「虹の岬の喫茶店(森沢明夫)」の名言・台詞をまとめていきます。
虹の岬の喫茶店
第一章
私は、ただ、生きていた。自動的に。これから先もずっと、私はこの心臓によって、意志とは無関係に生かされていくのだろう。(大沢克彦)
「あの虹に、さわってみたいなあ」
「じゃあ、追いかけて捕まえようよ」(大沢希美)
きっと、この世のモノはみな、見方や捉え方ひとつで、そのモノの存在意義まで簡単に変わってしまうのだ。(克彦)
「ハッピーのどきどき、あるよ」
「希美のどきどきがパパにも伝わって、一緒にハッピーになれたよ」(希美)
「人間って、生きているうちに色々と大切なものを失うけど、でも、一方では『アメイジング・グレイス(驚くほどの恩恵)』を授かっているのよね」
「そのことにさえ気づけたら、あとは何とかなるものよ」(柏木悦子)
第二章
ピンチは、ピンチを連れてくる。(今泉健)
「この店はね、常連さんたちが面白がって、寄ってたかって改築していくの。だから最初に造ったときの面影はもうほとんどないのよ」
「そうね。みんなのおかげで、生きてるのかも……」(悦子)
逃げ道を探すような毎日は、もういいかな。(今泉)
「ひとつだけ、俺にも分かってることはあるよ」
「迷ったときはよ、ロッケンロールな道を行くとおもしれえぞ」(高田浩司)
「お前は本当に持ってねえのかも知れねえけどよ、夢って、人によっては、持ってるだけで意味があったりもするんだぜ」(浩司)
「俺の経験では、夢を追いかけない人生を選ぶのにも、充分に勇気がいると思ったけどな」(浩司)
「人生はね、あなたが思っているよりもずーっと短いわよ。一緒にいられる時間は一分一秒、無駄にしないこと」(悦子)
ピンチは……最後にチャンスを連れてくる。(今泉)
第三章
「わたしね、大好きな言葉があるの。間違いを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない」(悦子)
「生きるって、祈ることなのよ」
「人はね、いつかこうなりたいっていうイメージを持って、それを心のなかで祈っているときは生きていけるの。どんなことがあってもね」(悦子)
「いろいろあって、自分の未来に夢も希望もないんだったら、他人の未来を祈ればいいじゃない」(悦子)
第四章
「今夜から、死ぬまでずっと──」
「わたしは月を見上げるだけで、とても幸せな気持ちになれることを約束されたのよね」(悦子)
第五章
「過去を懐かしむことが出来るってことは、あなたたち二人はきっと、いまの自分自身をちゃんと大事に思えてるってことだと思うわ」(悦子)
第六章
あの絵は、わたしの人生の鎖であり、救いでもあるのだ。(悦子)
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