「ビブリア古書堂の事件手帖(三上延)」の名言まとめました

「ビブリア古書堂の事件手帖(三上延)」より名言をまとめていきます。

ビブリア古書堂の事件手帖

1巻 栞子さんと奇妙な客人たち

わたし、古書が大好きなんです……。人の手から手へ渡った本そのものに、物語があると思うんです……。中に書かれている物語だけではなくて。(篠川栞子)

 

でもよ、誰かに話すだけでも気が楽になるってこともあるぜ……。ほら、「落穂拾い」にもあったろう。

「なにかの役に立つといふことを抜きにして、僕達がお互ひに必要とし合ふ間柄になれたなら、どんなにいいことだろう」ってな。(志田)

 

大庭葉蔵をおびき出すために、わたしに手を貸してくださいませんか? なにが起こるか分かりませんけど、五浦さんの他に頼れる人がいないんです。(栞子)

 

ぼくはね、本さえあれば他になにも要らないんだ。家族も、友人も、財産も、名前だって要らない。これがぼくの本心だ。どんな犠牲を払ってでも、たとえ何年かかってでも、ぼくはこの本が欲しいんだ!(大庭葉蔵)

 

あんたね、無職の人間なんて昆虫ぐらいの価値しかないのよ? 働かないと人間食べていけないんだから!(五浦の母親)

2巻 栞子さんと謎めく日常

喜ぶよりも目のやり場に困った。見えてますと指摘することもできない。(五浦大輔)
(栞子さんのあるものが見えてしまった時)

 

謝らせてくれない客が、一番腹を立ててるもんさ。肝に銘じときな。(五浦の祖母)

 

……分からないように隠してあるものを、見つけるのは難しいんじゃないですか。未熟かどうかじゃなくて……もともと誰かの秘密って、そう簡単に分かるようにはなっていないんじゃないですか。(五浦)

 

話したくないことは、話さなくていいです。でも思い出したくないっていうのは、忘れられないってことじゃないですか……。もし、そういうことを話したくなったら……。その、いつでも聞きますから。(五浦)

 

……最後の時に、もう一度会いたくなるような親がいるなんて、羨ましいです。(栞子)

 

持っている本を見れば、持ち主の人となりはだいたい分かる、というのが母の口癖でした。一種のプロファイリングみたいなもので……。信じられないぐらいよく当たるんです。あそこまでできる人は他にいないと思います。(栞子)

 

このところ、俺はよく考えていた。誰かのことを深く知ろうと思ったら、詮索めいたこともせざるを得ないんじゃないか。なにもせずにただ見守っていたら、今ある関係もなくなってしまうかもしれない。(五浦)

3巻 栞子さんと消えない絆

でしょう。こんな可愛いこと言われたら、好きになってもおかしくないですよね。(栞子)

 

この人が犯人だったら、被害が一冊で済むはずがない。めぼしい本を根こそぎ持っていったはずだ!(五浦)
(栞子さんが犯人呼ばわりされた時)

 

ああ、そのこと。気にしないで下さい。本当のことですから。(栞子)
(犯人呼ばわりされた時の本人)

 

……ただ、知っている話のような気がします。あ、でも、それだけです……ちょっと変ですね。他のものならともかく、一度読んだ本の作者や題名を忘れることって、あまりないんですけど。(栞子)

 

親でも許せないことはあります。一般的に言って、母と娘が仲違いした場合、原因は母親の方にあることが多いです。(栞子)

 

4巻 栞子さんと二つの顔

実は乱歩の初期の作品も、今の視点で眺めれば厳密にはフェアと言えないものもあります。着想や語り口の独自性は乱歩の長所でしたが、細部の辻褄を合わせて、物語を作っていくのは苦手だったようですね。(栞子)

 

古書コレクターの家族が、古書について興味がないのはよくある話ですから。(栞子)

 

失望は尊敬の裏返しでもあるだろう。(五浦)

 

人間の性格がその時々でまったく違って見えたところで、さほど不思議ではないだろう。(五浦)

 

あたし、お母さんに会いたいと思ってるよ。でも、もう必要とはしてない。お姉ちゃんは立派に店をやってるし、あたしも家事をやってる……。お母さんがいなくたって、二人で生きていけるんだよ。(篠川文香)
(栞子の妹・文香が母親に話したこと)

 

栞子さんのような人たちには、現実の世界がどう見えているんだろう。ふとしたきっかけで夢と入れ替わってしまうような、作り物のようなものに感じているんじゃないのか。(五浦)

 

わたし、他の人とこういう話、したくありません。大輔さんと話していると、いつも答えが見つかるような気がするんです……

理由は分からないですけど、あなた以外の人では、駄目みたいで……(栞子)

 

ばっさり切り捨てられたが、落ち込みはしなかった。俺が答えを見つける必要はない。彼女が考える助けになればいいからだ。(五浦)
(話したことをダメ出しされた後)

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5巻 栞子さんと繋がりの時

事情があって逃げてしまった人間が、辿り着いた先で静かに暮らしたいと願う……。それは分からなくもありません。でも、誰かが逃げ出した後には、取り残される人間もいます……。そういう人間にも、抱えている思いがあります。(栞子)

 

……失敗してもやり直せる、なんてよく言うがな、失敗の後でやり直すのがどんなに難しいか、目の当たりにした人間でなきゃ分からねえもんだ。そうして一旦逃げちまえば、大概のことは取り返しがつかねえ……(志田)

 

そうやってわたしを甘やかすのはやめて下さい……年下のくせに。(栞子)

 

作り話だからこそ、託せる思いもあるんです。もしこの世界にあるものが現実だけだったら、物語というものが存在しなかったら、わたしたちの人生はあまりにも貧しすぎる……。

現実を実り多いものにするために、わたしたちは物語を読むんです。(栞子)

 

普通、嘘をつく時には話を本当らしくしようとするものです。理由も証拠もなければ信用されないことぐらい、少し考えれば分かるでしょうから。(栞子)

 

答えが分かりきったこの「問題」に、一体どんな意味があったんだろう?(五浦)

 

知識への渇望と感性の赴くままに、すべてを投げ出してしまうこの人の血が、わたしの体にも流れている。いつか誘われるまでもなく、どこかへ姿を消してしまう日が来るかもしれない。(栞子)

 

不意に窓ガラスが真っ黒に染まった。意外なほど長い、息苦しいトンネルを抜けると、空はさっきより暗い色に変わっていた。(栞子)

6巻 栞子さんと巡るさだめ

研ぎ澄まされた自尊心の持ち主だった太宰は、生活能力のない自分、言い訳のできない失敗を繰り返す自分への絶望を抱えていました。

いつ命を絶ってもおかしくない状況だったと思います。そういう自分を題材に作品を作ることが、逆説的に小説家としての生に太宰を駆り立てていったんです……

遺書のつもりで作り上げた、「晩年」は、同じような思いを抱えていた当時の若者たちの胸を打ちました。(栞子)

 

今でも「晩年」の愛読者は多いです。わたしもそうですね。太宰の荒れた私生活は嫌いですけど、人としての弱さには共感できるんです……。ちょっと、矛盾しているかもしれません。(栞子)

 

待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね。(太宰治の言葉)

 

太宰を懐疑する者がいれば、もっと議論は盛り上がる。(太宰好きの人)

 

弱かったから間違いを犯した。脅しに屈して盗みもやった。親友たちに相談する勇気もなかった。あれこれ理由をつけて逃げ回りもした。大勢の人々を裏切ったが、それでも自分の守りたいものを一つだけ守った。(五浦、ある人物について)

 

報酬をいただくようなことはしていませんし……。あ、でも、もしご蔵書をお売りになる際には、是非当店をご用命下さい。(栞子)

 

自分の好きな本について語り続けることを無上の喜びにしている人だ。話を聞いている人間にどれぐらい知識があるか、よくも悪くもあまり関心を持っていない。(五浦)
(栞子さんについて)

 

古書好きな人たちって、こんなことするんだな、って思った……。こんなに浅ましくて、ひどいことをするんだって。

わたし、逆にほっとしたんだ。この人たちは知的でも上品でもなんでもない。(ある人物)

 

7巻 栞子さんと果てない舞台

わたしは他人の用意した試験で、人生を決めるのは嫌です。そんなわたしはわたしではありません……。いつどこでなにをするか、どう生きるかは自分で決めます。(篠川智恵子)

 

だったらいいじゃないですか。全部昔あったことで、今起こってることじゃない。これから先、俺たちが気をつけていけばいいだけです。(五浦)

 

見かけの美しさは中身とは別ものかもしれない。(シェークスピア作「ヴェニスの商人」からの抜粋)

 

すっかり油断してしまいました。愚か者ほど自分を賢いと思いこむものですな。(ある人物)

 

分かってないなあ。なんにも予定ないのが大人にとって最高の贅沢なの。このところ忙しかったから特にね。(五浦の母親)

 

あなたに心を許していても、いつかは離れていくと思う。わたしと同じように、自分の意思で。(篠川智恵子、栞子の母親)

 

頭がいいから道化にもなれる。道化役にはそれなりの知恵が要るから。注意しないと危険よ。(篠川智恵子)

 

こういう時、あなたはなんの役にも立たないわね。あなたは確かに力も強いし、多少は勘も鋭いかもしれない。でも、しょせんはただの凡人。あなたにできることは、他の人でも十分にできる。(篠川智恵子)

 

そりゃお前は凡人だろうよ。これからの人生で、いつかあの姉ちゃんはお前から離れていくかもしれねえ……。でも、それがどうした。もっと自信を持てよ。お前自身の覚悟がすべてなんだ。残りの人生なんてどうせ誰にも分かりゃしねえ。(志田)

 

あなた以外の誰とも付き合わない。他のどんな男の人も、わたしにはなんの価値もない……。あなたを好きなわたしが、わたしという人間。(栞子)

 

古書はわたしが見極めます。大輔くんには、わたしを見極めて欲しい。(栞子)

 

いつどこでなにをするか、どう生きるかはわたしたちが決めるんです……。母親の提案はただの提案にすぎません。(栞子)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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