「珈琲店タレーランの事件簿」の名言まとめました

「珈琲店タレーランの事件簿(岡崎琢磨)」より名言をまとめていきます。

京都の小路にひっそりと佇む純喫茶店タレーラン。
そこのバリスタである切間美星とアオヤマによる、珈琲にちなんだ物語。
軽いタッチながら色々なストーリーが複雑に絡んでおり、それを二人で解決する流れは見どころ満載。
事件は日常の問題が多く、京都の町並みを共有する感覚も心惹かれる。
不思議な空気感と二人の進展なども含め楽しめる作品です。

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バリスタ

私の希望で(エスプレッソマシンを)導入したんです。バリスタを名乗りたかったから。
だって、かっこいいじゃないですか。

美星の性格がわかるものをピックアップしてみました。形から入るのも大切ですよね。

決まり文句

全然違うと思います。

これは美星の決まり文句。
手回し式のコーヒーミルで豆をひきながら、頭を整えて推理をしている。
こういう決まったスタイルは推理?小説のお決まりですね。

希望的観測

でもそうやって、願望を交えた臆測ばかり頼みにし、結果もっともありうべき可能性から遠ざかってしまうことが、はたしてリカさんのためになるでしょうか。

物事を考える時、自分の都合のよい状況ばかり想定してしまうことがある。
ただの空想なら問題はない。
しかし本当の意味でより良くしたいのなら。事実を正確に分析する必要がある。
まー、賭け事は勝つことを想像するほうが楽しいですけどね。

美星さんの怒り

でもね、アオヤマさん。一つだけ、どうしても許せないことがあるのです。あたな先ほど、私のこと、『オマエ』呼ばわりしましたね? あれには私、怒りました。怒髪天を衝きました。

どのような場面かは伏せますが美星さん怒ってます。
恋人ならともかく、ただの客から言われたら、それは腹も立ちます。
人それぞれ怒りのポイントは違うので、注意しないといけないですね。

考え方

どうか、逃げ出したりしないでください。訴えを無視し続けるのではなく、可能な限り双方の納得のいく形で、事態を収拾してください。彼女のためだけに申し上げているのではありません。それは、あなたのためでもあるのです。

別れた彼女に追いかけられているアオヤマに対して、美星の言葉になります。
美星は男女のことについて、少し丁寧な考えを持っている。
それは彼女のトラウマから来ているのだが。

アオヤマから美星へ

すみませんでした。あなたは話したいことだけを、話してくれればいいのです。

自分の内面的なことを話すことを躊躇している美星に対して、アオヤマの言葉になります。
誰にでも話せないことはある。
話すことによって楽になるなら聞いてもいいが、無理に強要することは逆効果。
ただその時期が来るのを待つしかありません。

誕生日

それとこれとは話が別です。お誕生日をお祝いするのに、何か理由が必要ですか。

美星がアオヤマに対してサプライズを仕掛けた時の会話になります。
相変わらず口調は硬いが、少しアオヤマに対して好意を持っている?

過去

聞いたところで、過去が変えられるわけでもない。
それでもきみは、彼女の背負ったものを受け止める覚悟があるかい。

美星の過去を知る青年がアオヤマさんに問いかけている。
過去を受け止めれるかどうかなんて、聞いてみないと分からない。
それでも聞かずにはおれないのは人情でしょうか?

判断

知った口を利きたがる人が言うだろう、人を見かけで判断するなと、話してみないとわからないと。しかし人の生きる時間は限られている。
出会う人出会う人いちいち深く付き合って、内面を確かめてからあらためて好悪を判断する余裕などない。

ある青年の外見に関する考え方になります。
言葉の通り外見は非常に大事になる。
それが分かっているから、立場のある人はそれに見合った外見を整えている。
また悪い例だが、詐欺師などもその効果が分かっているので、キチンとした格好をしている。
逆に言えば、内面などなかなか分かるものではない。

欲求

人に優しくされない間は、誰よりもそのありがたみを理解しているつもりでいるが、優しくされたらされたで、受け取るだけでは飽き足らず注文を加えようとする。

ある青年の言葉になります。少し屈折しているようにも見える?
やさしさから来る好意を愛情と勘違いし、理不尽にもストーカーになる心理。
本人の勘違いに過ぎないが、「騙された」という感情になる。
「こうなるからやさしくするのが間違い」ではないのが難しい点と言える。

憎しみ

鍵をかけ忘れた窓から空き巣に入られたとき、確認しなかった自分も憎ければ、空き巣だって当然憎いでしょう。二つの憎しみは独立していて、だから今後どんなに戸締まりを注意してみたところで、空き巣への憎しみは消えない。

つきまとっている男に対して、美星の言葉になります。
憎しみは単純なものではない。例えば今が充実していたとしても子供の時にいじめを受けていたら、普通は許すことは出来ない。
わざとにしろ不可抗力にしろ、人に憎しみを与えるような行為は絶対に避けねばならない。

心の門

それじゃ意味がないんだよ。たとえ相手にとっての自分が、自分にとっての相手と同等の存在になれないとしても、心の門を叩いてくれる誰かがいたらと願う人はたくさんいるんだよ。

美星に対してのアオヤマさんの言葉になります。
少し言い回しがややこしいが、一言で言えば「近づいて来て欲しい」
人によっては一歩目を進むことがとてつもなく難しいことがある。
その一歩目を、相手が踏み込んできてくれたらと願うことがある。
ただしそういう人は、距離感がおかしくなることもあるので本当に難しいのだが。

接客

しかし何かにつけ真面目に向き合いすぎ、客と接するにも堅苦しくなってばかりいるよりは、適宜障害となる垣根を越えて客に安らぎや喜びを提供できるくらいでなければ、まだまだ一流の喫茶店員とは呼べないな。

喫茶店のオーナーが接客に対して語っている。
確かにきちんと距離感を持つことも大切ですが、多少くだけた柔らかみがある方が客側からすると助かる時がある。
同じ人でも今日と明日では気持ちが異なるので、同じ対応ばかりをしているのもダメなところは難しい。
いつ行っても、気持ちのよいお店を見つけることが出来れば最高ですね。

感想

タイトルに「事件簿」とついているので刑事事件的なものに巻き込まれるストーリーを予想していただが、少し外れた。
また表紙の絵柄から明るい話をイメージしていたが、アオヤマにしても美星しても過去と秘密を引きずっていて、少し暗い感じがする。
物語はテンポよく進むので、おもしろいのは間違いない。
ただ推理を楽しむイメージは個人的には出来ず、物語に浸るというイメージ。
現在5巻まで出ているので、今後のアオヤマと美星の関係性を含めて、どのように進んでいくかを楽しみにしていきたい。

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