「珈琲店タレーランの事件簿」の名言まとめました

「珈琲店タレーランの事件簿(岡崎琢磨)」より名言をまとめていきます。

京都の小路にひっそりと佇む、純喫茶店タレーラン。
バリスタ・切間美星とアオヤマによる、珈琲にちなんだ物語。

1巻 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を

バリスタ

私の希望で(エスプレッソマシンを)導入したんです。バリスタを名乗りたかったから。
だって、かっこいいじゃないですか。

美星の性格がわかるのでピックアップしました。形から入るのも大切ですよね。

決まり文句

全然違うと思います。

これは美星の決まり文句。
手回し式のコーヒーミルで豆をひきながら、頭を整えて推理をしている。
こういう決まったスタイルは推理?小説のお決まりですね。

希望的観測

でもそうやって、願望を交えた臆測ばかり頼みにし、結果もっともありうべき可能性から遠ざかってしまうことが、はたしてリカさんのためになるでしょうか。

物事を考える時、自分の都合のよい状況ばかり想定してしまうことがある。
ただの空想なら問題はない。
しかし本当の意味でより良くしたいのなら。事実を正確に分析する必要がある。

誕生日

それとこれとは話が別です。お誕生日をお祝いするのに、何か理由が必要ですか。

美星がアオヤマに対してサプライズを仕掛けた時に話したこと。
相変わらず口調は硬いが、少しアオヤマに対して好意を持っている?

過去

聞いたところで、過去が変えられるわけでもない。
それでもきみは、彼女の背負ったものを受け止める覚悟があるかい。

美星の過去を知る青年がアオヤマに問いかけている。
過去を受け止めれるかどうかなんて、聞いてみないと分からない。
それでも聞かずにはおれないのは人情でしょうか?

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判断

人の生きる時間は限られている。
出会う人出会う人いちいち深く付き合って、内面を確かめてからあらためて好悪を判断する余裕などない。

ある青年の外見に関する考え方。
言葉の通り外見は非常に大事になる。
それが分かっているから、立場のある人はそれに見合った外見を整えている。
また悪い例だが、詐欺師などもその効果が分かっているので、キチンとした格好をしている。
逆に言えば、内面などなかなか分かるものではない。

憎しみ

鍵をかけ忘れた窓から空き巣に入られたとき、確認しなかった自分も憎ければ、空き巣だって当然憎いでしょう。
二つの憎しみは独立していて、だから今後どんなに戸締まりを注意してみたところで、空き巣への憎しみは消えない。

つきまとっている男に対して、美星の考えていること。
憎しみは単純なものではない。
今が充実していたとしても子供の時にいじめを受けていたら、普通は許すことは出来ない。
わざとにしろ不可抗力にしろ、人に憎しみを与えるような行為は絶対に避けねばならない。

心の門

それじゃ意味がないんだよ。
たとえ相手にとっての自分が、自分にとっての相手と同等の存在になれないとしても、心の門を叩いてくれる誰かがいたらと願う人はたくさんいるんだよ。

美星に対してアオヤマが話したこと。
少し言い回しがややこしいが、一言で言えば「近づいて来て欲しい」
人によっては、一歩目を進むことが難しいことがある。
その一歩目を、相手が踏み込んできてくれたらと願うことがある。
ただしそういう人は、距離感がおかしくなることもあるので本当に難しいのだが。

接客

しかし何かにつけ真面目に向き合いすぎ、客と接するにも堅苦しくなってばかりいるよりは、適宜障害となる垣根を越えて客に安らぎや喜びを提供できるくらいでなければ、まだまだ一流の喫茶店員とは呼べないな。

喫茶店のオーナーが接客について話している。
確かにきちんと距離感を持つことも大切だが、多少くだけた柔らかみがある方が客側からすると助かる時がある。
同じ人でも今日と明日では気持ちが異なるので、同じ対応ばかりをしているのもダメなところは難しい。
いつ行っても、気持ちのよいお店を見つけることが出来れば最高ですね。

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2巻 彼女はカフェオレの夢を見る

タレーラン

あのお店がお客さまにとって、「心地好い世界」であればうれしいですね。

美星がタレーランについて語ったこと。
美味しいお店は多い。行列が出来る店もたくさんある。
しかし心地好い店はなかなか見つからない。
何度も行きたくなるような店は、もっと見つからない。
店側の人が、このように穏やかな考えを持っている店を見つけたいものですね。

事実と問題

───なに?
事実と異なっていたら、何か問題でもあるの。

ちっとした疑問に対して否定的な意見をした美星に対して、美空が反発し話したこと。
大切なことなら、正解を導かなければならない。
しかし些細なことの場合、必ずしも正解は必要ない。
問題をややこしくする人に対しては、ちょっとイラッとすることもある。

心の内側

誰もが心の内側に、人には見せたくない何かを抱えている。
はたから見ればもどかしくとも、その外壁をみだりに破るべきではないだろう。

誰にでも触れられたくないことはある。それを無遠慮に暴くのは好ましくない。
しかし壊したほうがいい壁もある。この判断は本当に難しい。

笑い話と後悔

当たり前でしょう。何もなければ笑い話で済みますが、何かあってからでは遅いんです。

何か気になることがあった時、すぐ行動するかは難しい。
多くの場合は、単なる勘違いで終わる。しかし、ごくたまに大事に発展する。
僅かでも不安があるのなら書いているように、すぐにでも行動を起こすべきだ。

大切な人

なるべく早くそうしたいなと思っています。
私にとって大切な人が、この先もずっとそばにいてくれるとは限らないのだから。

美星は明かせない悩みを抱えている。
それについて考えている時、アオヤマに話したこと。
思わず「大切な人ってだれ?」となり、「自分のこと?」とも考えたい。
本当に、この二人はどうなのですかね?

3巻 心を乱すブレンドは

プライド

だって、下手に応援なんかしてもらったあげく、今年も予選落ちに終わったら目も当てられないじゃないですか。
私にだって、見栄やプライドはあるんですよ。

本選の出場が決まった後、美星が話したこと。
応援してくれるのはうれしいが恥ずかしくもある。
出場者も応援者も、結果が伴わないと気まずくなりますからね。

息苦しさ

そのうちに、息苦しくなってしまったんだ。
だって、あまりにもマスターがかわいがってくれるものだから。

あるバリスタが語ったこと。
あまりにも優しい環境にいると、違和感を感じる時がある。
不平を持つべき点が無くても、いたたまれなくなる時がある。
慣れていないだけなのか、それとも独立心なのか?

決意

自分たちの疑いを晴らすべく、そして上岡さんの計らいに応えるべく、私は一切の先入観に縛られず、客観的事実によってのみ真相を解き明かしていくつもりです。

事件解決に乗り出した美星の決意。
人は先入観を持ちやすい。
一度持ってしまうと、その結論に都合の良い情報ばかりが目に入る。
そして、それ以外の情報を無視してしまう。
人の思い込みは本当に恐ろしい。

決め台詞

犯人がわかりました。たったいま、疑惑が確信に変わりました。

ある真相に気づいた時に美星が語ったこと。
名探偵?ものによくある決め台詞ですね。一度は言ってみたいものです。

ありがとう

私の代わりに、怒ってくれたんですよね。ありがとう。
でも、諍いはいけませんよ。誰も幸せになりません。

非難された時に代わりに怒ってくれたアオヤマに対して、美星が話したこと。
自分も言いたかったのを我慢してたんですね。
平和主義や優しさと、怒りの感情は別ですから。

大会

憧れは、憧れのままだからこそ美しい。
月並みなフレーズですが、私は今回、身をもってそのとおりだと痛感いたしました。

大会に挑む人達の裏面を見てしまった後、美星が話したこと。
多くの大会は華やかだ。勝者には名誉と利益が与えられる。
だからこそ美しさだけではないのだろう。
多くの人が公の大会に参加しないのは、それがイヤなのか、それとも言い訳なのか。

人の心

人の心の純潔や、誇りを防護する壁は、こんなにも頼りないものなのでしょうか。
ひとたびその壁を突破して、よからぬものが混入してしまえば、取り除くことは二度と叶わないのでしょうか。

犯人を思い出した時、美星が考えたこと。
立派な人は多い。しかし立派で居続けることは難しい。
イレギュラーが発生した場合、さらに難しくなる。
人のことは信じたい。しかし「人は変わる」ということも覚えておきたい。

4巻 ブレイクは五種類のフレーバーで

元恋人へ

恋人ではなくなったとしても、心変わりしたわけじゃないからさ。

好きだからこそ別れを選んだ、元恋人へ話したこと。
思いを伝えていない場合、勘違いも多い。
本当に好きなら他の選択肢もありそうだが。

本心

やっぱりわたしは絵が大好きだ。
そのことを再確認してからは、将来を憂うこともなくなった。
たとえこの先わたしが就職しようとしまいと、絵を描いて生きていくことに変わりはないと思えるからだ。

初めは、ただ好きだからしていた。その内、何らかのしがらみが出てくる。
欲望も出てくるだろう。そうなると「好きだから」という理由だけでは終われない。
あなたが本当にしたいことは何ですか?

励まし

ひどく落ち込んでいるときに、気安く励まされたりすると、そんな簡単な話じゃないんだって刃向かいたくなったりするものですから。

人の悩みなど、他人からするとバカバカしいことが多い。だから簡単に扱ってしまう。
しかし本人に取っては深刻な問題だ。
たとえバカバカしいと思っていても、深刻なことには変わりない。
こういう時どうすればいいのかは、永遠の課題かもしれない。

時間の流れ

───時間が経てば、否が応でも変化は訪れる。

あらゆることは時間が解決してくれる。時間が解決してくれると考えたい。
もちろん、ただ待っていても解決しない。
もし動けるなら、一歩でも前に進むべきだろう。

5巻 この鴛鴦茶がおいしくなりますように

夢ってのは、叶ったとたんに夢じゃなくなるんだよ。

夢のうちは夢でいられるが、叶うと現実が待っている。
もちろん楽しい未来が待っているかもしれない。
しかし、ただただ厳しい現実が待っている時もある。
そのギャップが激しいほど、人は悩んでしまう。
なら「夢など見ない方がいい」と考えるのは、少し寂しいですけどね。

そこだけ

そっか、そこだけ切り取っちゃえば普通か。

相手が自分の話を単純に捉えた時に感じたこと。
人はなかなか本心を話さない。たとえ話したとしても、少し分かりにくくすることがある。
表面だけを聞いていたら、単純なことが多い。
話し手は気づいてほしいのか、ほしくないのか?
もしかしたら、本人にもどっちが希望なのか分からないのかもしれない。

真相

聞きたいですか。受け入れたいですか、その真相を。

悩んでいる女性に対して、美星が問いかけたこと。
真相や真実には残酷なことが多い。「知らないほうが幸せ」ということも多いだろう。
それでも知りたいかは、本人にしか選べない。

生きること

だから、生きましょう。
自分で作った物語を終わらせて、その先にある現実を生きていきましょうよ。

人は自分の物語を描いてしまう。どうなるか分からないのに、自分で未来を決めてしまう。
もちろん明るい未来を想像するのはよい。しかし絶望的な未来を信じることも多い。
むしろ自分に絶望が来ることを、望んでいるかのような時もある。
未来は変わる。少なくとも変わると信じたい。

ひとり

人は、ひとりでは生きていけない。でも、それは能力の話じゃない。
生きる限り、誰かに影響を与えず、誰からも影響を与えられないなんてありえない。
どんな風に生きようと、人は決してひとりじゃないのだ。

よく聞く言葉ですね。ただ忘れがちなのでピックアップしました。後は個人の解釈で。

願い

そう、誰もがきっと、初めは願っているのだ。

あらゆる行動に対して、初めは「こうしたい」「こうなりない」と願っている。
しかし願いどおりになることは少ない。出来ることは近づける努力だけ。
少なくとも努力だけは続けたい。

助け

あなたがどこにいても、その居場所を突き止め───悲しみの本流から抜け出せるまで、私が手を伸ばし続けます。

美星が伝えたこと。
ただこの言葉、言われるのではなく言いたいですね。
もちろん言われることもうれしいですが。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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