「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」の名言まとめました

「シャーロック・ホームズ最後の挨拶(コナン・ドイル)」より名言をまとめていきます。

ホームズシリーズの8作目であり、短編集の第4弾になります。
全8作が収められており、タイトルは次になります。

  • ウィステリア荘
  • ボール箱
  • 赤い輪
  • ブルース・パーティントン設計書
  • 瀕死の探偵
  • レイディー・フランシス・カーファクスの失踪
  • 悪魔の足
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

今回もホームズとワトスンの名コンビによる推理を楽しんでください。

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ウィステリア荘

退屈

おいおいワトスン、例のカラザース大佐をつかまえてからというもの、ぼくがどれだけ退屈してるか、きみだってわかってるだろうに。
いまのぼくの頭ときたら、空回りするエンジンそのものさ。

事件がなく暇を持て余しているホームズが語ったこと。
ホームズの場合は仕事中毒というより、思考中毒と言ったほうが正しいだろう。
あらゆる趣味は、仕事と思考のために存在する?

田舎

ねえワトスン、田舎でこうやって一週間を過ごすというのは、なにものにもかえがたい値打ちがあるね。

事件の捜査のため、田舎に出張っているホームズ。
時期を待つために、のんびりした生活を満喫している。
もっとも事件さえ片付けば、ロンドンが恋しくなる。

ボール箱

眉は語る

言葉ではそう言わなくてもね、ワトスン、きみの眉は明らかにそう語っていた。

ホームズ得意の先読みをした時に説明したこと。
目ではなく眉? 著者もいろいろと工夫をしてますね。

簡単?

この事件に関しては、ぼくの名はいっさい出さないでほしい。
ぼくがかかわるのは、解決に手間どるような難事件のときだけにしたいんでね。

事件が予想より早く解決しそうな時、ホームズが語ったこと。
決して簡単ではないが、ホームズにとっては簡単みたい。
プライドが高いのか、ただうっとうしいだけなのか。

漠然と歴然

漠然としているどころか、ぼくから見れば、これほど歴然とした事件はないよ。

ワトスンが理解できないでいる時、ホームズが語ったこと。
誰も知らないときに、自分だけが知っている。ホームズの意地悪と自慢が見えますね。

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理性

人間の理性はいつの場合も、それへの真の解答からひどく遠いところにしかないのさ。

事件を振り返った時、最後にホームズが語ったこと。
正直、うまく理解できない?
とりあえず人の理性は、なかなか思い通りにならない。

ブルース・パーティントン設計書

ロンドン

このロンドンという広大かつ薄闇にとざされた舞台は、そんなものよりも、もっと値打ちのあるなにかのためにこそしつらえられているはずなんだ。

ロンドンにいる犯罪者の質が落ちていることを嘆くホームズ。
そんな時、ぼやいた言葉がこれ。
本人が質の高い犯罪者をどんどん捕まえているから、今の状況にある。
これは自業自得と言っていいのかな?

ゲーム

ぼくはね、ゲームそのものを楽しむためにゲームをするだけさ。

国家レベルの犯罪に関係したホームズ。
解決できれば叙勲ものと言われた時に返した言葉がこれ。
相変わらず、名誉にも報酬にもこだわらないホームズ。
何より本人が一番楽しそう。

レイディー・フランシス・カーファクスの失踪

へま

それにしても、珍しく徹底した調査をやってくれたものだよ、ワトスン。
なにしろ、きみのやらなかったへまを見つけだすほうがむずかしいくらいだからね。

自分がロンドンを離れられないので、ワトスンに先入りを依頼したホームズ。
その結果に対して評価した言葉になる。随分な酷評です。
サボったためではなく、キチンとしすぎたために起こったこと。これを言っては。

杓子定規

いまさら警察を待ってるだけの余裕もなし、杓子定規に法を守ってなんかいられないよ。

緊急事態が発生した時、ホームズが語ったこと。
相変わらずホームズは、法よりも自分の正義を優先する。
ただ現実には、正義と認められることが異なるのは残念。

可能性

可能性は百にひとつ、死ぬほうが百で、生きるほうが一。
万一ここで後れをとるようなことがあったら、ぼくは一生、自分を許せないよ!

自分が見落としていたことに気づいたホームズ。
すぐ行動に移った時に語ったこと。ホームズは自信家であり、プライドの塊。
相手に後れをとって、被害を拡大させることなど許せない。

悪魔の足

はったり

はったりのお言葉は、そのままそちらにお返しします。

相手がホームズに対して、はったりを指摘してきた。
その時にホームズが返した言葉がこれ。
このような指摘をされると、怒りが生じてミスをすることがある。
その点ホームズは、冷静に返している。「事実はこちらにあり」という自信ですかね。

女性

ぼくはねえ、ワトスン、あいにく女性を愛したことはない。
しかし、もしも愛した経験があり、その女性がああいった最後を遂げたとしたら、おなじ挙に出ていたかもしれない。

本文に書かれている犯人に関する部分は、意識的に省略している。
犯人に対して同情し、見逃したホームズ。振り返った時に語った言葉になる。
ホームズにとって恋愛感情は、邪魔以外のなにものでもない。

シャーロック・ホームズ最後の挨拶

負け犬

惹かれ者の小唄だな、もう聞き飽きた。かっての日々、いったい何度、聞かされたことか。

捕まった犯人がホームズに対して、凄みを利かせている。
そのときホームズが返した言葉がこれ。
数々の強敵と戦ってきたホームズ。その晩年では、もう悟った感じですね。

ワトスン

ああワトスン!
きみは移り変わる時の流れに流されない、一個の確固たる定点だ。

ホームズが話した言葉に対し、相変わらずの返事をするワトスン。
その時にホームズが語ったこと。
昔と変わらない態度で接してくれて、変わらない感性を持っている。
これは嬉しいことですね。

感想

相変わらず安定したホームズ作品でした。
今までに優るとは言わないが、決して劣らない。
とうとう次の「事件簿」で終わりです。そこまで楽しみたいですね。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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