「オペレーションZ」の名言まとめました

「オペレーションZ(真山仁)」より名言をまとめていきます。

借金が累積している日本。
その対策として総理大臣は「歳出を半減する」命令を下した。
その案を考えるチーム、反発する政治家、そして国民たち。
これからの日本を見据えた物語。

栄枯盛衰

この光景を俺たちは、しっかりと脳裏に刻んでおくんだ。
栄枯盛衰は世の習い、いつ我が国にこんな事態が起きるとも限らない。

ある国家破綻(デフォルト)に陥った国を見てになる。
お金を工面できている内はいいが、それが借金なら未来に返さなければいけない。
未来に収入が増える保障が無けれが、100%破綻するのが現実です。

知っていること・出来ること

「大変不健全で、一刻も早く対処すべきだと思っております」
「だが、あんたら役人は、考えてはいても、行動しない」

ある2人の会話になる。
役人に限らず日本人に、「現在の財政は健全だと思いますか?」と質問すれば、ほぼ100%の確率で「不健全」と答えるだろう。
そして健全にするために何が必要かも、多くの人が知っている。
しかし健全にするための行動と、それに協力をする人はほとんどいない。

貰ったお金

人はな、恵んでもらったカネでは、一生懸命結果を出そうとせんものだ。

補助金制度の廃止を訴えた人物が話したことになる。
確かに正論である。自分で稼いだお金と貰ったお金では、感じる価値は異なる。
しかし最大の問題がある。
それが事実なら、補助金を出す国自体が、貰ったお金で結果を出そうとしていることである。

国家財政

本気で国家財政の再建に取りかかるのなら、歳出削減なんてレベルではダメだ。
半減するぐらいの英断がいるんじゃないか。

収入が半分になれば、支出を半分にするのは当然である。
それが無理なら、より働いて収入を増やさなければいけない。
しかし今の日本は、働きたくは無いけど、生活は落としたくないという感じに近い。
さてその結果は、どうなるのですかね?

絶体絶命

日本はもはや絶体絶命の崖っぷちに追い詰められているんです。
しかも、助けてくれる人は誰もいないと思った方がいい。

人は借金を抱えていようと、自分に利益さえ与えてくれるなら援助も協力もする。
しかし自分に利益を与えてくれないなら、見捨てるのが世の常である。
それは人も国も変わらない。

スポンサーリンク

交代

どなたかできる方が他にいらっしゃいますかね?

ある人物を批判する人がいた。その批判した人に対して、確認したのが今回の言葉になる。
何も「自分が変わる」という必要は無い。
しかし批判する場合は、変わりの候補の名前ぐらいは出したいものだ。

弱者

何事においても真っ先に割を食うのは、常に弱者だ。

歳出削減を行う場合、当然補助を貰っていた人が貰えなくなるということだ。
そういう意味では、この言葉は正しい。
しかし優遇が無くなるだけで、不利益を受けている訳ではない。
実際に不利益を受けているのは、常に弱者ではない人達です。
弱者の人の権利が守られるのは当然です。
しかし弱者の人が強者の人の権利を奪うのは、少し違うのもまた事実となる。

国民と政治家

歳出半減するだけでも日本中からお叱りを受けているのに、消費税増税なんて、保守党の野党転落が決定したようなもんだ。

ある政治家が話したことになる。これには2種類の意味がある。
1つは、政治家は未来ではなく、自分の保身を考えていること。
もう1つは、未来よりも自分たちに不利益をもたらす政治家を、認めない国民だということ。
民主国家においては、国民が最終的に未来を決めるということになる。

自治体

そもそも自治体がなければ生きていけないという市民はいない。

自治体レベルが破綻した場合のことになる。
自治体が何をしてるかを正確に把握している人は少ない。
そして自治体がしていることは、市民生活を地域で効率化しているだけに過ぎない。
多少の不便を許容すれば、自治体など無くても生きて行けるという考え方も間違いではない。

カネと人

カネを使うなら、人を使おう。

小さな村が再生した時のスローガンになる。
支出を抑えるばかりが能ではないが、収入も無いのに支出を増やすのは、やはり無理がある。
必要のない支出を抑えるのは、最低限の努力である。

代替案

代替案なき批判は許さん。

批判ばかりする人達に向かって、政策を推し進める総理が語ったことになる。
日本は総批判社会ですからね。
それでいて代替案は無い、もしくは自分にとって都合の良い案しか出さない。
当然、その案にも批判は多数でてきてしまう。
世の中にベストの案なんて、存在しないことを知らないといけない。

社会システム

そもそも社会システムが機能不全起こしているんだ。

弱者救済をお金の面で見ることは多い。
では逆に、お金があれば良いかと言えば、別の問題があるのも事実だ。
結局、昔とは変わっているのに、それを受け入れない人が多いのが問題なんですかね?

当事者意識

当事者意識ってのは、身体で実感できないと生まれない。

何事も聞いただけでは理解できない。
病気になりやすいと言われても、出来ないことや止めれないことはある。
危険と言われても、面倒くさいと手間を掛けないことがある。
何事も一度は体験してみないと、本心から変わることは出来ない。

スポンサーリンク

現在・未来

何を言っても、全く言葉が届かないんだよ。未来より今が大事という年寄りたちにとって。
要するに未来なんてどうでもいいんだよ。まず、救って欲しいのは自分たちなんだよ。

選挙で演説をしていた人が語ったことになる。
未来を見て、今を犠牲にすれば選挙に勝つことは出来ない。
しかし未来を変えるためには、選挙で勝たなくては行けない。
この問題の責任は誰にあるのですかね?

感想

題材は現在の日本を考えさせられるものであり良かったです。
しかし具体的な方法を議論するのではなく、政治的な争いに終始している感じです。
また具体的に書けないですが、最後の終わり方に不満があるのも事実です。
ただ人間の心理面に重点を置くなら、面白い作品と言って間違いない。

オペレーションZ

オペレーションZ

posted with amazlet at 18.11.11
真山 仁
新潮社
売り上げランキング: 55,111

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク