕事

物事を知るのがぼくの仕事でしてね。商売柄というものです。

相手の隠していることを、言い当てたホームズ。
それを相手が驚いている時に語ったこと。これは何も、隠しごとだけに限らない。
素人から見れば、いろいろな専門家の視点は価値がある。
言葉の応用が出来そうですね。

マザリンの宝石

頭脳

ぼくは頭脳人間だからね、ワトスン。ほかはただのつけたしだよ。
だから、まずは頭───頭を第一に考えてやらなきゃいけないのさ。

食事を取らないホームズが、理由を聞かれた時に語ったこと。
消化に使われるエネルギーすら、もったいないと感じている。
これが事実かどうかは分からない。しかし、昼食後に眠たくなるのは事実。

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任務

今回のところは、ぼくの任務はダイヤをとりもどすことにあって、あなたをつかまえることにはないんです。

犯人までは特定できているホームズ。
しかし依頼されているダイヤの隠し場所が分からない。
その時、犯人に持ちかけた要求になる。
ホームズは警察ではないため、犯人逮捕自体は二の次になる。
時には正義の名のものに、犯人を見逃す時もある。
自分にとっての正しさが全てなのだろう。

三破風館

常識人

まったくね。これだから常識人は始末が悪い!

田舎の警部が常識的な判断を下した時、ホームズが語ったこと。
些細なことこそが大切と考えているホームズ。
そして周りが常識的な判断をするのは、むしろ好ましい。
自分がその些細なことに気づければ、人より一歩先に行けるのだから。

サセックスの吸血鬼

複雑

いかにも、微妙な問題であるのは事実です。
ですがいままでのところ、複雑とはぜんぜん感じていませんよ。

物事が複雑になり、周りは混乱している。そんな時、ホームズが語ったこと。
この段階ではおよその仮説を立てて、立証の段階に入っている。
ただ、もうちょと別の言い方があるような。

ソア橋の怪事件

捨て台詞

ぼくにそういう捨て台詞を吐いていったひとだって、これまでに何人もいましたがね。
見てのとおり、まだぴんぴんしています。

脅迫とも取れる捨て台詞を吐いた人物に対して、ホームズが語ったこと。
脅しには、けっして屈しないホームズ。実際に多数の襲撃者を撃退している。
ただ現実としたら、個人がどこまで組織に対抗できるか。

無縁?

無縁か、そうでないか、それを決めるのは僕の役目です。

依頼人がある質問に対して「無縁」として、解答を拒否した。
その時にホームズが語ったこと。
何かの判断をする時に必要なのは、全ての事実を知ることになる。
そこに個人の感想や判断は要らない。まして取捨選択などはもってのほか。
ただ現代の情報化社会において、全ての情報は逆に無駄が多い。この判断が難しい。

表現

さしあたり当面は、ぼくを信じていてください。暗雲は晴れかかっている。
やがて必ずや真実という光明が雲間からさしこんでくるはずです。

不安な依頼人に対してホームズが語ったこと。
ホームズはワトスンに対しては、このような表現をよくする。
ただ依頼人に対して、このような表現をすることは珍しい?
また時間があれば、このような表現があったかを振り返りたい。

這う男

隠遁

このていたらくじゃ、そろそろぼくも、かねて夢想しているささやかな農場に隠遁すべきときがきたらしい。

情報は握っていたが、推理がたどり着かなかったホームズが語ったこと。
ホームズもそろそろ疲れてきた?
しかし農場に隠遁しても、事件に絡んでそう。

覆面の下宿人

真実

いつの場合も、真実を語ることこそが賢明ですよ。

警察には嘘をついてしまった依頼人。その点についてホームズが語ったことになる。
言い方を変えれば、「嘘は分かりますよ」と同じ。ホームズの自信が見え隠れする。

ショスコム・オールド・プレース

事件

なんの特徴もない、波瀾のない事件なんて、およそどうしようもないからね。

事件にいろいろと変化が発生してきた時、ホームズが語ったこと。
普通じゃない状況を喜んでいる。
相変わらず、難しい事件を解決する自分に、価値を見出しているのだろう。

感想

全9作のホームズシリーズが、とうとう完結した。
ここで完結するのを決めていたのに、最後の話が最終回という感じではないのが、少し不思議な気がする。
もしかしたら、再度の追加を考えていたのだろうか?
もしくはこれからの人のために、想像の余地を残したのだろうか?
ホームズシリーズの面白い所は、犯人が分かっても読む度に楽しい気持ちになれること。
それは人々によって、いろいろポイントが違うだろう。
それぞれ有名な作品だが、読んでいない人も多いだろう。
古典の名作として、絶対に欠かすことのできないシリーズです。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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