「ミラクル(辻仁成)」の名言・台詞まとめ

「ミラクル(辻仁成)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

ミラクル

子供の頃にあったが、大人になると無くなってしまうものがたくさんある。それらを幾つ無くしたかで、人は自分がどれほど大人になったか、を悟るようになる。

 

妻の死を認識することは同時に、シドにとって生きる意味を見失うことでもあった。

 

「許さないのも、また愛情なんだ」

 

「でも信じている人にしか見えないものだってあるだろう。見たい人にしか見えないものだってあると思うんだ」

 

「アルもそろそろ気がつかなけりゃ。パパだって苦しいんだよ。君がママの話をする度に、嘘を重ねなければならないんだから」

「気づくのは子供の義務なのよ。気づいてあげないと大人たちはずっと嘘をつきとおさなければならないんだからね」

 

「僕だって少しずつ大人になっているんだもの。毎日、いろいろなことがあるんだ」

 

「そう、君が見えなくなっても構わないと心の片隅で思ってしまえば、その瞬間から私たちは見えなくなる」

 

「感動したことを絶対忘れないように生きていくなら、もしかしたら、私たちは見え続けるかもしれない」

 

「時間や、システムや、社会の愚かな流れに、振り回されるような人生を選んだ瞬間から、お前は私たちを見ることが出来なくなる」

 

「たとえ、いつかはばれても、今を何とかしないと俺たち親子は壊れてしまうんだ。俺たちはもう限界なんだ」

 

奇跡とは目に見えるものではなく、心の内側に降る雪のようなものかもしれない。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
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