「星を継ぐもの(ジェイムズ・P・ホーガン)」の名言まとめました

「星を継ぐもの(ジェイムズ・P・ホーガン、池央耿訳)」の名言をまとめていきます。

星を継ぐもの

プロローグ

死者は永遠に解放されるのだ。彼には解放はなかった。

どこか分からない場所で疲労の極みにある謎の人物。
多くの人の死を見て解放を感じるが、まだ本人には訪れなかった。

「何者であるかはともかく……チャーリーは五万年以上前に死んでいるのです」

月から発見された遺体を調べると、人間に似ていることが判明する。
しかしコールドウェルは、その遺体(チャーリー)が五万年以上前のものであると衝撃の調査結果を話す。

「重大なのは、ハント先生、その何も変わったところがないという、それ自体ですよ」

遺体を詳細に調べていくと、チャーリーは人間とまったく同じだと判明する。
しかしチャーリーが同じ人間だとすると、五万年以上前に月に行っていたという事実が重大だと生物学者のダンチェッカーは指摘する。

「あのね、あなたたち、狂ってるわ。二人とも。狂った同士よ。今までわたし、遠慮していたんだけど、でも、誰かが言わなくちゃね」

科学者二人と話をするコールドウェルの秘書のリン。
ホテルの部屋に帰っても仕事をしようとする姿を見て、言わずにはおれなかった。

「問題は……そうやって集積された情報をどう解釈するかだよ」

「確立された理論は絶対に正しいものであって、これはもう動かせないんだよ」
「だから、その理論に適うようにすべてを解釈しなくてはならないんだ」

チャーリーについて膨大な情報は集まっていた。
しかしそこから導き出される大勢の答えに、原子物理学者のハントは疑問を持っていた。

結局のところ、地図に描かれた世界は地球ではないと決定的に証明することは誰にもできない相談だった。

チャーリーから発見された手帳には地図が載っていたが、地球上で合致する位置は無い。
ただ尺度も分からず地球が変わった保証も無いので、違うとも判断できなかった。

「常識で考えて当然と思われることが現実にはそのとおりでないという場合、どかが間違っているかを突き止めるには独創的な発想が必要だ」

ハントを調査チームに入れようとするコールドウェル。
ハントの持っている他とは違う独創的な考え方を必要としていた。

12

「今はまだ何とも言えない。どちらの考えを採るにしても矛盾は残る」

新聞特集の締めくくり。いろいろな可能性はあれど、どちらも多くの問題を抱えていた。

22

矛盾は解消した。これまで誰一人真実に思い至る者がなかったとしても不思議はない。
自明の理を、それも人類の歴史以前からの真実を、誰が疑おうとするだろうか?

突然、ある突拍子もない発想が浮かんだハント。
それはあまりにも当たり前の状況をを否定することだった。

24

「ならば、行ってわれわれの正当な遺産を要求しようではないか」
「われわれの伝統には、敗北の概念はない。今日は恒星を、明日は銀河系外星雲を。宇宙のいかなる力も、われわれを止めることは出来ないのだ」

ハントの推論から驚くべき結論を導き出すダンチェッカー。
それは人類が宇宙に飛び立てる可能性を示すものだった。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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