ビブリア古書堂の事件手帖3巻より言葉と名言の紹介

ビブリア古書堂の事件手帖3(三上延)

 ビブリア古書堂の女性オーナー篠川栞子による古書にまつわる物語。

 

 今回は家族の絆が試される古書の謎に挑む。

 

 栞子さんには見つける度に購入している本がある。

 

 既に持っている本を何冊も購入しているのだが、それには家族に
まつわるある秘密が...

 

 大人気シリーズ第3弾になります。

 

→シリーズ初めとなる「ビブリア古書堂の事件手帖」はこちらより

すれ違い

 

 お姉ちゃんの中では、なんかの話のついでに、五浦さんが古本屋巡りにつきあいます、
って親切に言ってくれたことになってるらしい。

  栞子さんと五浦くんが古本屋巡りに出かけていたことを、妹の文香が日記?
 に書いている。

 

  もちろん五浦くんはデートのつもりだが、伝わっていないだけ。

 

  美人でスタイルもいいけど極度の人見知りな栞子さん。

 

  「デートかも」と考えることはあっても、自分に自信がないから「私なんかと?」
 と考えてしまうのかもしれない。

 

侍従?

 

 あたしの見たところ、五浦さんは自分より立場が上の人、特に目上の女に
振り回されやすいタイプだ。
 戦士みたいな体つきのくせに、性格はなんか侍従っぽい。

  引き続き妹の日記?より。

 

  五浦くんには性格的に強い?母親と祖母がおり、また見た目と違って
 考えすぎるところがある。

 

  また常に、「栞子さんを...」ではなく「栞子さんが...」という考え方のため、
 「侍従っぽい」というのは上手い表現かも。

 

勘違い

 

 でしょう。こんな可愛いこと言われたら、好きになってもおかしくないですよね。

  小説について話をしている時、栞子さんが五浦くんに話した言葉になります。

 

  小説のかわいいフレーズを諳んじる栞子さん。

 

  この時、少し顔を近づけてきた。

 

  距離と内容から、五浦くんは勘違いしそうになっている。

 

  この意識していない小悪魔的な行動は、勘弁して欲しい...

 

どっちでもいい

 

 あー、どっちでもいい! っていうかどうでもいい!
 とにかく、あたしは早くして欲しいの! 行くよ、お姉ちゃん!

  掃除の途中で五浦くんと話し込んでいた栞子さんに対して、妹の文香の
 言葉になります。

 

  人からみたら本当にどうでもいい内容。

 

  姉と違い、妹はしっかりタイプ?

 

被害?

 

 この人が犯人だったら、被害が一冊で済むはずがない。
 めぼしい本を根こそぎ持っていったはずだ!

  本が一冊なくなったことに対して栞子さんが犯人呼ばわりされた時、
 五浦くんの反論がこれ。

 

  かなり酷い。

 

  言葉もそうだが、普段そのように見ていると暴露しているのと同じ。

 

  実際、言った後に五浦くん自身は反省している。

 

  しかし言われた栞子さんは... 次に続く。

 

そのこと

 

 ああ、そのこと。気にしないで下さい。本当のことですから。

  先程のことを五浦くんがあやまった時、栞子さんの返事がこれ。

 

  本当のことだったみたい...

 

  多くの人は本当のことを言われたら怒るが、栞子さんは違うみたい。

 

ほろ酔い

 

 「...『おとといは兎を見たわ。きのうは鹿、今日はあなた』」
 日本酒のグラスを握りしめたまま歌うようにつぶやいて、にこっと得意げに笑った。
 うまいこと言った、みたいな顔をされても困る。

  栞子さんと五浦くんが居酒屋でお酒を飲んでいた。

 

  そんな時、栞子さんが以前話したことを引用し「ドヤ顔」状態になっている。

 

  栞子さんは飲みに行くのも日本酒も好きみたい。

 

  そしてほろ酔いになり、くだけた状態になっている。

 

  いつもと違う栞子さんに五浦くんの感情は揺れまくり...

 

ほろ酔い?

 

 栞子さんはぐにゃりと微笑んだ。
 本当に謎を解いたのか、心配せずにはいられなかった。

  先程の続きで栞子さんの酔いが進んでいく。

 

  ここまで来ると五浦くんもちょっと困った感じ。

 

  普段物静かな人がお酒によって変化する典型な感じ...

 

本の記憶

 

 ...ただ、知っている話のような気がします。
 あ、でも、それだけです...ちょっと変ですね。
 他のものならともかく、一度読んだ本の作者や題名を忘れることって、
あまりないんですけど。

  一度読んだ本は忘れないと話す栞子さん。

 

  これは小説だが、このように普通では考えられない能力を持っている人がいる。

 

  また本人は自分が出来るため、「出来ない人」が理解出来ない。

 

  名選手に名コーチが少ない理由も、そこにあるのかもしれない。

 

母親

 

 親でも許せないことはあります。
 一般的に言って、母と娘が仲違いした場合、原因は母親の方にあることが多いです。

  栞子さんとお客さんが母親との中の悪さについて、話している会話の一部になります。

 

  もっともらしいが、個人的な印象を一般化しているように感じる。

 

  しかし母親のことを嫌っている栞子さんにとって、それは真実なのでしょう。

 

 

 あたし誰にも言わないから大丈夫! いやほんと!
 わりと口は堅いんだよ、最近は。

  栞子さんと五浦くんの話を盗み聞きしていた妹の文香の言葉になります。

 

  こんなスラスラ言葉が出てきて、しかも最近までは口が軽かったという人を
 信用することは出来ません...

 

墓穴

 

 古書についての知識もあるようだ。
 かえって墓穴を掘っている気がする。

  栞子さんに質問されている方が、古書について知ったかぶりをしている
 ことについての五浦くんの心の声。

 

  やましいことがあり、それを誤魔化そうとする場合、相手が鋭い人ですと
 気付かないボロがでてしまう。

 

  否定や無言では解決しないとしても、無駄なことを言わないほうが、
 誤魔化せる可能性はアップする。

 

違うはず

 

 「わたしは、賄賂を受け取るような真似はしません...母とは違います」
 硬い声で彼女は言った。違うはずです、と心の中で付け加えたのが、俺には分かった。

  栞子さんが母親と比較された時に話した言葉になります。

 

  栞子さんの母親は古書の知識が豊富であり、またかなり強引な取り引きも行っていた。

 

  栞子さんはその母親と、外見的にも古書に対する知識や考え方も似ている。

 

  しかし母親を嫌っている栞子さんにとって、それは許しがたいこと。

 

  似ているからこそ衝突してしまうのは、よくあるが残念でもある...

感想

 

  今回は五浦くんと一緒にお酒を飲みに行くなど、いままで語られていなかった
 意外な一面も見られる。

 

  1,2巻も面白かったが、個人的にはこの3巻が一番と感じた。

 

  次の4巻ではどのような事実が判明したり、五浦くんと栞子さんの関係が
 どこまで進むのかが楽しみです。

 

 

 

 

→ビブリア古書堂の事件手帖4へ

 

 

 

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