「ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(竜騎士07)」の名言・台詞をまとめていきます。
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(上)
どうせ引き裂かれるなら、身を引き裂かれる方がはるかにマシだと思った。
信じていた。……いや、信じてる。今この瞬間だって、信じてる。でも……薄々は気付いてる。信じたいのは、認めたくないだけだからだ。
(本作の書き出し)
6月10日(金)
俺もこれ以上、気を遣わせないよう、早く溶け込む努力をしなければならない。自分でも少々馴れ馴れしいかな、と思うくらいの方が、きっとこの場には相応しいのだ。(前原圭一)
「都会じゃそうだろうけどさ。こっちじゃあさ、出席日数が足りてりゃみんな進学できるんだよ」(園崎魅音)
この学校は進学とは無縁だ。その代わり、どこの学校にもない貴重なものがたくさんあるのだろうけど。(圭一)
6月12日(日)
「悲しいかなぁ、雛見沢は人が少ないからね。みーんな顔見知りなんだよね」(竜宮レナ)
「ゴ、ゴミじゃないよ! ……レナにとっては宝の山だもん……」(レナ)
「知らない」(レナ)
雛見沢でナニカがあった。ひぐらしたちだけが知っているような気がした。(圭一)
6月13日(月)
「会則第一条!! 狙うは一位のみ! 遊びだからなんていういい加減なプレイは許さないッ!!!」(北条沙都子)
「……あの、圭一さん? 梨花は、慰めるときにしか頭を撫でませんの」(沙都子)
6月15日(水)
「……圭一は欲張りさんですよ。足るを知るといいのです」
「……死んでもいい、ですね。なら、その願いをボクがかなえて差し上げますのです」(古手梨花)
この頃には、俺はもうすっかり、魅音の「部活」の虜になっていた。
レナや沙都子に梨花ちゃんたちと過ごす部活の楽しさは、いつだって俺の人生の最高の思い出を塗り替えてくれるのだ。(圭一)
6月19日(日)
「魅音はお行儀が悪いのが大好きなのですよ?」(梨花)
「梨花ってたまに狡猾ですのよね……。将来が末恐ろしいでございますわぁ……」(沙都子)
「富竹さんはちょっとレナを甘く見てますね……。……あのレナっすよ? 竜宮レナっすよ!? かぁいい物をお持ち帰りするためなら」(圭一)
かつて、俺は雛見沢を何もないところだと言った。
確かにここには何もない。都会に比べたら、何もかもが何にもないひなびた田舎でしかない。……でも、ここにしかないものもたくさんある。(圭一)
「毎年……綿流しの日になるとね。……誰かが死ぬんだよ」(富竹ジロウ)
6月20日(月)
「雛見沢で起こった一連の事件は、村ぐるみで引き起こされている可能性があるのです」(大石蔵人)
6月21日(火)
いつか、きっと俺は後悔しそうな気がする。……知らなければよかったと、きっと後悔するんだ……。その後悔は、思えばもう、始まっている。(圭一)
「圭一くんに内緒や隠し事があるように、……レナたちにだってあるんだよ?」(レナ)
このまま知らずに過ごすことと、後悔するかもしれない答えを求めて深入りを続けるのと。……果たしてどちらが俺にとって幸せなのだろう。
……引き返すなら今なのか。それとも、それすらももう手遅れなのか。(圭一)
鬼隠し編(下)
6月22日(水)
……当然か。だってオヤシロさまは守り神なんだからな。……ここ、雛見沢の。雛見沢にいる限り、逃れられはしないのだ……。(圭一)
「これは……この道、三十年の勘です。……前原さん。危ないのはあなたなんですよ」(大石)
墓穴だ。こいつらには何も言ってはいけない……、こいつらは俺が言う前から答えを知っていて、俺が素直にそれを白状するかを測っているだけなのだ……。(圭一)
「ま、何を隠れてやろうとも、おじさんには全てお見通しってこと。……それだけを忘れないでくれればいいかなぁ」(魅音)
一体、どこで禁忌に触れてしまったのか!?
様々な負の感情はまるで渦巻く底無し沼のように、俺を安らかでない眠りへと引きずりこんで行った……。(圭一)
6月23日(木)
誰が敵で、誰が味方か。……それを知るだけで、自分が何をするのが最善かようやく見えてくる。(圭一)
誰にも頼ることのできない、俺だけの、たったひとりの戦いが始まる。俺は殺されない。……こんなわけもわからない内には……絶対に。(圭一)
6月24日(金)
……もう何が何だかわからないよ……。(圭一)
やさしく微笑む仲間たちに魔性が潜んでいることは俺はよく知っているじゃないか!(圭一)
6月24日(金)夕方
……俺が今おかれている状況は依然不透明だ。(圭一)
……起こったことだけが真実なんだ。……それ以上のことを考えるのはやめるんだ……。(圭一)
6月25日(土)
今日が最後の一日になるかどうかは……他でもない、俺自身が決めることになるだろう……。(圭一)
思えば、転校してきてからのこのひと月間が楽しすぎた。それだけのこと。もともと、学校っていうのはこういうところだったじゃないか。(圭一)
「……圭一くんは勘違いしてるよ」
「……ニンゲンの犯人なんかいない。……全てはオヤシロさまが決めることだもの」(レナ)
「……大丈夫だよ。レナが助けてあげるから」(レナ)
考えるな圭一。……このままでは振り切れないことをまず認識しろ。逃げ切れないことが確定したなら……あとは俺が決断するだけでいい……。(圭一)
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。(圭一)
本物も偽者もあるわけがない。……結果だけが真実なのだ。(圭一)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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