「だから、私の考えは教えない」が名言なので紹介する

「せっかくそこまで考えてるんだから、お嬢ちゃんなりの答えを出して」
「どうするのか決めるべきだ。だから、私の考えは教えない」

「また同じ夢を見ていた(住野よる)の登場人物の一人・アバズレさんの言葉です。
この時の状況など、いろいろ考えていく。

状況の説明

クラスメイトの男の子・桐生くんはある事件により学校に来なくなる。
小学生の女の子・小柳奈ノ花は、何とかしようとするが方法が分からない。

そんな時、よく遊びに行っている「アバズレさん」と呼ぶお姉さんに相談する。

アバズレさんにいろいろ相談しアドバイスをもらうが、答えが分からない奈ノ花ちゃん。
問題を解決したい奈ノ花ちゃんは答えを問いかける。

その時にアバズレさんが話したのが今回の言葉となる。

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感想と考察

大人になればある程度の答えは分かります。
それが望ましい結果になるかは別として、子供に答えを言うのは簡単です。

しかしここでは、あえて答えを言わない。なぜでしょうか?

まず子供視点で考えてみます。
答えを聞いて答えてくれないと、やはり不満を感じます。
「なぜ?」と感じることでしょう。

次に大人視点で考えてみます。
答えを知りながら教えないのは、相手に不満を持たれてしまいます。
答えたら喜んでもらえるのにしないのだから、デメリットしかありません。
それでも教えないことに意味はあるのでしょうか?

子供にとって大切なこととは、解決することでしょうか?
もちろん解決も必要ですが、それ以上に「解決する方法」を考えることが大切です。
考えた結果、失敗してもいいのです。それが経験です。

逆に答えを知って解決したらどうなるでしょうか?
確かに結果は残りますが、少しでも違う場面になると対応できません。
しょせんは応用の聞かない知識や経験となります。

ただここで気をつけないといけないのが、放置と見守るの違いです。
ヒントや方向性を示さずに答えを言わないのは、放置として問題があります。
ヒントや方向性を示しながら、状況を見守ることが大切です。
この点を勘違いしてる人をよく見ます。

子供にとって大切なのは考えることです。
答えを知ることではありません。
これが分かれば、「なぜ勉強しなければいけないのか?」の質問に答えることが出来ます。

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また、同じ夢を見ていた (双葉文庫)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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