「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」の名言まとめました

「風ヶ丘五十円玉祭りの謎(青崎有吾)」より名言をまとめていきます。

裏染天馬シリーズの3作目、短編5+おまけ1。
また殺人はなく、学内や町内で起こる日常的な謎を解き明かしていくストーリー。
今回は1作だけ、天馬の妹である鏡華が謎解きをしている。
平成のエラリー・クイーンと呼ばれる論理的な作品。

女子高生の会話

痩せたいならともかく、肉をつけたいとは何事だ!
しかも食事中にデリカシーもなくそんな話を! そんな話を!
インド人どころか全国の女子高生もビックリだよ!

え、あんたダイエットに勤しんでたの?
そのメニューで? そっちのほうがびっくりだよ!

柚乃と友達の早苗の会話になります。
柚乃が「肉をつけたい」とボソッと言ったところから始まっている。
特に名言でも何でも無いけど、何となくリズムがよかったのでピックアップしてみました。

重要なもの

「またハーフの素うどん? あんた、いっつもこれねえ。お金ないの?」
「金はありますが、もっと重要なものにつかってるんで」

学食のおばちゃんと天馬の会話になります。
同じようなことを聞かれた時、使ってみたいのでピックアップしました。
ただ天馬の重要なものを知ったら、少し引くかな?

冗談

ま、何一つ確かじゃなかったけどな。どんぶりで掬ったみたいな大雑把な推理だ。
どんぶり勘定ならぬどんぶり推理だな。

謎を解いた後の天馬の冗談になります。
今回の謎に「どんぶり」が関係していたので掛けてます。
柚乃ちゃんは優しいから「大して上手くないジョーク」と言っているがドン引きレベル。
こんなオヤジギャクレベルのこと、言わないようにしないと。

金銭感覚

祭りで買うものにはその場の雰囲気代も含まれている。

祭りの屋台の商品って高い。
けどあれだけの屋台を、数日のために準備して商売するって大変。
そして少なくなったり無くなったりしたら、やっぱり寂しいし。
いつもなら難しいけど、祭りの時ぐらいは気を大きく持ちたいですね。

本性

祭りの楽しさに呑まれてこの男の本性を忘れていた。
駄目人間でも推理力は信頼できるということは、逆をいえば、推理力は信頼できても駄目人間ということではないか。

祭りで浮かれていた柚乃ちゃんが、天馬に騙された時の心の声。
何事も言い方ひとつ、捉え方ひとつですね。
落ち着いて考えたら、「頭の切れる駄目人間」ってやっかいです。

静かな恐怖

抱いた感情は、ほとんど恐怖に近かった。─── 何なんだ、こいつは。
こいつは、人間を見ていないのだろうか。

問題を解き明かした天馬をみて、クラスメイトが感じたこと。
先程のように、ぽやっとした駄目人間ぶりをさらしていながら、信じられないような観察眼と推理力を発揮して問題を解決する。もし、その力を自分に向けられたらと思うと。
見かけから怖い人には対処できる。しかし、外見では分からない人には対処出来ない。

考え方

わかるかどうかがわからないから、やってみようとしてるんだろうが。

なんか、ひらがなが並んだ上、句読点がないと読みにくい。
「分からないかもしれないからしない」よりは、「分かるかもしれないからする」の方が可能性がある。
一見、当たり前のように感じるが、「無駄かも?」と思うことのほとんどはしていない。

自慢?

やめときなさいよ。
遺憾なことに、私は母親からは美貌以外は受け継いでいないらしくてね。
戦闘能力は皆無に等しいの。

天馬の妹である鏡華の言葉になります。
相手が暴力を加えようとしているのですが、ちょっと矛盾がある。
注意、自慢?(なぜ)、事実。弱いのに、「やめて」ではなく「やめとけ」
そして、なぜか美貌は受け継いでいると自慢。天馬の妹らしく屈折している。

感想

短編だから推理自体にはあまり期待していなかったが、深みはともかく、いままで同様の論理的な展開は楽しめた。
また、今回は警察の出番のない日常的な謎ばかりなので、いつも以上に読みやすい。
祭り回では間違えた鏡華も、自分が主役の回では本来の実力を発揮して謎を解明している。
また、鏡華の日常も分かり面白ですね。今後も読み続けて行きたいです。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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